アンナ・カヴァン、『愛の渇き』

 『愛の渇き』の感想を少しばかり。

 “けっして溶けない、けっして壊れない、石よりも硬く、氷よりも冷たいものにしてくれるよう。” 91頁

 とらわれ夢中で読み耽った。胸ぐらを掴まれ、ただもう引きずり込まれ…。とは言え、少女期のガーダの章はあまりに辛く、自分自身が苛まれているような読み心地に、指先が凍え幾度も立ち竦んだ。いじらしい…なんて、そんな言葉も相応しくない。母親から全否定されながら生きなければならない少女の、おぞましい孤独。無自覚な諦めは凍傷になって、やがてその未来をも蝕んでいく。
 きっと私の中にもリジャイナがいたり、ガーダがいたりするだろう。そして幾つになろうと、彼女たちを宥めるのは難しい。物語は終わらせられても、思いは解きほぐせないままだ。と、そんなことを思いつつ、傷口に瘡蓋を作らないでえぐり続けるような作風に、なぜか魅了されてやまない。渇いた場所を浸潤される、昏い快感に包まれた。

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10月30日(水)のつぶやき(堂島にて、「アマ・ルール」)

@rinakko 18:06
夫待ちちう。堂島の「アマ・ルール」。

@rinakko 18:49
兎肉のパテ♪

@rinakko 19:13
スペイン産塩ダラのオムレツ♪

 発泡性の白ワインで。


@rinakko 20:04
天然真鯛とあさりのコスケラ風♪

 めっちゃ美味しかった~。ご馳走さまでした♪
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10月29日(火)のつぶやき

@rinakko 06:48
春山役にびっくらした…。おはよございまず。

@rinakko 08:28
生姜湯→長ネギたんもりスープ→お湯に溶く風邪薬←イマココ!
とりあえずぽかぽか。

@rinakko 17:08
久しぶりに恵文社に行きたひ。なんとなく。
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10月27日(日)のつぶやき(第2ビル、「BA-RU ONE」 その2)

@rinakko 12:50
毎度の昼ビール部です。これからパスタ。


 

@rinakko 13:31
本屋逍遥にゃう。

@rinakko 15:23
冷えっ冷え。
 


@rinakko 17:25
【家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)/沼 正三】を読んだ本に追加
家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎
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10月26日(土)のつぶやき(読んだ本、『未来の回想』)

@rinakko 09:38
【未来の回想/シギズムンド・クルジジャノフスキイ】を読んだ本に追加

 “四歳のマークスのお気に入りは、チックとタックの話だった” 5頁

 時間にとり憑かれた男が、己の生涯の全てをかけた“時間切断機”の制作。戦争も革命も掻い潜り、彼が目指したものとは…。というSFなのだが、実際に読むと度肝を抜かれる。すこぶる面白かった。
 


@rinakko 19:32
久々の夢吉。〆鯖♪


@rinakko 19:34
かきあげ~。


@rinakko 20:13
グラタンなんて、何年ぶりか…。

 ご馳走さまでした♪
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10月25日(金)のつぶやき

@rinakko 06:44
ふふふふ不調。ふふふふふ…。

@rinakko 06:45
おはよございまず。

@rinakko 08:25
朝ごはんは京生麩でしたん。黒蜜で水晶麩。ふふふふふ。

@rinakko 09:45
【消しゴム (光文社古典新訳文庫)/アラン ロブ=グリエ】ふふふ、面白かった! 自分の不調も被ってきて、いささか眩暈感増しだったかも…。解説の内容も興味深く、慌てて“四つ切りトマト”の箇所を読み返したことよ。

@rinakko 17:29
おおおお、みたい! RT @picoban: 絶対みるみる映画メモ追加。『危険なプロット』
@rinakko 17:44
@picoban 予告みて、めろめろしてます。絶対みるみる!
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10月23日(水)のつぶやき

@rinakko 09:38
【売女の人殺し (ボラーニョ・コレクション)/ロベルト ボラーニョ】を読んだ本に追加

 素晴らしい読み応え。


@rinakko 15:49
ムード・インディゴ、DC 版で観てきたよう。

@rinakko 18:55
出かける真際まで連れ本で散々迷った挙句、間違えて読み終えたばかりの本をバッグに入れるという失敗を、今日久々にやらかした(で、往路でしみじみと解説を読んでいた…)。映画の待ち時間に、初めて心斎橋アセンスを利用したわ。ちょっと口惜しいけれど、kindleにしておけばよかった…と思た。

@rinakko 19:11
「ムード・インディゴ」、言うまでもなく、オドレイ・トトゥのクロエは本当に素敵だった。うとり~。そして、金髪じゃないアリーズもよかったよう(←アリーズ贔屓)。ニコラも~。DC版でもっかい観たいわん。

@rinakko 21:42
@kyatzbee あっ、ちょっと直そうかと、私のTLを消してしまいました(汗)。でも、わかっていただけて嬉しいですっ。フタを外して飲むのは如何にも慣れてない感じかしらん…と思って、そのままにしましたけれど、マグにしてもらうことも出来るのですねぇ。なるほど。

@rinakko 21:54
それで今日、たぶん数年ぶりにスタバを利用して、穴あきフタ付きカップに戸惑った。飲みやすいのは一応わかったけれど、あたしゃ穴から飲むのには抵抗があるなああああ、と。口紅のつく範囲が広いのも嬉しくない(いちいち指で消すので)。
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10月22日(火)のつぶやき

@rinakko 07:10
【新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)】を読んだ本に追加
新装版 ムーミンパパの思い出 (講談社文庫)
トーベ・ヤンソン
講談社

@rinakko 09:28
おはよございまず。

@rinakko 09:31
私も昨夜からボラーニョなのじゃが…。この、あまりにも帯ありきの装幀は嬉しくない。
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10月21日(月)のつぶやき(読んだ本、『マンゾーニ家の人々』)

@rinakko 10:07
【マンゾーニ家の人々(上) (白水Uブックス177)/ナタリア ギンズブルグ】を読んだ本に追加
@rinakko 10:09
【マンゾーニ家の人々(下) (白水Uブックス178)/ナタリア ギンズブルグ】を読んだ本に追加
 素晴らしい読み応え。…て言うか、今はもう、一族とどっぷりお付き合いさせていただいた気分。
 イタリアの統一運動を支えた国民的作家、アレッサンドロ・マンゾーニ。二人の妻、その子どもたち。マンゾーニが母親に勧められるがままに迎えた後添いは、可憐で心優しかった先妻とは真逆のタイプだった…。強烈に自己中な後妻テレーサの為に、平穏な一家は一転し、ほとんど離散してしまう。でもマンゾーニ自身は後妻のことが満更でもなく、欠点だらけの彼女を必要としていたのかしらん…なんてことも、様々な書簡から伝わってくる。そんなところも面白い。


@rinakko 21:11
月がみえて、ものがなしい。
@rinakko 21:32
@kyatzbee こぼれただけですよ~(照)。@rinakko 22:0
@kyatzbee “こぼれたお酒に映る月”ですか。まだそこまで思いが及んでませんでした。素敵…!
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10月19日(土)のつぶやき(清荒神、「串カツ酒場」 その3)

@rinakko 08:27
おはよございまず。生姜の絞り汁と薄口醤油を、湯で薄めただけの生姜湯をずずず…。ダイレクトに効く感じですわ。

@rinakko 12:55
昼ビール部です。串揚げの店。


 私には珍しく飲みやすい赤。


@rinakko 13:55
ダチョウフィレ、ししゃも…。衣がふかふかで、大阪とはべつもの。

 ご馳走さまでした♪
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