バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

KAIST(韓国)、水に溶けた蛋白質の3次元構造変化の観察に成功

2008年09月24日 | 生命科学 生物誌
関連論文、2008-09-22日付『Nature Methods』誌に掲載

大徳所在のKAIST(韓国科学技術院 総長 ソ・ナムピョ)は化学科のイ・ヒョチョル教授チームが水の中で変化する蛋白質の分子構造を究明することに成功したと9月21日に発表した。

人体内部で作用する一般的な蛋白質は水に溶けた溶液の状態。したがって蛋白質がどのように機能を発揮するのかを知るためには水に溶けた蛋白質の分子の形の変化をリアルタイムで観察する必要があった。

イ教授チームは2005年に水に溶けている単純な有機分子の構造変化をリアルタイムで観測したのにつづき、今年有機分子より1000倍ほど大きく構造もはるかに複雑なヘモグロビン蛋白質とミオグロビン蛋白質などの3次元構造変化を観察するのに成功したもの。おはよう大徳(韓国)2008-09-24

動物の遺伝子操作で指針案公開~産業利用でFDA

2008年09月24日 | NEWSクリッピング
 食品医薬品局(FDA)は22日までに、遺伝子組み換え(GM)動物の産業利用に関する規制の指針案を公開し、60日間の意見募集を開始した。
 ウォールストリート・ジャーナルによると、バイオテクノロジー産業は長年、生育が早い、または肉に繊維質が多く病気に強いといった望ましい性質を持つ魚や豚、肉牛を作るため、産業利用される動物へのGM技術の応用を望んできた。業界団体BIOによると、GM動物を販売する目的で、FDAには既に20件を超える認可申請書が提出されている。 US FrontLine 2008-09-22

ホエータンパク質濃縮物を含んでなる癌の予防または治療用医薬組成物

2008年09月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-12896 出願日 : 2008年1月23日
公開番号 : 特許公開2008-115194 公開日 : 2008年5月22日
出願人 : 2458781、カナダ、インコーポレーテッド 発明者 : ゴールド、フィル 外1名
発明の名称 : 癌の予防または治療用医薬組成物
【課題】癌の予防または治療用組成物の提供。
【解決手段】実質的に未変性のホエータンパク質濃縮物を含んでなる、治療の必要な患者における癌の治療用組成物。明細書Text >> J-tokkyo

シソ(Perilla frutescens)抽出物を有効成分とする血糖値上昇抑制剤

2008年09月24日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-269348 出願日 : 2006年9月29日
公開番号 : 特許公開2008-88087 公開日 : 2008年4月17日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 濱田 和也 外3名
発明の名称 : 血糖値上昇抑制剤

【課題】 安全な食品素材由来である血糖値上昇抑制剤およびその製造方法および組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明は、シソ(Perilla frutescens)乾燥物の濃度90~99.9容量%エタノール水溶液による抽出物を有効成分とする血糖値上昇抑制剤、およびそれを含有する糖尿病および食後の血糖値上昇抑制の予防及び/又は改善・処置用組成物を提供する。本発明の上記の組成物は、安全であり、糖尿病の予防及び/又は改善・処置に有効である。明細書Text >> J-tokkyo

C群髄膜炎菌に対するワクチン

2008年09月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-242721 出願日 : 2007年9月19日
公開番号 : 特許公開2008-44955 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : バクスター、ヘルスケア、ソシエテ、アノニム 発明者 : ターイー,ジョウゼフ ワイ. 外2名

【課題】キャリアに接合された修正C群髄膜炎菌多糖を含んだ高度免疫原性ワクチンの提供、更にOAc陰性変異体に由来する修正多糖とキャリアとの複合体を含有した高度免疫原性ワクチンを提供する。
【解決手段】キャリア分子にカップリングされた修正C群髄膜炎菌多糖(GCMP)からなる免疫原性複合体。GCMPは様々な程度までO-脱アセチル化により修正される。この修正GCMP複合体は強い免疫原性応答を促進する。この複合体による免疫で生産された抗血清は天然多糖と交差反応する。加えて、これらの抗血清は強力な殺菌活性を有するクラスの抗体を誘導する。明細書Text >> J-tokkyo

一酸化窒素産生促進剤及びその利用

2008年09月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-279657 出願日 : 2006年10月13日
公開番号 : 特許公開2008-94774 公開日 : 2008年4月24日
出願人 : 日光ケミカルズ株式会社 外2名 発明者 : 大林 恵 外1名

【課題】一酸化窒素産生促進剤を提供すること、また、その一酸化窒素産生促進剤を配合したHeat shock protein 47(HSP47)の合成促進剤、I型コラーゲン線維束の合成促進用皮膚外用剤、生体機能回復/改善機能改善用皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】一般式1(化1)で示されるL-アスコルビン酸誘導体に、安全に使用できる一酸化窒素産生促進剤としての機能、その一酸化窒素産生促進作用に起因する正常なコラーゲン形成に必須なHSP47の合成促進剤としての機能及びI型コラーゲン線維束の合成促進機能、血流を促進するなど一酸化窒素産生促進能に起因する生体機能回復/改善機能を見出し、本発明を完成するに至った。明細書Text >> J-tokkyo

コラーゲン産生促進能及び/又は線維芽細胞増殖促進能を有する組成物

2008年09月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2007-197535 出願日 : 2007年7月30日
公開番号 : 特許公開2008-56664 公開日 : 2008年3月13日
出願人 : ロート製薬株式会社 発明者 : 瀧口 久美子 外2名

【課題】 顕著なコラーゲン産生促進能及び/又は線維芽細胞増殖促進能を有する新規組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明は、(A)コラーゲン、ゼラチン、及びそれらの分解物からなる群より選択される少なくとも一種と、(B)ダイズタンパク質のサーモリシン分解物とを含有する組成物を提供する。明細書Text >> J-tokkyo

【BOOK】 新規素材探索―医薬品リード化合物・食品素材を求めて―

2008年09月24日 | 医薬工学 製剤 DDS
 価格:68,250円(本体65,000円+税5%)(9月末日発売予定)
 → http://www.cmcbooks.co.jp/books/m_t0638.php
★医薬品リード化合物・食品素材の研究者,ケミカルバイオロジー研究者によ
 る新規物質探索の最新研究,合成化学者による天然物合成の最新研究を紹介!
★第一線で活躍する37名の専門家が執筆!  シーエムシー出版 2008年9月24日新刊