本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
12月30日
J.R.R.トールキン/瀬田貞二・田中明子訳『指輪物語3・4 二つの塔』を読んだ。
思っていた以上にぐんぐん読めてる。続きは年明けのお楽しみ。
12月30日
年末年始に何の思い入れもない(てゆか、そも年末年始は苦手)ので、夫とのんびり過ごすことしか予定がないと思っていたら、義母が入院、退院、再入院という予断を許さない状況になってしまった。
で、お昼ごはん。炭火焼きほろほろチキンカレー(ミニ)。 綺麗にお皿に移し替えている夫の隣で、私はこのまま。 青空ごはん部
12月25日
アガサ・クリスティー/深町眞理子(他)訳『クリスマスの殺人 クリスティー傑作選』を読んだ。
どの短篇も既読だったけれど、函入りの装幀が気に入って二年前にお迎えした冬がテーマの傑作選。クリスマスのうちに読まないとまた一年先になってしまう…と思って。 クリスティーが久しぶりで堪能した。(ちなみに一等好きなのはミス・マープルです。クィン氏もお気に入り)
12月21日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fb/46c85e52a714047696aced143763eeca.jpg)
とてもよかった。1950年代後半の韓国の港町仁川、実在の大仏ホテルを舞台に描かれたゴシックスリラー(でもある)。ホテルにはシャーリイ・ジャクスンがチェックインするし、エミリー・ブロンテも微妙な具合には絡んでくる。
先に『丘の屋敷』を読み返したので、語り手の一人であるヨンヒョンはエレーナであるし、他の登場人物たちの中にもエレーナがいると思えて辛くなった。ヨンヒョンが何度も使う言葉「魅了される」も胸に引っかかって痛い。
“シャーリイ・ジャクスン……たぶんこの人は、恨(ハン)という言葉を理解できるんだろう。”
12月20日
シャーリイ・ジャクスン/渡辺庸子訳『丘の屋敷』を再読した。
ずっと居場所がなかったエレーナは、報われ満たされることもないそれまでの人生と、冴えない自分への鬱屈から抜け出すことを望んでいた。丘の屋敷の怪異に魅入られていく彼女の姿は、まさにそこに “つけ込まれた” 者のそれなのだろう。
人としてごく普通の弱さにつけ込む、丘の屋敷の “邪悪” の前には、誰もが無力だった…という救いのなさに戦慄する。そしてシャーリイ・ジャクスンの容赦のなさに感嘆した。
“わたしはここにいる。わたしはここにいる──彼女は喜びにぐっと目をつぶり、それから取りすました声で博士に言った。”
12月18日
夫が有休なので、一緒にデリで買ってきたお昼ごはん。
“オムライス” と書かれていたけれど、これはオムレツのっけチキンライス…(なんかやっぱり包んである方が嬉しいかなw)
12月15日
今日は、『嘆きの王冠 ホロウ・クラウン/ヘンリー四世 第一部』を観た(再)。
ヘンリー四世はジェレミー・アイアンズ。トムヒのハル王子が兎に角美しい。 またしてもメンタルが弱り気味で、戦闘シーンで辛くなってしまった。第二部を観るタイミングは気を付ける…
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