バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アンチエイジング素材としてのアスタキサンチン

2008年09月27日 | 医療 医薬 健康
抗酸化作用や抗炎症作用で加齢病変を抑制,改善
 9月8日、このほど設立された「アスタキサンチン工業会」主催の第1回勉強会が、東京都港区のアジュール竹芝で開催された。勉強会のテーマは、眼精疲労に詳しい梶田眼科医院の梶田雅義院長による「アスタキサンチン高齢者の調節機能改善効果」と、抗加齢医学の研究を行う慶応義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授による「食とアンチエージング」だった。日経BP 2008-09-25

◇アスタキサンチン工業会が設立
 8月25日、天然の色素成分「アスタキサンチン」の原料メーカーが集まり、アスタキサンチン工業会を設立した。強力な抗酸化作用や生活習慣病予防効果などで注目を集める健康食品素材「アスタキサンチン」の健全な市場育成を目的としたものだ。日経BP 2008-09-09

1人あたり約14万個所のDNA塩基多型を用いて日本人の集団構造を解明

2008年09月27日 | 医療 医薬 健康
- 病気と遺伝子の関連を調べるケース・コントロール解析のよりよい研究デザインが可能に -

 病気のかかりやすさ、薬の副作用の有無は、私たちそれぞれで違っています。この個人の体質の違いの遺伝的な要因を明らかにして、それぞれの人の特質に見合った治療を行うオーダーメイド医療がスタートしています。心筋梗塞、糖尿病、関節リュウマチなど、さまざまな疾患の原因遺伝子を同定するために、ゲノム全体をカバーする1塩基多型(SNP)を使った関連解析が、わが国ばかりか世界規模で展開されています。わが国では、この研究の中心となっているバイオバンクジャパンが、約30万人の日本人のDNA、血清を集め、情報基盤としての役割を果たしています。 理化学研究所(プレスリリース)2008-09-26

キラー蛋白質の精製方法

2008年09月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2006-057575 公開番号 特開2007-228937
出願日 平成18年3月3日 公開日 平成19年9月13日
発明者 北本 宏子 出願人 独立行政法人農業生物資源研究所

発明の概要 【課題】キラー蛋白質の効率の良い精製方法の提供。
【解決手段】キラー酵母培養物中のキラー蛋白質をキチン担体に吸着させ、酢酸で溶出させることを含む、キラー蛋白質の精製方法。 J-Store >> 特許コード P08A013317

トレハローストランスポーター遺伝子

2008年09月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

発明の名称 トレハローストランスポーター遺伝子および該遺伝子を利用した細胞内にトレハロースを導入する方法
出願番号 特願2006-058787 公開番号 特開2007-236211
出願日 平成18年3月6日 公開日 平成19年9月20日
発明者 黄川田 隆洋・奥田 隆・渡邊 匡彦・斉藤 彩子・金森 保志・中原 雄一
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所+発明者ら

発明の概要 【課題】新規のトレハローストランスポーター遺伝子の単離・同定、ならびに該遺伝子を利用した細胞内にトレハロースを導入する方法を提供する。
【解決手段】ネムリユスリカESTデータベースの中から、糖トランスポーターにアノテーションされたESTクローンを複数同定した。そのESTクローンで構成されたクラスターの塩基配列情報を元に、RACE法を用いて、ネムリユスリカから約2.3kbの完全長のcDNA(PvTRET1)を単離した。このcDNAは、糖トランスポーターの保存ドメインを有している。PvTRET1のオーソログは昆虫で広く保存されており、それらは全て促進拡散型トレハロース輸送活性を有していた。この活性は、いかなる生物にもトレハロース輸送活性を付与する。 J-Store >> 特許コード P08A013318

真核微生物の感染阻害剤

2008年09月27日 | 植物&農業
出願番号 特願2006-106954 公開番号 特開2007-277186
出願日 平成18年4月7日 公開日 平成19年10月25日
発明者 西村 麻里江・林 長生
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所

発明の概要 【課題】真核微生物の感染阻害剤、真核微生物の感染阻害剤の候補化合物をスクリーニングする方法、また薬剤による真核微生物の病害を予防・防除する方法およびキットを提供する。
【解決手段】MSTU1遺伝子産物がいもち病菌の代謝(グリセロール生合成)を制御しており、いもち病菌の感染に必要な器官(付着器)への機能付与を行っていることが初めて明らかとなった。またMSTU1遺伝子産物の発現によって、いもち病菌の侵入菌糸形成が抑制されることが明らかとなった。このMSTU1遺伝子産物の発現もしくは機能を、薬剤等を用いて調節(阻害あるいは促進)することにより病害防除ができる。 J-Store >> 特許コード P08A013329

微生物由来の菌体外プロテアーゼを生産するためのベクターおよびその利用

2008年09月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2006-268935   公開番号 特開2008-086226
出願日 平成18年9月29日  公開日 平成20年4月17日
発明者 井上 國世・保川 清・草野 正雪  出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 【課題】微生物由来の菌体外プロテアーゼの自己触媒的切断活性に依存することなく、当該プロテアーゼを菌体外にて生産すること。
【解決手段】微生物由来の菌体外プロテアーゼの成熟配列とプロ配列とを、別々のポリペプチドとして独立して発現し得る発現ベクターを提供する。 J-Store >> 特許コード P08A013540

ヒト抗体酵素およびその生産方法

2008年09月27日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 特願2005-370880 公開番号 特開2006-197930
出願日 平成17年12月22日   公開日 平成18年8月3日
発明者 宇田 泰三・一二三 恵美   出願人 広島県

発明の概要 【課題】抗体の高い分子認識能と酵素活性とを併せ持つ新規なヒト抗体酵素およびその生産方法を提供する。
【解決手段】本発明のヒト抗体酵素は、アミノ酸配列から予測される抗体の立体構造中に、セリン残基、アスパラギン酸残基およびヒスチジン残基が立体構造上近接して存在するヒト生殖細胞系列遺伝子によりコードされるポリペプチドを含む抗体酵素である。本発明のヒト抗体酵素はヒトに対して安全かつ有効に適用することができる。 J-Store >> 特許コード P08A013720

ヒトIgEに対する抗体酵素およびその利用

2008年09月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 特願2006-023677 公開番号 特開2007-202445
出願日 平成18年1月31日 公開日 平成19年8月16日
発明者 宇田 泰三・一二三 恵美・岡村 好子   出願人 広島県

発明の概要 【課題】I型アレルギーの原因であるヒトIgEを認識するとともに、IgEを分解してその機能を消失させることができ、I型アレルギーの予防や治療に利用できる抗体酵素を提供する。
【解決手段】ヒトIgEを免疫原としてモノクローナル抗体を作製し、そのモノクローナル抗体の重鎖、軽鎖の可変領域のアミノ酸配列、塩基配列を決定した。続いて、このアミノ酸配列について分子モデリングを行ない、その3次元構造を推定し触媒三つ組残基構造を有しているか否かを確認した。そして、最終的に触媒三つ組残基構造を有するモノクローナル抗体5H5の重鎖および軽鎖の可変領域がヒトIgEの抗体酵素として機能するということを見出した。 J-Store >> 特許コード P08A013721

多型部位の遺伝子配列及びヘテロ接合性の消失の判定方法

2008年09月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
発明の名称 多型部位の遺伝子配列及びヘテロ接合性の消失の判定方法、並びにそれに基づいた癌に対する医薬
出願番号 特願2007-019068 公開番号 特開2008-182954
出願日 平成19年1月30日  公開日 平成20年8月14日
発明者 川上 和之・源 利成・渡邊 剛 出願人 国立大学法人金沢大学

発明の概要 【課題】癌細胞特異的に増殖抑制効果を示す2本鎖RNA及び医薬を提供する。
【解決手段】抗癌剤標的遺伝子の所定の標的配列に相同であり、RNA干渉によって抗癌剤標的遺伝子の発現を抑制可能な2本鎖RNAであって、前記標的配列が多型部位を含む。前記抗癌剤標的遺伝子は例えばチミジル酸合成酵素遺伝子である。前記多型部位は、特定の塩基配列の3カ所における各々連続する6塩基である。該二本鎖RNA又はベクターを含む癌に対する医薬、設計方法。 J-Store >> 特許コード P08A013722

血小板活性化因子の合成機能を有する遺伝子

2008年09月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 特願2007-029643 公開番号 特開2008-193913
出願日 平成19年2月8日 公開日 平成20年8月28日
発明者 玉置 尚徳・熊谷 英彦・中山 玲子
出願人 国立大学法人京都大学

発明の概要 【課題】PAFの生合成において中心的に関与するLysoPAF-ATをコードする遺伝子を特定して、LysoPAF-ATのアミノ酸配列情報及び該遺伝子の塩基配列情報を利用可能にする。
【解決手段】LysoPAF及びアセチルCoAを基質として血小板活性化因子を生成する酵素活性を有するタンパク質のアミノ酸配列をコードする遺伝子であって、該アミノ酸配列が下記のいずれかのアミノ酸配列:(1)出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)由来の特定のアミノ酸配列;(2)上記アミノ酸配列において1から数個のアミノ酸の欠失、置換、及び/又は付加を有するアミノ酸配列;又は(3)上記アミノ酸配列に対して70%以上の相同性を有するアミノ酸配列である遺伝子。 J-Store >> 特許コード P08A013730