本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
7月30日(水)のつぶやき
本が軽いって素敵だ。重い本を読むときは殆ど卓上に固定の状態だから、姿勢の方に無理が出るんだ。一昨日急に左肩が痛くなって(いつも痛くなるのは右)、整骨院で「何かしたんですか?」と訊かれて「いや何もー」と答えたけれど後で思い当たった。「岸辺なき流れ」を読んでたんす。
ハンス・ヘニー・ヤーン、『岸辺なき流れ』
『岸辺なき流れ』の感想を少しばかり。
“わたしたちだけのものだった罪をいつまでも賛美する。” 481頁(上巻)
素晴らしい読み応えだった。憑かれ、眩暈し、時には受け止め兼ねしばし立ち尽くした。その全てが快感だったのだから世話がない。類を見ない大河を読んだ…という満腹感で、今は倒れそうよ。しだいては渦をなす語りに押し流され、馴染みのない展開を繰り広げる思惟の言葉たちに巻き付かれるばかりで…濃ゆかった。過剰で異様な熱を孕み、どこか腫れぼったい歪みを見せてくる物語だが、その底流にあるのは深くて真摯な思いであり飽くなき問いなのだと、いつとはなく気付いた。そうしたらもう、幾日でも憑かれるしかない。
第一部「木造船」は、全体からみると序章といってよい内容で、第二部「四十九歳になったグスタフ・アニアス・ホルンの手記」との繋がり上も重要な謎を積み込んでいる。まだ若かりし主人公グスタフは、船長の娘である許婚に乞われて密航者となった。それは老匠の建造による見事な全装帆船だが、変わり者の手による仕掛けといい、冷淡で口の重い上乗人や秘密の積み荷といい、端から謎めいた航海なのだった。一人グスタフだけが垣間見た船主の姿も不可解なまま、そして遂にあることが起きてしまう…。
ケバット・ケニヤの挿話「二百年のあいだ墓に埋められていた男」にも見られる生と死、棺、そして復活…の不気味なイメージは、第二部からも執拗に繰り返されていく。
例えば帯にもある、血液交換、吸血鬼、分身、死体保存、天使、妖怪…とは、唱えるだけで陶然としてくる羅列だ。でも、それらがこの物語の中でどう繋がり合い、どう描かれているかという点では、全く思いもよらない(まさに“不意打ち”続きの)驚異の物語だった。おどろおどろしい幻想の…などと期待しているとそれは違うし、結構気持ち悪い。その特異な気持ち悪さにも、魅入られた。
そして今また、主人公の数奇な人生に思いを馳せる。彼が本当に望んだこと…わかりにくい。放埓と悪は、罪は、愛は…とぐるぐる。でも最後に手紙を読んで、そういうことか…と少しわかった気がして泣きそうだった。
7月26日(土)のつぶやき
風呂上がり無花果。
もう生湯葉しか食べたくない。
もとい、生湯葉と心太とわらび餅と桃しか…。
(毎夏言ってる)
ビールでカロリーは摂れてるけれど、夏の体重になっていく…。
7月24日(木)のつぶやき
7月23日(水)のつぶやき
おはよございまず。今日は早めに出かけて梅田で映画観るよ。頭痛はだましだましよ。
読みかけの本がめっちゃ面白いので後ろ髪引かれるけれど、私には持ち運び不可本なので諦めて置いていくわ。連れ本はkindleの中だわ。
これからリアリティのダンス。調子がよければ、午後にウディ・アレンも。
昼ビール我慢の休憩。も1本観るつもりなら呑まない方がいいよね。でも帰りたくなってきた…(こら)。
ぷはっ。
ジゴロ・イン・ニューヨークも観てよかった。音楽がずっと心地よかったよ。パンフレットも可愛いので買ってみた。
@erierif 本当に独特でw でも、南米が舞台で歴史が絡むと来たら、確かに堪りませんね。ふふふ。
7月22日(火)のつぶやき
ジャック・ルーボー「麗しのオルタンス」 #土用丑の日はうのつく本を読もう
ドニ・ディドロ「運命論者ジャックとその主人」 #土用丑の日はうのつく本を読もう
おはよございまず。頭痛はデフォです。とほほ…。
ロッキーが効かないのよな。
7月21日(月)のつぶやき
【シェイクスピア全集 14 (14)コリオレイナス (ちくま文庫)/W. シェイクスピア】を読んだ本に追加
シェイクスピア全集 14 (14)コリオレイナス (ちくま文庫) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
7月20日(日)のつぶやき
お風呂上り。早く昼にならないかな…(ビール呑みたい)。おそよございまず。
連休の中日だが、いつもの店で餃子ビール。大阪の人出が凄いという話で、ままさんが「そういえばなんか最近出来たじゃないですか。魔法の…なんか…」私「ああ、US……(自信がなくて小声)」。いかにも世事に疎い会話だったわ。
とまれ、キンキンに冷えたビール。と餃子。
@rinakko 12:37
冷えっ冷えの3杯め。
豆狸のいなり買って帰る。蒟蒻のいなりも買ってみた。ふむ。
7月19日(土)のつぶやき(売布の「夢吉」)
【スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ クリスティー】を読んだ本に追加
スタイルズ荘の怪事件 (クリスティー文庫) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
宵の酔いへ突入ちう。
カウンターのおばんざいから。
よこわと剣先いか。
生姜焼き~♪
池田の呉春、おいじい。
ご馳走さまでした♪
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