トップチームに続き、名古屋ユースの今シーズンも終わってしまった。長居第2陸上競技場で14:00から行われたサハラカップ2006の準決勝は、名古屋は0-3でFC東京に敗れ、残念ながら決勝進出はならなかった。
序盤から相手に押し込まれた中で早い時間帯での失点はまだよかったのだが、反撃に出ようとしたところでの2失点目が痛かった。スコアが示すとおり、全体を通じて名古屋らしい攻めを封じられ、FC東京ペースで進んだ試合だったようだ。
高円宮杯にしても今大会にしても、あと一歩のところで勝ちきれないのはトップチームと同様、名古屋らしいといえば名古屋らしい。それでも今シーズンのユースの大健闘は、来季以降に希望と可能性を感じさせてくれる。3年生にとってはこの試合が最後になってしまったが、残された選手にはこの敗戦を糧にしての成長を期待したい。
決勝戦は広島とFC東京の顔合わせとなり、24日(日)13:00に神戸神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われる。