研究者 粟崎 健 (東京大学分子細胞生物学研究所)
報告概要 神経回路網の一部は発生過程ならびに発生が完了した後も再編成されることが知られているが、その制御機構についてはほとんどわかっていない。神経回路網の再編成をおおまかに見ると、古い神経回路の消失と新しい神経回路の形成という2つの現象に分けることができる。そこで本研究では、変態期においてエクダイソンを受容することにより細胞自立的に神経回路が再編成することが知られている、ショウジョウバエの幼虫キノコ体神経回路に注目した。軸索分岐の消失(プルーニング)過程とそれを制御する機構を明らかにすることで、神経回路網の再編成機構の一端を明らかにすることを目指した。 J-Store>> 研究報告コード R040000055
報告概要 神経回路網の一部は発生過程ならびに発生が完了した後も再編成されることが知られているが、その制御機構についてはほとんどわかっていない。神経回路網の再編成をおおまかに見ると、古い神経回路の消失と新しい神経回路の形成という2つの現象に分けることができる。そこで本研究では、変態期においてエクダイソンを受容することにより細胞自立的に神経回路が再編成することが知られている、ショウジョウバエの幼虫キノコ体神経回路に注目した。軸索分岐の消失(プルーニング)過程とそれを制御する機構を明らかにすることで、神経回路網の再編成機構の一端を明らかにすることを目指した。 J-Store>> 研究報告コード R040000055