永井や貴章、小川ら主力陣が出場を回避した水曜日のカップ戦では次代を担うであろう若手選手達のプレーにささやかな可能性と多くの課題を感じたこと以外にこれといった収穫はなく、引き続き厳しいチーム状況のなかで1stステージ残り3試合に臨むこととなった名古屋。
対戦相手の新潟は現在4連敗中で最下位に沈むリーグ戦とは対照的に、敵地での試合となった水曜日のカップ戦では主力5人を入れ替えて臨み見事決勝トーナメント進出を決めております。その勢いもあって明日は新潟にとって7連戦最後の試合となるも疲労の蓄積はあまり期待できず、むしろ連敗ストップに向けてチームのモチベーションは高まっているのではないでしょうか。
一方の名古屋は不振が続く攻撃の打開策として西野監督は4バックの採用も示唆しているようですが、移動を含む中3日のトレーニングで成果が見込めないことはこれまでの名古屋を見ていれば一目瞭然。へたをすればチームに混乱を招く恐れもあるだけに期待よりも不安がつのるばかりです。その他にも相性の悪い敵地、闘将の不在、ボランチの力量不足など多くの問題を抱える名古屋・・・正念場の試合を前にして全く前向きになれないこのチーム状況が本当に残念です・・・。