赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
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2020シーズン新体制発表・・・

2020年01月14日 | 名古屋グランパス

 昨シーズン終盤に就任し辛くもJ1残留を成し遂げたマッシモ・フィッカデンティ監督を続投させて2020シーズンに臨む名古屋の新体制が発表、昨年の豊田市での開催から今年は再び名古屋市内に場所を変えて13日に発表会も行われております。

 チームスローガンはラグビー人気にあやかったのか?「All for NAGOYA ~進化~」に決定。「これまではそうじゃなかったの?」というツッコミを入れたくなる一方で、ネガティブでひねくれ者ゆえAll for NAGOYAとは縁遠い私には耳の痛い言葉でございます。

 戦力面では心配されていた主力級選手の流出は最小限にとどまり、期限付き移籍で離れていたマテウス、相馬、金井、秋山が復帰、外国人選手も契約交渉中のネット以外は残留が決定したことでまずは一安心。和泉の退団については当然のことながら抜けた穴は大きいし残念ではありますが、彼が過ごした4年間は降格と残留争いで明け暮れた苦難の日々だったたわけで、選手なら誰もが望むタイトルとキャリアアップのための選択肢の一つだったと受け止めています。

 この陣容に加えて新たに広島からMF稲垣祥、川崎からMF阿部浩之、湘南からFW山崎凌吾を完全移籍で獲得し、ユースからはGK三井大輝とMF石田凌太郎が昇格、九州国際大学付属高校のDF吉田晃が入団しております。尚、考起と深堀、榎本はレベルアップと出場機会を求めて期限付き移籍を選択、櫛引と新井が完全移籍でチームを去ることとなりました。指揮官はさらなる補強も希望しているようで、ネットの去就も含めて今後のクラブの動きに注目したいです。

 気になる背番号については武田が21、丸山が3、中谷が4に変更、新加入選手では稲垣が15、阿部が11、山崎が17、三井が22、石田が24を背負うことに。以上、「上を目指しタイトルを勝ち取る」かどうかはともかくとして、少なくとも「J2降格が許されない駒」だけは揃ったのではないでしょうか。

 中スポの年始インタビューで指揮官は理想のサッカースタイルとしてリバプールの名前をあげておりますが、彼が指揮を執った昨シーズン8試合では割り切った戦いをしたことでその片鱗すらうかがえず、今回は確実に一からのチーム作りとなるだけに、その体現にはかなりの時間と苦労を要すると思われます。ただ、ファミリーの中に続投に否定的な意見が多いことを考えると、結果が伴わない状況が少しでも続くようなら早い時点で厳しい声も出てくるのかもしれません。個人的には昨年と同じくボトムハーフ回避がチーム目標、選手では1年のブランクを経て完全復活を目指す青木に期待したいと思います。


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