得点力不足解消が急務とされる一方で債務超過を抱えるクラブ事情も心配されるなか、多くのファミリーが待ち焦がれていたであろう新外国人FWの加入がようやく発表となりました。
経営難により5月に突如解散した中国2部リーグの重慶両江から完全移籍で獲得したレオナルドは現在29歳。母国ブラジルや中東、アジアの各クラブを渡り歩いてきた経歴に華々しさはないものの、アップされた動画を見ると体格をいかしてのポストプレーやボールキープはもちろん足元の技術も有り、前線だけでなく時に中盤に戻ってまで守備をするなど、少なくとも指揮官が求める献身性は備わっている印象で、当の本人も会見でそれが自身の持ち味とコメントしております。
聞けば既にチームにも合流しトレーニングも始めているとのこと。名古屋には同郷で日本での滞在歴が長いレオ・シルバやマテウスがいることもあってピッチ内外であまり困ることはないのかもしれません。彼になによりまず求められるのは”夏の気候”に慣れていただくことでしょうか。背番号29を背負う”ナウド”が得点力不足にあえぐ名古屋の救世主となってくれるのか・・・最短で出場可能となる川崎戦でのデビューを期待して楽しみに待ちたいと思います。