バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

MTS遺伝子における癌の素因の検出方法

2006年11月01日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平7-524780 出願日 : 1995年3月17日
公表番号 : 特許公表平8-510391 公表日 : 1996年11月5日
出願人 : ユニバーシティ・オブ・ユタ・リサーチ・ファウンデーション 外1名 発明者 : スコルニック,マーク・エイチ 外2名

発明の名称 : MTS遺伝子における生殖系統の変異およびMTS遺伝子における癌の素因の検出方法

本発明は、ヒトの癌における多重腫瘍サプレッサー(Multiple Tumor Suppressor)(MTS)遺伝子における体細胞変異およびヒトの癌の診断ならびに予後におけるその使用に関する。さらに本発明は、MTS遺伝子における生殖系列の変異、およびメラノーマ、目のメラノーマ、白血病、星状膠細胞腫、グリア芽腫、リンパ腫、神経膠腫、ホジキンリンパ腫、多発性ミエローマ、肉腫、筋肉腫、胆管癌、有棘細胞癌、CLL、ならびに膵臓、胸部、脳、前立腺、膀胱、甲状腺、卵巣、子宮、睾丸、腎臓、胃、結腸ならびに直腸の癌のごとき癌になりやすい素因の診断におけるその利用に関する。また本発明は、遺伝子治療、蛋白置換療法ならびに蛋白模擬体をはじめとする、MTS遺伝子における変異を有するヒトの癌の治療に関する。結局は、本発明は、癌の治療に用いる薬剤のスクリーニングに関する。

キヤノン、遺伝子診断事業に参入

2006年11月01日 | NEWSクリッピング
 キヤノンは遺伝子診断事業に参入する。特定の遺伝子を1時間で検出できる技術を開発、病気の診断や薬の副作用が発生する可能性の有無を調べる装置に応用する。キヤノンの撮影技術や微細加工技術を活用し、卓上に置ける小型で安価な遺伝子診断装置として、2010年にも製品化したい考え。 日経ネット2006-10-31

カルピス社の飼料添加物「カルスポリン」

2006年11月01日 | 菌類 細菌
◇「カルスポリン」について◇
「カルスポリン」は、枯草菌の一種である「バチルス・サブチルスC-3102株」を有効成分とし、この「バチルス・サブチルスC-3102株」により、腸内における有用菌の増加、腸内における有害菌(食中毒菌など)の減少、体重の増加、健康体の維持、獣臭(家畜特有の臭い)の削減などが期待されます。「カルスポリン」は、1995 年に農林水産省により飼料添加物として認可されており、現在、日本以外にも米国、ブラジル、中国、タイ、台湾、韓国などで販売しています。とくに米国では、「カルスポリン」の鶏、豚の成長促進効果やサルモネラ菌などの有害菌抑制効果が高く評価されています。

カルピス、飼料添加物「カルスポリン」を11月中旬にEUで販売開始
カルピス社の飼料添加物「カルスポリン」を11月中旬にEU(欧州連合)で販売開始

9月29日にEUでの「カルスポリン」販売許可を取得し、11月上旬に、EUの飼料添加物製造に関する品質安全管理システムである『FAMI-QS』認証を取得予定 日経ネット プレスリリース2006-10-31 カルピス㈱プレスリリース 2006年10月

カルピス社の飼料添加物「カルスポリン」が世界最大の食肉加工メーカー タイソン・フーズ社で全面採用
抗生物質を使用しない安心・安全な畜産物ニーズが高まるなか、
「カルスポリン」による畜産物の生産性向上に注目

 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:石渡 總平)が製造・販売している飼料添加物「カルスポリン」(畜産用プロバイオティクス)は、抗生物質の代替品として畜産物の生産性向上が高く評価されており、このたび、世界最大の食肉加工メーカーであるタイソン・フーズ社(本社:米国 アーカンソー州、CEO:John Tyson)のブロイラー飼育用の飼料添加物として3月より全面採用されることになりました。カルピス㈱プレスリリース2006年2月

世界最大規模の「種子銀行」、来月水原にオープン

2006年11月01日 | 植物&農業
 国内・外の農作業物の種子や家畜の遺伝子など50万点を1カ所に集めて保管する「種子銀行」がオープンする。農村振興庁は30日、「2003年から260億ウォン(約32億3315万円)を投入して京畿道水原市の農村振興庁内に建設してきた地下1階、地上3階、延べ面積3300坪規模の“国立農業遺伝資源センター”を最近竣工、11月3日に開館する」と発表した。 朝鮮日報2006-10-31

リグニンの新規用途

2006年11月01日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2001-222132 出願日 : 2001年7月23日
公開番号 : 特許公開2003-40792 公開日 : 2003年2月13日
出願人 : ウエストパーク株式会社 発明者 : 坂上 宏 外3名

発明の名称 : リグニンの新規用途

【解決手段】 リグニンFと、ビタミンK2、ビタミンK3、EGCG、CGA、GA又は茶葉の水抽出物とを有効成分とする抗癌剤。リグニンF及びEGCGを有効成分とする抗微生物用医薬組成物、抗微生物/微生物除去剤、家畜・家禽用微生物除去剤。リグニンFと、ビタミンK2、ビタミンK3、EGCG、CGA、GA又は茶葉の水抽出物とを成分として含有する健康食品。
【効果】 本発明のリグニンFは、ビタミンK2、ビタミンK3、EGCG、CGA、GA又は茶葉の水抽出物との併用により優れた腫瘍選択的細胞障害活性を発揮するので、癌治療において有用。また、EGCGとの併用により抗微生物活性を発揮するので、微生物感染症の予防治療等に有用。さらに、摂取量の安全域が高いことから、健康食品の成分としても有用。

インフルエンザワクチンは効くのか?~有効率の意味を知ろう~

2006年11月01日 | 医療 医薬 健康
暑かった夏が終わってホッとしたと思っていたら,もうインフルエンザを心配しなければならない時期になってきました。今年も各職場にワクチン接種のお知らせが廻ってきているかと思います。でもワクチンの効果に疑問をもっている人も多いのではないでしょうか。 日経BP セカンドステージ DATE:2006/11/01

外部遺伝子導入用ベクター

2006年11月01日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-66550 出願日 : 2005年3月10日
公開番号 : 特許公開2006-246766 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 新海 征治 外2名

発明の名称 : 外部遺伝子導入用ベクター

【課題】 非ウイルスベクターの効率を向上させる際に大きな障壁となっている一つの要因に外部遺伝子の核内移行が挙げられる。そこで核内移行を促進することでトランスフェクション効率を向上させるプラスミドDNAの導入法を提供する。
【解決手段】 安価に容易に調製可能な糖修飾カチオンポリマーとプラスミドDNAの複合体を用い、核内移行を促進することでトランスフェクション効率を向上させる外部遺伝子導入用ベクターおよびその利用法を提供する。

多糖を一次元ホストとして用いたファイバー状ポルフィリン集合体

2006年11月01日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-67083 出願日 : 2005年3月10日
公開番号 : 特許公開2006-248973 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外1名 発明者 : 新海 征治 外4名

発明の名称 : 多糖を一次元ホストとして用いたファイバー状ポルフィリン集合体

【課題】 光捕集系として有用性が期待されるポルフィリン集合体を構築する技術を提供する。
【解決手段】 多糖、特にβ-1,3-グルカンの内部にポルフィリン分子を包接させることにより、一次元に組織化させたファイバー状集合体を構築する。一本鎖の状態にしたβ-1,3-グルカンと、ポルフィリン(好ましくは、中心金属が亜鉛、修飾官能基に5,10,15,20-テトラキスカルボキシフェニルを有するポルフィリン)とを混合することによって調製できる。

核移植技術による胚性幹細胞

2006年11月01日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-77327 出願日 : 2005年3月17日
公開番号 : 特許公開2006-254804 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 外1名 発明者 : 八木 健 外1名

発明の名称 : 核移植技術による胚性幹細胞

【課題】
中枢神経系成体神経細胞由来のクローン個体の作製例は未だなく、新規なアプローチによる胚性幹細胞の樹立方法の開発が望まれていた。
【解決手段】
本発明は、成体神経細胞核に由来する胚性幹細胞、前記胚性幹細胞に外来遺伝子を導入することにより得ることのできる形質転換体、前記胚性幹細胞または形質転換体に由来する分化細胞、分化組織又は臓器、前記胚性幹細胞または形質転換体を用いて作出される非ヒトトランスジェニック動物、前記胚性幹細胞の樹立方法などを提供する。

PDK-1の活性阻害物質の発現用核酸構築物

2006年11月01日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2004/004536 国際出願日 : 2004年3月30日
国際公開番号 : WO2005/019451 国際公開日 : 2005年3月3日
出願人 : 503360115 発明者 : 酒井 規雄

発明の名称 : PDK-1の活性阻害物質の発現用核酸構築物

PDK-1によるリン酸化活性の制御手段、及び該活性の異常に起因する疾患の治療手段を提供すること。生体内において、該ホスホイノシチド依存性プロテインキナーゼ1の活性を阻害しうる活性阻害物質をコードする核酸を含有した。3-ホスホイノシチド依存性プロテインキナーゼ1の活性阻害物質の発現用核酸構築物;該発現用核酸構築物を保持した、哺乳動物細胞における3-ホスホイノシチド依存性プロテインキナーゼ1の活性阻害物質の発現用担体;該発現用核酸構築物又は該発現用担体を有効成分として含有した、3-ホスホイノシチド依存性プロテインキナーゼ1によるリン酸化活性の異常に起因する疾患の治療剤及び治療方法;並びに該疾患の治療用医薬組成物の製造のための該発現用核酸構築物又は発現用担体。