バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗酸化物質のスクリーニング方法

2008年09月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2008-15328 出願日 : 2008年1月25日
公開番号 : 特許公開2008-206513 公開日 : 2008年9月11日
出願人 : 西江大学校 産学協力団 発明者 : 李 正 國 外2名
発明の名称 : 抗酸化物質のスクリーニング方法、及びそれによってスクリーニングされた抗酸化物質

【課題】容易な方法によって両親媒性抗酸化物質を選択的に大量にスクリーニングすることができる抗酸化物質のスクリーニング方法を提供する。



【解決手段】スーパーオキシドジスムターゼの活性が阻害された突然変異細菌を寒天平板培地上で培養し、抗酸化物質候補及びクロロフィリドが添加されたフィルターディスクを該寒天平板培地上に配置し、該突然変異細菌の成長が観察されるフィルターディスクを選別する。寒天平板培地にクロロフィリドを添加し、ブロック状に切り取った培地ブロックを製造し、該培地ブロックを細菌培養用のペトリ皿上に配置し、抗酸化物質候補と、スーパーオキシドジスムターゼの活性が阻害された突然変異細菌とを該培地ブロック上に加え、該突然変異細菌が成長する培地ブロックを選別する。

魚鱗由来のコラーゲンペプチドの製造方法

2008年09月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-47686 出願日 : 2007年2月27日
公開番号 : 特許公開2008-206470 公開日 : 2008年9月11日
出願人 : 星輝生技股分有限公司 発明者 : 王東清
発明の名称 : 魚鱗由来のコラーゲンペプチドの製造方法
【課題】簡単な方法で低資本で以って、低コストで、速やかに魚の鱗からコラーゲンペプチドを製造すること。
【解決手段】魚の鱗を先に水で洗浄してから酸を加えて塩分と脂肪と非コラーゲン蛋白質を脱離させて、次に加熱して酵素を加え分解させて得られた微黄色の溶解液に活性炭と脱臭剤を加えて又加熱して適当な温度に上昇させて酵素の活性を消滅させたあと、濾過してから陰陽イオン変換樹脂に通過させてコラーゲンペプチドを製造する。

温州みかん搾汁後の残渣からの抗疲労作用を有する組成物

2008年09月30日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-43985 出願日 : 2007年2月23日
公開番号 : 特許公開2008-208041 公開日 : 2008年9月11日
出願人 : ユニチカ株式会社 外1名 発明者 : 向井 克之 外2名
発明の名称 : 抗疲労用組成物

【課題】持久力増強や抗疲労効果を発揮し得る、安全性が高い新しい組成物を提供する。
【解決手段】温州みかんから果汁を絞った後の残渣に、食品加工用ペクチナーゼ酵素剤及びセルラーゼ、ヘミセルラーゼ酵素剤を添加し、反応を行い、この反応液を遠心分離し、上清を除去した後、水を添加して撹拌し、再度遠心分離により上清を除去し、乾燥して得られる、クリプトキサンチン及び/又はそのエステル体を含有することを特徴とする持久力増強作用及び/又は抗疲労作用を有する組成物あるいは、さらにフラボノイド及び/又はその誘導体を含有するものである持久力増強作用及び/又は抗疲労作用を有する組成物。

酵素センサ、該酵素センサを使用した分析方法及びキット

2008年09月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-48181 出願日 : 2007年2月27日
公開番号 : 特許公開2008-209323 公開日 : 2008年9月11日
出願人 : 国立大学法人富山大学 発明者 : 山口 昌樹
発明の名称 : 酵素センサ、該酵素センサを使用した分析方法及びキット
【課題】 本発明は、生体サンプルに含まれる微量タンパク質などの生化学物質、特にホルモン例えばコルチゾールの高感度、迅速分析を可能とする酵素センサの提供である。
【解決手段】1次抗体を第1電極である作用極に固定する。そして、作用極と該作用極と対向して配置されている第3電極である対向極間の電気泳動によってサンプル中の被測定物質及び酵素標識2次抗体と1次抗体との凝集手段並びに被測定物質以外の生体サンプル、被測定物質に結合しなかった酵素標識2次抗体の作用極の近傍からの除去手段を酵素センサに導入することによって本発明を完成した。

ヒト胚幹細胞由来の膵島細胞

2008年09月30日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-40781 出願日 : 2008年2月22日
公開番号 : 特許公開2008-212150 公開日 : 2008年9月18日
出願人 : ジェロン・コーポレーション 発明者 : フィスク グレゴリー ジェイ. 外1名
発明の名称 : ヒト胚幹細胞由来の膵島細胞

【課題】胚幹細胞から分化して、機能性の膵島細胞を産生する方法、および該細胞集団と、それを用いた疾患の治療方法の提供。
【解決手段】テロメラーゼ逆転写酵素を高レベルで発現するように遺伝子改変して、霊長動物多能性幹細胞から、少なくとも5%の細胞が内因性遺伝子由来の以下のタンパク質(インスリン、グルカゴン、ソマトスタチン、または膵ポリペプチド)の1つまたは複数を分泌するように分化した、単離細胞集団。薬剤スクリーニング、または再生医療で使用するための高品質の膵島細胞集団を、商業的な量で産生することができる。

新型インフルQ&A:ワクチン対策の課題は?

2008年09月30日 | 医療 医薬 健康
◇製造期間短縮目指し、製薬各社が開発競争
 創薬ベンチャー「UMNファーマ」(秋田市)は、新型インフルエンザの大流行前(プレパンデミック)に使うワクチンを従来の3分の1の約2カ月で製造できる細胞培養法を開発した。11年の製造販売承認取得と製品供給開始を目指している。
 現在、国内のワクチンはおおむね次のように製造されている。
 まず、ヒヨコに成長する卵で、胎児の原形ができた白身部分にウイルスを感染させる。その後、ワクチン開発に必要なウイルスを確保するために培養して数を増やす。さらに、ウイルスの表面にあって、ヒトの細胞に結合する突起状たんぱく質(HA)を抽出する。HAがワクチンの本体になる。
 すでに民間の「阪大微生物病研究会」「北里研究所」の2社がこの方法で開発したワクチンの臨床試験を終え効果を確認した。 毎日新聞(web版)2008-09-30

韓医学研、コウゾから免疫増進物質を発見

2008年09月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
伝統韓紙の製造過程の副産物に含有…機能性食品などに活用可能
 大徳所在の韓国韓医学研究院(院長 キム・ギオク)は同研究院のハ・ヘギョン博士研究チームがコウゾ(クワ科の落葉低木)を使用する伝統韓紙の製造過程でこれまで全量廃棄されていたコウゾを煮た水に免疫増進効果のある物質が含まれていることを発見、特許出願したと9月25日に発表した。おはよう大徳(韓国)2008-09-26

「過眠症」に関連遺伝子、東大教授らのグループが発見

2008年09月30日 | 医療 医薬 健康
 日中に著しい眠気を感じる病気「過眠症(ナルコレプシー)」に関連した新たな遺伝子を、東京大の徳永勝士教授(人類遺伝学)らのグループが発見した。
 過眠症の原因解明や治療法開発に結びつく成果だ。29日、科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に掲載される。
 過眠症は日本人の約600人に1人が発症し、日中に激しい眠気を感じたり、突然全身が脱力したりする病気。遺伝的な原因とストレスなど周囲の環境が発症の原因と考えられているが、詳しい仕組みは不明で、根本的治療法もない。読売新聞(web版)2008-09-28

中止の集団検査、効果あった? 神経芽腫の死亡率半減

2008年09月30日 | 医療 医薬 健康
神経芽腫は副腎や交感神経節にできる。発症は10万人に12〜14人とされる。尿検査で腫瘍(しゅよう)の有無が分かるため、84年度から生後半年の乳児を対象に集団検査が行われていた。だが、腫瘍が見つかっても自然に治ることが多く、検査に伴う過剰診療が批判される一方、死亡率減少との相関関係も明確でないため、集団検査は03年度に中止された。朝日新聞(Web版)2008-09-29

クラゲタンパク質由来の新規ペプチドとその用途

2008年09月29日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-48294 出願日 : 2007年2月28日
公開番号 : 特許公開2008-208096 公開日 : 2008年9月11日
出願人 : 株式会社かね徳 外1名 発明者 : 河村 幸雄 外3名
発明の名称 : クラゲタンパク質由来の新規ペプチドとその用途
【課題】クラゲタンパク質由来の新規ACE阻害物質を単離精製し、その構造を決定すると共に、当該ACE阻害物質さらにはそれを利用した食品、または医薬等を提供する。
【解決手段】クラゲタンパク質由来の3種類の新規ACE阻害ペプチド。このうち2種類のペプチドは3個のアミノ酸からなり、残り1種類のペプチドは11個のアミノ酸からなる。いずれのペプチドもACE阻害活性を有するため、高血圧の予防に有効な機能性食品等として、また降圧剤等の医薬として利用することができる。