木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「インビクタス/負けざる者たち」

2010年02月13日 | 映画
8日 「インビクタス/負けざる者たち」を観てきました

ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッド監督が映画化した感動のドラマ
反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く



大統領になったマンデラは30年の拘留を超えて赦す心を押し出し
 <赦す心>が変わるための一歩と尽力する

そのネルソン・マンデラの人間性 行動力 気持ちに感動させられます

何回か出てくるマンデラの言葉
「わが魂は われが指揮者」
すごい人! 染みました

モーガンフリーマン扮するマンデラ大統領も
 主将フランソワを演じるマット・デイモンも良かった

恥ずかしながらこの映画を観るまで
 歴史的なこの事実を知りませんでした

なんせ観るまで<ワールドカップ>と聞き勝手にサッカーと思い込んでいたほどですし…^_^;

実際はラグビーでして…

惨敗するであろうの予測のラグビーチームが
 大統領の思いがきっかけで変わっていく…


子供達にラグビーを教えるシーンには感動!
 しぶしぶながら教え始めた選手達の 教えた後の感動は大きなものだったでしょう

ラグビーワールドカップの決勝戦には

「よし!」とか「やった!」とか

さながら実戦を観ている様に手に汗握り 

その結果
 大統領警護の黒人と白人警官が抱き合うシーン
  黒人の少年と白人の警官が勝利を喜び合うシーン

スポーツの力は凄い!
 
肌の色や人類 思想を超え 思いがひとつになり…
 熱い気持ちになりました


エンドロールでは実際のチームやマンデラ大統領の写真が映し出され
 感動が新たになりました

そのバックに流れるジュピター
「勝っても負けても引き分けても…世界が大きなひとつになれば…」の意味の歌詞

しみじみ聴き入りました
 
<赦す心>が変わるための一歩

ネルソン・マンデラが初めて映画化を許したという
 真実の物語といわれる「マンデラの名もなき看守」も見たくなりましたし
  …この映画の存在を初めて知りました

彼に関する本も読んでみようと思います