8月30日(土)のつぶやき

@rinakko 05:32
【八面体 (フィクションのエル・ドラード)/フリオ コルタサル】を読んだ本に追加

 とりわけ好きだったのは、「手掛かりを辿ると」と「ポケットに残された手記」。

 

@rinakko 13:09
お昼ごはん。玉五郎にて。

 ご馳走さまでした♪
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8月29日(金)のつぶやき(読んだ本、『エウロペアナ』)

@rinakko 07:58
【エウロペアナ: 二〇世紀史概説 (エクス・リブリス)/パトリク オウジェドニーク】を読んだ本に追加

 すこぶる面白い。まずは、事実として裏付けのある話ばかりではないところ、伝聞された話を盛った上で、“20世紀はこのように想い出される”という表現になっているところに意表をつかれた。ふっと笑ってから虚無感に襲われる箇所などもあるし、一体どういう視点から捉えたらこんなに渇いた記述になるのか…と、しばしば不思議になったほど。奇妙な並列も読む分には面白いけれど、重みの違い過ぎるものを並べて差し出されて一瞬躊躇う。それがまた癖になる感覚ではあった。
 であるからして、訳者あとがきの内容から著者のことを知り、なるほどそういうことか…と得心することしきり。他の作品もぜひ読んでみたい。

 

@rinakko 08:49
清盛の時、私も好きだったなぁ。
@rinakko 08:51
えっと、窪田くんの重盛。


@rinakko 11:16
お昼ごはん。神戸 天ペロの黒豆入りわらび餅。きな粉少なめにするとほろ苦よ。

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エリザベス・ボウエン、『パリの家』

 『パリの家』の感想を少しばかり。

 “彼女は心のなかでつぶやいた。これがパリか。” 9頁

 こつりこつりと何かが胸にぶつかって、幾度も立ち止まらされるような文章を読んでいると、ああボウエンだ…と思う。躓いて戸惑ったり、と胸を衝かれたりしながら、ゆっくりとその言葉たちを浸透させていく。広がる水紋の先を見届ける心地にも似ている。
 それからやはり、ボウエンの描く少女が本当に好きだ。特にこの作品では、ぬいぐるみの猿を抱えた灰色の瞳の少女の造形は、秀逸で忘れがたい。階段の途中に座り込む女の子は、思い浮かべるだけで楽しいもの。

 11歳の少女ヘンリエッタは、祖母の元を訪れる旅の中継地のパリで、老婦人とその娘ナオミの暮らす家に一時あずけられることになっていた。そしてそこにはもう一人の子供、実母との対面を待つ少年がいることを、迎えにきたミス・フィッシャーから知らされる。更には、「レオポルドにはなにも質問しないでね」…などと頼まれるのだが。
 上品で程よく気難しげなヘンリエッタの様子を、アリスに準える箇所は印象的だ。生き生きとした少女の魅力がすぐさま想像できてしかも、何かこの先、ヘンリエッタが不思議がる展開が待ち構えていることも予想できる。彼女自身の身に直接関わることではないにしても、不思議の国(フランス)のテーブルマナーに目を疑った(クロワッサンをコーヒーに浸けるなんて!)みたいに、まだまだ驚くべきことが。

 物語は三つの章から成り、二つの“現在”に“過去”が挟まれている。話の要というのは“過去”の中なのだ。それがどう“現在”の子供(レオポルド)と繋がるのかは、少しずつ見えてくる。
 “過去”の結果に未だ苦しみ続ける大人たちと、その庇護を求めるしか術のない子供。それぞれの孤独を抱えた寄る辺ない彼らは、何とか希望を見出したくてその眼を閉じるわけにはいかない。背後へと押し流されていく“現在”を生きるために…。それはなんて残酷で当たり前で、切ないことだろう。
 掻き立てられた気持ちがいつまでも落ち着かない。もの哀しくて格別な余韻だった。いつか大人になったヘンリエッタは、この異国で過ごした奇妙な一日を思い出したりもするのかしら…と。

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8月26日(火)のつぶやき(読んだ本、『死せる者の書』)

@rinakko 08:01
【死せる者の書 (創元推理文庫)/タニス・リー】を読んだ本に追加

 うとりうとり…隅々まで堪能した。どの話もとても好きな中、とりわけお気に入りなのは、「美しき淑女」や「モルカラの部屋」、「硝子の短剣」、「月は仮面」。
 
 

@rinakko 08:19
気圧めめめめ。…おはよございまず。

@rinakko 18:51
結局今日はヘッドスパと整骨院の梯子をして(あたしにはすぺしゃる)、少しは頭痛も軽減したのじゃが。
頭痛首痛に悩まされる夏なんて釈然としない。それ、冬でしょ。
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8月25日(月)のつぶやき

@rinakko 08:14
【宝石の国(3) (アフタヌーンKC)/市川 春子】を読んだ本に追加
宝石の国(3) (アフタヌーンKC)
クリエーター情報なし
講談社

@rinakko 08:37
怪談を読みたくて買ってきたばかりだからタイミングいいなぁ…と思いきや、微妙に違うよう。でも楽しそうだから片しながら観ておる。

@rinakko 08:38
おはよございまず。今朝は「宝石の国 3」をねぶねぶ反芻。
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8月24日(日)のつぶやき

@rinakko 11:37
梅田にく。連れ本は、久しぶしのタニス・リー。 

@rinakko 11:39
ボウエンさまは、先ほどお迎えした。美しくてすりすりしてきた。

@rinakko 12:23
昼ビール部です。夫待ち。




@rinakko 13:00
お昼ごはん。茄子とモッツァレラのトマトソース。こういうのは好きでもめったに頼まない…。




@rinakko 14:34
漫画売り場の分かりにくさよ…。て、お目当てのものはレジ前の新刊コーナーにあったわ。ひさしぶしのフォスフォフィライト♪(フの数合ってる?) めためた楽しみにしてたんよ。 

@rinakko 16:41
フローズン! コーヒー味かと一瞬間違えそうな、黒ビールのしゃりしゃりが美味よ。

 ご馳走さまでした♪
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8月23日(土)のつぶやき

@rinakko 06:22
【殺人は容易だ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ・クリスティー】を読んだ本に追加
殺人は容易だ (クリスティー文庫)
クリエーター情報なし
早川書房
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8月22日(金)のつぶやき(読んだ本、『ケルト妖精学』)

@rinakko 09:43
【ケルト妖精学 (ちくま学芸文庫)/井村 君江】を読んだ本に追加

 興味深い内容でとてもよかった。第一部 ケルト民族と妖精の世界 では、少しずつ知っていたことが繋がっていく楽しさもあり。第二部以降では、「中世ロマンスとバラッドから」や「アーサー王伝説のフェ」「テニソンとラファエル前派」「シェイクスピアの妖精」といった章がとりわけツボだった。
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8月21日(木)のつぶやき

@rinakko 08:39
【中井英夫全集〈6〉ケンタウロスの嘆き (創元ライブラリ)/中井 英夫】を読んだ本に追加
中井英夫全集〈6〉ケンタウロスの嘆き (創元ライブラリ)
クリエーター情報なし
東京創元社
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8月20日(水)のつぶやき

@rinakko 08:27
【コレラの時代の愛/ガブリエル・ガルシア=マルケス】を読んだ本に追加
コレラの時代の愛
クリエーター情報なし
新潮社
 素晴らしい読み応え。

@rinakko 18:57
可愛いツクツクボウシはともかく夕方のうろこ雲は…。秋かよもう秋かよ。

@rinakko 19:12
鈴木祥子 (Shoko Suzuki) - 夏はどこへ行った (Natsu wa Doko e Itta): youtu.be/ISjfTuGTH-Q @YouTubeさんから
帰り道で思い出し。
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