木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

映画「私の中のあなた」&「引き出しの中のラブレター」

2009年10月23日 | 映画
映画を観てきました

10月13日

『私の中のあなた』



白血病の姉のドナーとなるべく遺伝子操作で生まれてきた11歳の少女アナが、両親を訴えた
 その行く末は… 

シャボン玉がとんで バックには<タイニーバブルス>の曲が流れ
 その後も全般に軽快なBGMが流れ…それがとても良いんです 

ストーリー展開も重くは無く 

…心の中に重い物は持っていても だからこそ
  人生ってそんなに暗くなるもんでもないのよね
 だってそれが日常だもの

そういう描写に共感できました

母親は長女ケイトを救う為 治療の為には自分の仕事を休業してもいとわない
 生きていてほしいといろいろ思案

父親はケイトが何を欲しているかを一番に考えやってあげようとする それも愛情

アナが起こした行動も…

 誰もがみな一緒 思いは愛情から発していること


ケイトと彼の会話
「ガンになったから君と出逢えた」
  にはグッときちゃった 

彼女の心を癒し 豊かにしてくれた彼の存在
 出逢ってよかったね

私も乳ガンになったから知り合えた人達の事を思い浮かべ
 <ありがとう>の思いを新たにしたのでした

私がもしケイトの立場だったらやっぱり同じ? 多分 そうしたいと思う
 

10月20日

『引き出しの中のラブレター』

あらすじ
 ラジオパーソナリティーの久保田真生(常盤貴子)は、4年前に父親と仕事のことでけんかしたあげくに絶縁し、仲直りをしないまま父親が他界してしまう。ある日、北海道の高校生・直樹(林遣都)から、一通の手書きの手紙が番組に届くが、笑わない祖父を笑わせたいという相談内容に、真生は思わず自分の父親の姿を重ね合わせる(シネマトゥデイ)



フットボールアワーの岩尾君扮するタクシー運転手をはじめ
  …このタクシー運転手が素朴で温かく良いんです 
様々な人々の人生を織り交ぜながら想いを伝えることの大切さを描いています

真生が手紙を読むシーンは
 父親の温かさが伝わってきて 涙 涙

常盤貴子さんの柔らかな声 リスナーになって聴いてみたいものです
 ラジオから流れてきたら良いだろうな
  それだけで癒されそう 

<人って良いな>って思え
 人の心のひだにささやきかける様な
ジワッと胸が熱くなり
 感動し 優しい気持ちになれる映画でした 

流れていた曲「煙が目にしみる」にもしみじみ…

曲の持つ力って大きいですね

言わなくっちゃ伝わらない 引き出しの中にしまって置いたのでは伝わらない想い
 誰かに伝えてみませんか?