当日の入場者数16,261人・・・
前節、DF陣と前線の選手がフィットし好感触を得たことを受け、西野監督は遂に3バックを棚上げしてこの日はスタートから4バックを採用。実力で上回るチーム相手にどれ程通用するのか期待されましたが、目の前で繰り広げられたのは中断前と全く変わり映えしない閉塞感漂うサッカーでした・・・。
特にゴール前でのお粗末な対応から先制を許した前半は攻守に意図も形も見えず、まるでトップチームとセカンドチームの練習試合を観ているかのよう。チーム力を見透かしたかように得点チャンスを演出しまくる横浜相手によくぞ1点で抑えたと思います。
後半の半ばになって主導権を握れるようになったのも、ひとえに相手の運動量が落ちたことによるところ(←監督の狙いでもあったようですが)が大きく、ようするに今の名古屋に結果が出るか否かは全て対戦相手の出来次第。降格圏入りから救った永井の同点ゴールにしても例によってセットプレーからのものでした。
前半戦を終えシーズンは折り返しに入るというのにチームは拠り所となる戦い方を未だ提示できず、選手達も手応えを何ら得ることもなく、我々グラサポには将来性の片りんも感じさせてくれない名古屋。手探りかつ先の見えない試合はまだしばらく続きそうです・・・。