バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アスタキサンチンがドーパミン神経の細胞死を抑制

2008年09月13日 | 医療 医薬 健康
 天然の色素成分であるカロテノイドの一種「アスタキサンチン」が、パーキンソン病関連たんぱく質の酸化を抑え、パーキンソン病の原因の一つであるドーパミン神経細胞の細胞死(アポトーシス)を抑制することがわかった。ヤマハ発動機と順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座の白澤卓二教授、東京都老人総合研究所のグループが、7月9日の第31回日本神経科学大会で発表した。 日経BP 2008-07-29 

NK4遺伝子または組換えNK4蛋白質からなる医薬

2008年09月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-212194 出願日 : 2007年8月16日
公開番号 : 特許公開2008-7514 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : クリングルファーマ株式会社 外1名 発明者 : 中村 敏一 外1名

発明の名称 : NK4遺伝子または組換えNK4蛋白質からなる医薬

【課題】本発明は、癌の原発腫瘍に対し有効な治療剤、より詳細には癌の予防・治療に有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。また、本発明は、癌の転移に対しても有効な治療剤、より詳細には癌転移の予防・治療に有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。
さらに、本発明は、癌を含む血管新生により生じる疾患に対し有効な治療剤、より詳細には血管新生により生じる疾患に対し有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。
【解決手段】配列番号:1または配列番号:2で表される塩基配列を含有するDNAまたは該DNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAを含有するDNA。 明細書Text >> J-tokkyo

虚弱体質改善または滋養強壮剤

2008年09月13日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-266373 出願日 : 2006年9月29日
公開番号 : 特許公開2008-81475 公開日 : 2008年4月10日
出願人 : 小林製薬株式会社 発明者 : 澤村 茂樹

発明の名称 : 虚弱体質改善または滋養強壮剤

【課題】虚弱体質改善および滋養強壮に有効に使用できる医薬組成物を提供する。
【解決手段】虚弱体質改善または滋養強壮剤の有効成分として、ヤナギ目ヤナギ科ヤナギ属に属する植物、好ましくは川柳(Salix Gilgiana Seemen)またはその同属植物(salicaceae)の加工物を用いる。または当該加工物に加えて、ビタミンおよびアミノ酸からなる群から選択される少なくとも1種の成分を配合することもできる。 明細書Text >> J-tokkyo

DNA構築物並びに融合タンパク質の発酵的製造方法

2008年09月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-278064 出願日 : 2007年10月25日
公開番号 : 特許公開2008-104462 公開日 : 2008年5月8日
出願人 : ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト 発明者 : トーマス シュレッサー 外2名

発明の名称 : DNA構築物並びに融合タンパク質の発酵的製造方法

【課題】E.コリにおける標的タンパク質の廉価な製造を可能にし、加えて前記の従来技術の欠点のないDNA構築物を提供する。
【解決手段】シグナルペプチドをコードする核酸配列と、それと機能的に結合されているキャリヤータンパク質をコードする遺伝子と、それと開裂可能な配列Sをコードする遺伝子を介して結合されている標的タンパク質をコードする遺伝子とからなる、E.コリにおける標的タンパク質の廉価な製造を可能にするDNA構築物であって、キャリヤータンパク質をコードする遺伝子がE.コリ由来のspy遺伝子であることを特徴とするDNA構築物によって解決される。

4-カンペステノンを含有する抗肥満性食用油脂組成物

2008年09月13日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-251794 出願日 : 2006年9月15日
公開番号 : 特許公開2008-67677 公開日 : 2008年3月27日
出願人 : 昭和産業株式会社 外1名 発明者 : 伏見 直也 外3名

発明の名称 : 抗肥満性食用油脂組成物、それを用いた飲食品および飼料

【課題】加工食品製造時の加熱工程、フライ・炒め等の加熱調理に耐え得る熱安定性のある、抗肥満作用を有する食用油脂組成物並びにそれを用いた飲食品および飼料の提供。
【解決手段】 4-カンペステノンを含有することを特徴とする食用油脂組成物。4-カンペステノンを有効成分とし、抗肥満作用を有する。上記いずれかの食用油脂組成物を用いた飲食品。痩身用飲食品、糖尿病食、動脈硬化予防食、中性脂肪低減食または血圧降下食である飲食品。上記の食用油脂組成物を用いた飼料。

GPIアンカー型タンパク質の脂質リモデリングに関与する遺伝子

2008年09月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-220491 出願日 : 2006年8月11日
公開番号 : 特許公開2008-43234 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 地神 芳文 外3名

発明の名称 : GPIアンカー型タンパク質の脂質リモデリングに関与する遺伝子、タンパク質、およびその利用法。

【課題】GPIの脂質リモデリングプロセスに関与するタンパク質及びその遺伝子を明らかにして、抗がん剤等の有用物質のスクリーニング系およびGPIの脂質リモデリング異常の検出系を構築する。
【解決手段】
酵母のPER1遺伝子、その産生タンパク質、これらと相同性を有する他の生物の遺伝子、その産生タンパク質が脂質リモデリングプロセスに関与しているという知見を得、これに基づき、これらタンパク質、あるいはこれら遺伝子の破壊株又は高発現株を上記有用物質のスクリーニング系に用いるとともに、GPIアンカー型タンパク質の細胞外漏出を検出する手段により上記脂質リモデリング異常を検出する。

ヒアルロン酸産生増強剤

2008年09月13日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-228443 出願日 : 2006年7月27日
公開番号 : 特許公開2008-31136 公開日 : 2008年2月14日
出願人 : ビーエイチエヌ株式会社 発明者 : 高下 崇 外1名

発明の名称 : ヒアルロン酸産生増強剤

【課題】生体組織とりわけ皮膚のヒアルロン酸含量を増加させるヒアルロン酸産生増強剤、又、該増強剤を産業上有効活用できる態様の組成物を提供すること。
【解決手段】
チオクト酸類、又は、チオクト酸類及びキチン加水分解物を有効成分として含有してなるヒアルロン酸産生増強剤が提供され、ここでチオクト酸類はチオクト酸、チオクト酸の誘導体、これらの脂質被覆物、該脂質被覆物を更に親水性物質で被覆した二重被覆物が望ましく、キチン加水分解物はN-アセチル-D-グルコサミンやN-アセチルキトオリゴ糖が望ましい。又、これらの有効成分を含有してなる、皮膚の老化症状を改善及び/又は予防するための飲食品等が提供される。 明細書Text >> J-tokkyo

遺伝性のBSE発見、牛の体内で異常プリオン

2008年09月13日 | NEWSクリッピング
BSE(牛海綿状脳症)の病原体である異常プリオンが、外部から感染しなくても、遺伝子の変異によって牛の体内で作られ、発症につながる例もあることが、米農務省国立動物病センターなどの研究で分かった。
 研究したユルゲン・リヒト現カンザス州立大教授は「BSEがないと言われているどの国でも、この病気は発生しうる」と指摘、専門誌プロス・パソジェンズに11日発表した。2008年9月12日 読売新聞

山中教授のiPS細胞作製法、国内特許成立 京大発表

2008年09月13日 | NEWSクリッピング
 京都大学の山中伸弥教授らが開発した万能細胞(iPS細胞)について、作製方法の特許が国内で成立したと京都大は11日発表した。マウスだけでなく人も対象にした「根幹の特許の一つ」としており、実用化への一歩を踏み出した。iPS細胞作製関連の特許成立は国内初。今後は、国際特許が取得できるか、どこまで権利が及ぶかが焦点になる。 Asahi.com.,2008年9月12日