木漏れ日

日差しがキラキラと躍ってる…

浜名湖立体花博「浜名湖モザイカルチャー世界博2009」

2009年10月15日 | おでかけ
モザイカルチャーとは
いくつもの花や緑を組み合わせ、その色合いや特性を生かしながら
 モザイク状・幾何学状に配置し、形を作りあげた作品のこと

「トピアリー」が植物を立体的に刈り込むのに対して
「モザイカルチャー」は、デザインに会わせワイヤーフレームとメッシュで骨格を作り そこに土を詰め込み、植物を植え込み作り上げます

庭園芸術の一環としてヨーロッパではじまり
 ルネサンスを契機とした庭園空間の三次元的表現の発達に伴って 
フランスやイギリスでカーペット模様をあしらった花壇づくりとして定着
 19世紀にフランスのリヨンで正式に認知され

その後20世紀後半にカナダのケベック州を中心に公園などの広大な芝生の景観に色彩豊かな草木を立体的にアレンジし魅力を添える技法として発展
さらに世紀末に金属フレームで作った原型の像の表層に根の着いた草木植え込み花や葉の色彩美を生かした大型の像で
 公園や広場などの都市景観を演出する装景技法として定着したそうです

この様な大型の像を導入した庭園や公園の景観が多くの人の共感を呼び
新しい文化の創造と世界平和を基本理念とする国際モザイカルチャー運動として
1998年にモントリオール市で国際モザイカルチャー委員会が設立され
3年に一度の世界博覧会が開催されているのだそうです

浜松大会は第4回目で日本で初めて開催されるものです

日本で初めて開催され それも地元開催ということで
 こんな機会滅多に無いから行かなくっちゃと前売り券を購入し
浜松モザイカルチャー博2009「浜名湖立体花博」を楽しみにしていました

金土日 祝日夜はライトアップされているということで
 10日の土曜日 午後から出かけ 夕方からの景観も楽しんできました



イメージキャラクターのモザイカルチャーの妖精 モザイ君が迎えてくれます

会場入り口前では浜松福市長(副ではなく福ですよ)
ウナギイヌがお出迎え 愛嬌を振りまいてくれています


順路どおりに進めていくと一周できます
 作品の前ではボランティアの方たちがシャッターを押してくれてます



噴水は日を浴びて虹が見えて 大喜び
 噴水のきわを通り抜け 東方面桜の季節に夜桜を楽しめる庭園方面に
モントリオール市の作品
 「木を植えた男」の帽子の部分を刈り込み作業をしています
自然に植え込んであるものだから時々刈り込まなくっては形が崩れちゃうんでしょうね

いろいろな国から 都市から参加
 作品も多種多様 楽しませてくれてます
お国柄が表現されたものや風景や
動物達
 ふくろう カクレクマノミ キリン トラ 亀 怪獣も…
 
日本庭園は5時以降は閉鎖されると放送が入り 急いで見て周り
 赤富士を過ぎる頃にはそろそろ夕暮れ時 だんだんシルエットになってきて



こんな夕景はしみじみ いいもんです
 
秋晴れの澄んだ空気のなか あちこち歩き
 花を愛で 作品を楽しみ 心地良い時間 
  今度は主人を誘って来なくっちゃ