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W杯アジア最終予選 対バーレーン戦

2008年09月08日 | 日本代表


 バーレーン 2-3(0-2) 日本

 ウルグアイ戦での完敗劇だけでなく、監督が大黒に雷とか大学生相手の練習試合で敗戦とか、ツッコミどころ満載の日本代表。それにしてもこれまで苦戦してきたとはいえ、相手はアメリカでもナイジェリアでもオランダでもはたまたウルグアイでもなく(あくまで格下の)バーレーンなのに、何故にこれほどまで悲壮感が漂ってしまうのか。

 前半にFKとPKで2得点。後半には相手が10人になったうえに追加点まで入るという、アウェイの戦いでこれ以上無い理想的な展開も、試合が終わってみればやっぱり1点差の勝利だったという事実。3-0でリードしながら後半40分を過ぎても敵陣でのボールキープはおろか最悪シュートで終わることもせず、単にロングボールを蹴っては1人少ない相手の逆襲を受けるというとてもフル代表の試合とは思えない内容に早朝から暗澹たる気分になってしまったのは私だけではないだろう。

 先に挙げた悲壮感も含め、予選を前にした会見で岡田監督が“W杯で勝つため”ではなく“W杯に出るため”と言わざるを得ないチーム状況が唯一確認できた試合だった。


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