1月29日(金)のつぶやき(読んだ本、『噂の娘』)

@rinakko 18:15
【噂の娘 (講談社文庫)/金井 美恵子】を読んだ本に追加

 素晴らしい読み応え。『秘密の花園』を繰り返し読んだ頃の古びた記憶が不意に呼び起こされ、ゆさぶられ、一体“いつ”に連れて行かれるのだろう…と幾度も目眩した。主にキッチュな懐かしい昭和ならではの色使い(チュールのリボンにチロリアン・テープ!)が、其処彼処に溢れんばかりに描き込まれ、いつしかそれらは、うねうねととぐろを巻くような文章の効果と相俟って大きなマーブル模様をなしていく。包み込まれて切なく見蕩れた。“女の人がいっぱい出てくる”、商店街の美容院で過ごした少女の時間。
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1月27日(水)のつぶやき

@rinakko 08:30
昨日からうちの本。ようこそようこそ。(吸血鬼に朝の光すまん…)

@rinakko 16:31
【吸血鬼/佐藤 亜紀】を読んだ本に追加
吸血鬼
クリエーター情報なし
講談社



@rinakko 18:49
近所で呑んでる~。


@rinakko 18:51
焼き白子美味。
@rinakko 19:21
カキフリャ。

 ご馳走さまでした♪
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1月26日(火)のつぶやき

@rinakko 19:43
【ローベルト・ヴァルザー作品集 1 タンナー兄弟姉妹/ローベルト・ヴァルザー】を読んだ本に追加
ローベルト・ヴァルザー作品集 1 タンナー兄弟姉妹
クリエーター情報なし
鳥影社・ロゴス企画部
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1月25日(月)のつぶやき

@rinakko 08:43
【エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)/多和田 葉子】を読んだ本に追加
エクソフォニー――母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店
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1月24日(日)のつぶやき

@rinakko 12:49
【マルセル・シュオッブ全集/マルセル・シュオッブ】を読んだ本に追加
マルセル・シュオッブ全集
クリエーター情報なし
国書刊行会
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1月23日(土)のつぶやき

@rinakko 14:05
さっぶい! ぐびび。
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1月22日(金)のつぶやき(読んだ本、『溶ける街 透ける路』 再読)

@rinakko 08:01
朝ごはん。夫が買ってきてくれたチクワッサン(半分)。ネルサイユ宮殿の。

@rinakko 08:04
クロワッサンのカロリーに怖気づくお年頃。

 
 
@rinakko 10:26
【溶ける街 透ける路/多和田 葉子】を読んだ本に追加

 再読。これまたあらためて旅の多さとその移動量に驚嘆しつつ、とてもよかった。多和田さんが訪れる町は様々だけれど、ブックフェアや朗読会、芸術祭、文学フェスティバル(その合間に書店や図書館、古本屋…)…と続くので、どこもかしこも本の町のように思えてきてしまう。
 そんな中で印象的だったのが、ダルムシュタットの「博物館の長い夜」と呼ばれる日。年一度、街中の美術館や博物館(その他文化施設)が夜中に開館していて、展覧会でもコンサートでも通し券で自由に入れる…とか。ヴュンスドルフの不思議なエピソードも好きだなぁ。
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1月21日(木)のつぶやき(読んだ本、『白昼のスカイスクレエパア』)

@rinakko 10:30
【白昼のスカイスクレエパア/北園克衛】を読んだ本に追加

 うとり…これは素敵な本。少しずつねぶねぶ摘みたくても出来なくて、もう一つあともう一つ…と指先が頁を繰ってしまう。吸い寄せられるようだった。白くて眩しくてどこか淡く儚い。真水みたように冷やりと澄む孤独。“僕は夏の白昼の街を好いている。燃えたつような白昼の白いスカイスクレエパアを愛している。”


@rinakko 19:25
クウネルが、クロワッサンて…?(哀)。もう長いこと買ってなかったけれど。
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1月19日(火)のつぶやき(読んだ本、『カタコトのうわごと』 再読)

@rinakko 09:51
【カタコトのうわごと/多和田 葉子】を読んだ本に追加

 再読。日本語での初期エッセイ集、あらためて面白かった。おおっ…と引き込まれて読んだのは、「文楽」的な面から富岡文学の特色をわかりやすく読み解く「舞台のある小説」や、『硝子生命論』の書評「人形の死体/身体/神道」、ツェランの詩と翻訳についての話「翻訳者の門」、「ハムレットマシーンからハムレットへ」…などなど。 
 あと、巻末の「二〇四五年」は、『献灯使』へと繋がっていくような近未来もので、とても好きだ。
 “二〇四五年ともなれば、妻という妻は食パンで出来ている。前夜に材料を揃えておいて朝の四時には自動的にパン焼き器のスイッチが入り、サラリーマンでもせめて出勤前に一目、妻の姿が見られるようにする。目玉は普通、干しブドウで付けるが、干しブドウの真っ黒な瞳の輝きに何か悲しみと似た痛みを感じてしまう男は、目の部分に指を突っ込んで穴をあけるだけで、特に何も入れない。”



@rinakko 15:20
【傘の死体とわたしの妻/多和田 葉子】を読んだ本に追加
傘の死体とわたしの妻
クリエーター情報なし
思潮社
 再読。
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1月18日(月)のつぶやき(読んだ本、『アメリカ ―非道の大陸』 再読)

@rinakko 09:46
【アメリカ―非道の大陸/多和田 葉子】を読んだ本に追加

 再読。アメリカに生きるきつさ。報われず行き詰まっていく人たちの姿を、異邦の“あなた”の眼が静かに見つめている。何処にも属さず(属せず)、淡々と。
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