赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

2018 J1リーグ第34節 名古屋2-2湘南

2018年12月02日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数19,840人・・・
 
 まず最初に、開幕前に心配していたとおり2年前と同じ場所、同じチーム相手に残留をかけて最終節を迎える状況になってしまったこと自体が残念でなりません。つたない戦力で臨んで低迷した前半戦を受けて行った積極的な補強がハマってV字回復を遂げるも、連勝が止まった9月以降は一転しこの試合を含めて結局ホームでは勝利無し。試合内容も前半戦のチームに戻ってしまったかのように低調で、勝ち点を積み上げられなかったツケが最後に回ってくることとなりました。

 この日の試合内容もまた褒められたものではなく、せっかく試合へいい入り方をしておきながらお約束のようにあっさりと先制、追加点を献上。チーム完成度の違いを見せつけられつつ相手の思惑通りに進む展開に、後ろ向きな私の心は早くも一週間後の試合へと飛んでしまった次第です。結果として2年前との違いを見せたとはいっても幸運なPK2本で同点に追いつくのが精一杯で、目標としていた自力での残留はかないませんでした。

 もちろん、私としてもこの結果が嬉しくないわけではございません。試合終了後に他会場の試合結果が確認できないなかで客席のあちこちから徐々に歓声が広がっていく様はドラマチックだったと思うし、私のように前半であきらめていたら残留はかなわなかったわけで、その点で最後まで前を向いて戦った全選手達が喜びを分かち合う姿には感動もしました。ただ、その一方でふと気がつけばこの成績で満足しなければいけない現実に空しさを覚えたのもまた事実です。

 かようにして終えたJ1復帰元年の名古屋の最終成績は12勝5分17敗勝ち点41。思うに、J1リーグが覚悟していた以上に厳しい舞台だったことを差し引いても、昨年からチームのレベルが上がっているかどうかは正直あやしいところでございます。風間監督続投に全く異論はありませんが、現状の名古屋を考えれば的確かつ有効な戦力補強は必須事項だし、なによりもまず選手達に大幅なレベルアップが見られない限り来シーズンも100%に近い確率で苦しむことになるでしょう。

 当然のことながらこの試合が終わったのと同時に2019シーズンはスタートしています。既に一部報道で名前の挙がっている選手や契約満了を迎える選手はもちろん、シャビエルや宮原らの去就を含めて、オフシーズンに入った名古屋の今後の動向を見守りたいと思います・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする