バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ロシアのバイオ産業の現状と展望

2008年09月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
【現 状 】
ソ連時代はバイオは原子力や航空宇宙といった分野より軽視されがちで、 バイオ関連の研究開発機関が増えたのは1980年代になってからだった。最近の10年間も、経済的な理由から世界におけるポジションを下げているというべきであろう。
国からの資金は科学アカデミー、産業・科学技術省、ロシア基礎研究ファンドから出ているが、金額は少なく、この分野でも頭脳流出が多く見られた。しかし、ロシア経済の回復に伴い、この2潤オ3年の状況は好転している。市場経済にうまく適応する研究開発機関が現れ、国からの支援も強まり、バイオテクノロジーへの企業投資も増大しつつある。 バイオテクノロジーに対する関心が世界的にも高まっていることから、 国際協力、無償援助も多々見受けられる。
バイオ関連で最近成果が上がりつつあるのは分子ウィルス学、遺伝子工学、バイオポリマー構造学、バイオ情報工学の分野である。バイオ塾情報創庫DB 2008-09-07

「ビスフェノールA」脳の神経組織に悪影響…サルで証明

2008年09月07日 | NEWSクリッピング
プラスチック製の食器などから溶け出す化学物質ビスフェノールA(BPA)によって、脳の神経組織の形成が妨げられることが、サルを使った米エール大などの実験で分かった。米科学アカデミー紀要電子版で発表した。
 ネズミでは知られていた現象だが、内分泌や脳の構造が異なる人間でも起きるのかどうか、安全性をめぐる議論の焦点となっていた。讀賣新聞 2008-09-06

マイクロRNA生成の検出方法と癌の診断・治療およびマイクロRNA生成調整剤

2008年09月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-266918 出願日 : 2006年9月29日
公開番号 : 特許公開2008-86201 公開日 : 2008年4月17日
出願人 : 財団法人岐阜県研究開発財団 外1名 発明者 : 赤尾 幸博 外2名

発明の名称 : マイクロRNA生成の検出方法と癌の診断・治療およびマイクロRNA生成調整剤

【解決課題】マイクロRNA(miRNA)の生成を正確に簡単に検出できる方法、及びマイクロRNA-143と145の増減に関係する疾患の診断・治療、さらに治療に有用なマイクロRNAの生成を調整するマイクロRNA生成調整剤を提供する。
【解決手段】ルシフェラーゼ遺伝子の下流にマイクロRNA結合部位を作成したベクター及びそのベクターを導入した組み換え細胞を利用してマイクロRNAの生成を検出するマイクロRNAの検出方法とした。前記マイクロRNA結合部位にマイクロRNAが結合するとルシフェラーゼ遺伝子の翻訳が抑制され、生成したマイクロRNA量に依存してルシフェラーゼ発現量が増減し、蛍光強度を測定することにより、マイクロRNAの量を測定することができる。 明細書Text >> J-tokkyo

抗老化転写因子活性化剤及びその利用

2008年09月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-306061 出願日 : 2006年11月10日
公開番号 : 特許公開2008-120726 公開日 : 2008年5月29日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 外1名 発明者 : 大澤 俊彦 外4名

発明の名称 : 抗老化転写因子活性化剤及びその利用

【課題】カロリー制限とは異なる手法による新たな抗老化アプローチを提供する。
【解決手段】転写因子FOXO又はその相同体の活性化剤として、クルクミノイド類を有効成分として含有する。クルクミノイド類が転写因子FOXO又はその相同体を活性化して、老化形質を発現するのを抑制することができる。 明細書Text >> J-tokkyo

ゼアラレノン類を有効成分とするTAK1阻害剤

2008年09月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2000-379995 出願日 : 2000年12月14日
公開番号 : 特許公開2004-292315 公開日 : 2004年10月21日
出願人 : 中外製薬株式会社 発明者 : 土屋 政幸 外4名

発明の名称 : TAK1阻害剤

【課題】TAK1阻害剤を提供すること。
【解決手段】8位及び9位のいずれにも水酸基を有するゼアラレノン類を有効成分とする、TAK1阻害剤またはTAK1活性化阻害剤。 明細書Text >> J-tokkyo

高尿酸血症又はこれに起因する疾患の予防又は治療のための医薬又は食品組成物

2008年09月07日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-194145 出願日 : 2007年7月26日
公開番号 : 特許公開2008-56661 公開日 : 2008年3月13日
出願人 : 第一三共ヘルスケア株式会社 発明者 : 鳥住 保博

発明の名称 : 高尿酸血症又はこれに起因する疾患の予防又は治療のための医薬又は食品組成物

【課題】血中尿酸値を低下させるための組成物の提供。さらには、これまで主に皮膚科領域で用いられてきたビオチンの新しい用途の提供。
【解決手段】高尿酸血症又は高尿酸血症に起因する疾患(痛風、腎障害、尿路結石、心血管障害、動脈硬化性疾患、メタボリックシンドローム等)に有効であるためのビオチンを含有する組成物。さらには、肩こり、首すじのこり、手足のしびれ又は手足の冷えを予防又は治療するためのビオチンを含有する組成物、またそれらの医薬及び/又は食品としての利用。 明細書Text >> J-tokkyo

アスペルギルス属の新規プロモーター

2008年09月07日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-291249 出願日 : 2006年10月26日
公開番号 : 特許公開2007-75120 公開日 : 2007年3月29日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 外1名 発明者 : 町田 雅之 外1名

発明の名称 : アスペルギルス属の新規プロモーター

【目的】本発明は、アスペルギルス(Aspergillus)属糸状菌の新規プロモーターを提供する。
【構成】アスペルギルス・オリゼのピルベート・デカルボキシラーゼ(Pyruvate decarboxylase)遺伝子、フルクトース-6-ビスホフェート・アルドラーゼ(Fructose-bisphosphate aldolase)遺伝子、ピルベート・デヒドロゲナーゼ(Pyruvate dehydrogenase)遺伝子、ピルベート・キナーゼ(Pyruvate kinase)遺伝子、グルコース-6-ホスフェート・イソメラーゼ(Glucose 6-phosphate isomerase)遺伝子又はグリセルアルデヒド-3-ホスフェート・デヒドロゲナーゼ(Glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase)遺伝子のプロモーター。 明細書Text >> J-tokkyo

出願番号 : 特許出願2006-291265 出願日 : 2006年10月26日
公開番号 : 特許公開2007-50006 公開日 : 2007年3月1日
出願人 : 天野エンザイム株式会社 外1名 発明者 : 町田 雅之 外1名

発明の名称 : アスペルギルス属の新規プロモーター

【課題】アスペルギルス(Aspergillus)属糸状菌の新規プロモーターを提供する。
【解決手段】アスペルギルス・オリゼのピルベート・デカルボキシラーゼ(Pyruvate decarboxylase)遺伝子、フルクトース-6-ビスホフェート・アルドラーゼ(Fructose-bisphosphate aldolase)遺伝子、ピルベート・デヒドロゲナーゼ(Pyruvate dehydrogenase)遺伝子、ピルベート・キナーゼ(Pyruvate kinase)遺伝子、グルコース-6-ホスフェート・イソメラーゼ(Glucose 6-phosphate isomerase)遺伝子又はグリセルアルデヒド-3-ホスフェート・デヒドロゲナーゼ(Glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase)遺伝子のプロモーター。

ユビキチン融合遺伝子プロモーター、およびその利用

2008年09月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-334031 出願日 : 2007年12月26日
公開番号 : 特許公開2008-142085 公開日 : 2008年6月26日
出願人 : 株式会社 植物ディー・エヌ・エー機能研究所 外1名 発明者 : 真野 弘範 外3名

発明の名称 : ユビキチン融合遺伝子プロモーター、およびその利用

【課題】ユビキチン融合遺伝子プロモーターの提供、およびその利用。
【解決手段】イネの根で特異的に発現をするユビキチン融合遺伝子(ubiquitin/ribosomalproteinS27agene)の5'上流域のDNAであり根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するNDA配列。該プロモーターの下流に、外来遺伝子および植物ターミネーターを機能的に連結する。該プロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させる。 明細書Text >> J-tokkyo

国際出願番号 : PCT/JP2004/005170 国際出願日 : 2004年4月9日
国際公開番号 : WO2004/092381 国際公開日 : 2004年10月28日
出願人 : 株式会社 植物ディー・エヌ・エー機能研究所 外1名 発明者 : 真野 弘範 外3名

発明の名称 : ユビキチン融合遺伝子プロモーター、およびその利用

イネの根から、根で特異的に発現をするユビキチン融合遺伝子(ubiquitin/ribosomal protein S27a gene)の5’上流域を単離し、この上流域のDNAを解析し、鋭意検討を重ねた結果、根特異的に遺伝子の発現を制御するプロモーター機能を有するDNA配列を特定することに成功した。本発明のプロモーターを用いることにより、外来遺伝子を根特異的に発現させることが可能である。

グルタチオン生合成阻害剤

2008年09月07日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平11-52651 出願日 : 1999年3月1日
公開番号 : 特許公開2000-247876 公開日 : 2000年9月12日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 野里 直子 外5名

発明の名称 : グルタチオン生合成阻害剤

【課題】本発明は、生体内SH基含有化合物のSH基を消去する作用を有し、抗癌剤治療において問題となる薬剤耐性を克服するのに有効なグルタチオン生合成阻害剤を提供する。
【解決手段】活性物質として土壌中より単離した2種類の放射菌より得られた次式(1)に示すL-5-ヒドロキシ-4-オキソノルバリンを含有するグルタチオン生合成阻害剤。 明細書Text >> J-tokkyo

遺伝子導入造血細胞から血液細胞を再構築させる方法

2008年09月07日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-32205 出願日 : 2005年2月8日
公開番号 : 特許公開2008-105946 公開日 : 2008年5月8日
出願人 : ディナベック株式会社 発明者 : 吉田 久美 外4名

発明の名称 : 遺伝子導入造血細胞から血液細胞を再構築させる方法

【課題】 本発明は、染色体非組込型ウイルスベクターを用いて、遺伝子導入造血細胞を含む造血細胞移植組成物を製造する方法を提供する。また本発明は、染色体非組込型ウイルスベクターを用いて遺伝子導入した造血細胞から、血液細胞を再構築させる方法を提供する。
【解決手段】 マイナス鎖RNAウイルスベクターを造血細胞に導入し、この細胞を造血細胞移植することにより、導入遺伝子を発現する血液細胞を再構築することができる。遺伝子導入造血細胞は、移植された体内において白血球、赤血球、血小板に分化することができた。本発明は、造血細胞移植における遺伝子治療における、宿主染色体損傷の危険がない安全な遺伝子導入システムを提供する。 明細書Text >> J-tokkyo