12月30日(日)のつぶやき

@rinakko 13:02
清荒神の串揚げやにゃう。本日の8種盛り。

@rinakko 13:09
サングリアの白で。
 ご馳走さまでした♪
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12月29日(土)のつぶやき(中山、「小判寿司」)

 (後日追記)この日のお昼ご飯は、近場の「小判寿司」にて。カウンター席で舌鼓を。

@rinakko 12:41
中山の小判寿司にゃう。“鰻山椒煮”。


 “あん肝 生姜煮”。


 刺し身3種。平目とさよりと赤身。


 先ずはお勧めの、のどぐろ。美味…。


 大好きな、白子。


 煮牡蠣。いやはやもう…。


 更に雲丹を握ってもらったり、のどぐろの肝をいただいてから、2人とも細巻きで〆。おおお美味しかったことよ…。

 ご馳走さまでした♪
 

@rinakko 21:41
でも小説って、そういうことだけじゃないと思う…。
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マリオ・バルガス=リョサ、『ドン・リゴベルトの手帖』

 『ドン・リゴベルトの手帖』の感想を少しばかり。

 “「ママがいないからさみしいよ」 聞き覚えのある声が歌うように言った。” 7頁

 ふふふ、こちらも素晴らしく面白かった。幻想も官能もますます磨きがかかっており、えも言われぬ酩酊感を存分に堪能した。エロスと想像の翼のめくるめく閃き…!
 とりわけこの作品では、ドン・リゴベルトの活躍(?)が愛おしい。類まれな偏愛症といい、儀式と空想の世界といい、ルクレシアを恋う狂おしさといい、そのダンボの耳だって…。堕天使フォンチートのエゴン・シーレへの傾倒ぶりと、エゴン・シーレの人となりや絵画をめぐる考証にも、ぐっと引き込まれた。そして麗しのドニャ・ルクレシアは、艶やかな七変化を見せつける(妄想から妄想へ…)。
 既にあることが起きてしまった後の話でありながら、最後の最後まで息を吐かせない展開なのには、ほとほと舌を巻いた。

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パヴェル・ブリッチ、『夜な夜な天使は舞い降りる』

 表紙の色は、赤ワインかしら…。『夜な夜な天使は舞い降りる 』の感想を少しばかり。

 “人間を見守ってくれている守護天使をなかなか目にすることはできないのはとても残念なことだ。” 11頁

 チェコに惹かれて手にとった一冊。プラハのとあるバロック様式の教会にて、夜な夜な集まっては、ミサ用ワインの在庫のボトルを開ける守護天使たち。彼らのお喋りの内容は、各々が見守る人々のこと…という設定自体は微笑ましいものの、いささかの物足りなさは否めなかった。ちょっと重たい本の後だったので、それはよかったかも知れない。目には見えないはずの天使と、守られているあるじとの不思議な結び付き…。
 そんな中で好きだったのは、「あるじを裏切った天使」、「シャム双生児の物語」、「幸運の子ども」、「天使の味」。訳者あとがきを読んで、他の作品を読んでみたいと思った。
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12月24日(月)のつぶやき(石橋にて、「芳月」)

@rinakko 11:51
雪が舞っていたのは短い間だったよ。


 (後日追記)この日のお昼ご飯は、石橋の「芳月」にて。
@rinakko 12:25
今日は石橋の商店街。昭和の雰囲気ばっちりなお好み焼きや♪


@rinakko 12:48
寒くてぶるぶる震えていても生ビールのジョッキって、何の呪縛か。鉄板で暖を取っている…。
@rinakko 13:24
玉子でテンションの上がる夫婦(梅酒のお湯割にした…)。

 焼そばのミックス。

 ねぎ焼。ふわとろ~。

 ご馳走さまでした♪


@rinakko 19:58
買ってきた蛸のから揚げ等が、今夜の肴ですが。うちは、お昼にいただいたお好み焼きがケーキですが…(粉繋がり)。
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12月23日(日)のつぶやき(蕎麦日和♪ 「そば処 卓」 その5)

 (後日追記)この日のお昼ご飯は、4年近くぶりの「そば処 卓」にて。

@rinakko 11:40
元町の蕎麦やにゃう。


 2人のお気に入り、天ぷら盛り合わせ。

@rinakko 11:56
そばずし。
 逸品。

 かきそば♪

 ご馳走さまでした~。
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12月22日(土)のつぶやき(福島の割烹、「はなぶさ」)

 
@rinakko 16:32
今夜は夫と忘年会。大阪は福島で呑んでくる~。ぎゅるる~ん♪

 福島の「はなぶさ」にて。
@rinakko 18:13
蛸やわらか煮。旨いんだな、これが。

@rinakko 18:16
ぶり造り。とろける(やり直し)。


@rinakko 18:26
@march_hare_bro ww バーンズぶりは、そちらでどうぞww もう手元にあるのでは?

@rinakko 18:57
へしこが久し振り…。


 ぎんなん。


@rinakko 19:11
下仁田ねぎ焼き。


 〆は、鶏そぼろ入りの出汁巻き。いささか多かったけれど、これが美味。

 ご馳走さまでした♪
 


@rinakko 20:07
大阪弁を浴びてるにゃう。
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ジュリアン・バーンズ、『終わりの感覚』

 『終わりの感覚』の感想を少しばかり。

 “人生が長引くにつれ、私が語る「人生」に難癖をつける人は周囲に減り、「人生」が実は人生でなく、単に人生についての私の物語にすぎないことが忘れられていく。” 117頁
 
 とても素晴らしかった。記憶と時間とは、どうにもならないことにおいて最たるもの。記憶を歪めるのは果たして罪なのか、本当のことを知らぬままにしておくことは…? と、途中でしばし立ち尽くした。そして、命ある限りは何処までもつきまとう痛みについて、その痛みと供に歩み続けるしかない人生について、静かに思いをめぐらせる。左程長い物語ではないけれど、無音の場所に身を沈めていくような読み応えがあった。
 最後の最後に明るみにされた真相の重みに対峙しつつ、あらためてタイトルの意味を考えていると、遣る瀬無い悲哀が胸に迫る。けれど、読んでよかった…と心から思った。
 
 生き残りへの自衛本能が備わっていると自負し、注意深く生きてきた“私”アントニー・ウェブスター。この物語は、主人公トニーの学校時代の回想から始まる。高校で得た3人の友人のこと、とりわけ、頭がよくて優秀な、どの教師からも特別扱いされた親友エイドリアンのこと、高校を卒業した後、初めての恋人が出来たいきさつ…。人生の(そして、時間そのものの)スピードアップは、本人が知らぬ間に始まっていた。いくつかのアドバンテージをもらい、いくつかのダメージをくらいながら…。
 不本意な別れも、模範的な死も、トニーに備わった“ある種の自衛本能”によって、心と歴史から締め出され、埋没していった。それが正しかったのか間違いだったのかは、誰にも決められない。でもそれはまた、なんと苦しいことだろう…。
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12月21日(金)のつぶやき

@rinakko 07:11
おはよございまず。珈琲を切らしてマテ茶にゃう。南米やね。

@rinakko 07:16
@shiki_soleil 四季さん、朝からツーリングエクスプレスの話ですか。濃ゆいです(笑)。私が読んでいるのもその辺りまでなのかしら。シャルルとディーンがまだ…(もにょっ)。全28巻も凄いなぁ。懐かしいです^^
@rinakko 07:19
ツーリングエクスプレスは、シャルル君が落ちそうで落っこちない危うい感じがよかったじゃんね(て、途中までしか読んでないけれど)。
 @rinakko 08:17
@shiki_soleil ぎくっ。いやー、その後をちらっと立ち読みして、吃驚したことがあったのです。シャルルがすっかり妖艶になっていて、ディーンと別れるとか別れないとか言っているので、そっちにいったかと(笑)。あの叔父さんとはどうなったのでしょうね…。うーむ、懐かしい。

@rinakko 11:45
【十蘭ビブリオマーヌ (河出文庫)/久生 十蘭】を読んだ本に追加

 満喫した。とりわけ好きだったのは、「レカミエー夫人」と「妖婦アリス芸談」、歴史ものでは「凋落の皇女の覚書」。「あめりか物語」は、苦い読後感が疼く。からりとして粋な話、それでいてふるっている話の方が、どちらかと言えば私は印象に残り易いようだ。

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金井美恵子さん、『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』

 今月の課題本。金井さんの小説を読むのは、「兎」の再読を除けば15年ぶりだった。表紙と扉絵のフォト・コラージュが、大好きだ。

 『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』の感想を少しばかり。
 
 “それとも、いつかこの今の瞬間、今こうして見ている月と、この道と、風と、こうして今わたしの感じているすべての感覚を思い出すことがあるだろうか。” 232頁

 とても素晴らしかった。不意に始まる誰かの回想。冒頭からしばらくは、語り手の性別も判然としない。
 過ぎし日々の記憶が寄り集まり、褪色して久しいモザイク模様を成す。次々に差し出される断片を、上手く継ぎ合わせるのは容易ではないが、敢えてそれを読む楽しさが全篇に行き渡っている。滔々ととめどなく溢れ続け、思いがけない繋がりを見せては押し広げられていく、独特な語りに引き込まれた。その、うねりながら巻き付いてくる言葉の連なりの、はっとするほどの美しさ。繰り返し呼び覚まされる鮮やかなイメージにも、思わず溜め息がこぼれた。何処へ流れ着くとも知れず運ばれていく感覚が、忘れがたい。
 とりわけ、何度も出てくる、“まゆみの生垣”をめぐらし曲がりくねった狭い道の描写は、まるで迷路に足を踏み入れるような心地にいざなわれ、語り口そのものの印象とすこぶる似通っていると思う。

 始めに魅了されたのは、子どもの頃の語り手の目に映る、母親や伯母と供に過ごす洋裁室の様子だった。注文を受けたドレスが、伯母の手で仕立てられていく過程。“共布のクルミボタン”や“ピンタック”、“ギャザーとドレープ”、“ミモザ柄のローン”…という響きに、うっとりした。まだ洋服は仕立てるのが当たり前だった時代の、特別に華やいだ気分が伝わってきて、わくわくしたのだ。
 が、そんなところへ、前住人の因縁話やら古い映画のエピソードやらが差し挟まれるので、いきおい話の進み具合はぐねぐねしたものとなり、いつも何処か螺旋の途中に掴まりながら読んでいるような按配だった。主筋を見失いそうな心許なさが先ずあったけれど、だんだんそれが気にならなくなる。そういう読み方じゃなくて、意識を沿わせていけばいいのだ…と、途中からは思った。

 後半、語り手自身の不倫の恋の件も興味深い。何度も出てくる父親の相手といい、ファム・ファタルに入れ込んでしまう父子なのだろうか…。女たちの方が逞しい。
 古い映画について私は疎くて、知らない事柄も色々と出てきた。その都度想像をかきたてられたし、かの時代の女性たちの軽やかな上昇志向や憧れがうかがえて、それも楽しかった。
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