バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

無毒素綿が貧しい人々に食糧を供給する

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
Toxin-free cotton could feed the poor
http://www.nature.com/news/2006/061120/full/061120-2.html
遺伝子組換え綿実が毒素のない蛋白源となる。

綿は世界80カ国以上で栽培され主に繊維として使用されている。綿実にはゴシポールと呼ばれるテルペノイド毒素が含まれるため、あまり利用されていない。20 November 2006食品安全情報Blog
RNA干渉技術を用いて研究者らはゴシポール含量を98%削減した綿の作成に成功した。
◇ゴシポール・フリーの遺伝子操作ワタ
 ワタの実(綿実)に含まれている有毒化合物を除去することに成功したとのこと。現在は有効に使われていない綿実が食べられるようになれば、数億人もの人口を養う食料となるかもしれない。Blog:Do you think for the future?

韓国・蛋白質チップで新薬開発費を節約

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
◇蛋白質チップで新薬開発費を節約
 韓国生命研、蛋白質チップ基盤超高速新薬候補物質スクリーニング技術を開発
 蛋白質チップは数百から数千個の蛋白質を1㎠ほどの小さな固体基板の上に固定し蛋白質の相互作用を分析するシステム。2004年度の蛋白質チップの世界市場規模は約34億ドルで、毎年40%以上の成長が予想されており、専門家は2010年以降は数百億ドル以上になるものと見ている。おはよう大徳(韓国)2006-11-23


感作性物質のinvitro評価方法及びそれに用いる遺伝子工学的に作製された細胞

2006年11月24日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-104418 出願日 : 2006年4月5日
公開番号 : 特許公開2006-311858 公開日 : 2006年11月16日
出願人 : 株式会社資生堂 発明者 : 廣田 衞彦 外2名

発明の名称 : 感作性物質のinvitro評価方法及びそれに用いる遺伝子工学的に作製された細胞

【課題】取扱いが容易であり、安定して入手可能な培養細胞を用いる、精度の向上した感作性物質のインビトロ評価方法の提供。
【解決手段】本発明は、(a)感作性物質の作用により誘導可能なプロモーター配列と該プロモーターに作動的に連結したレポーター遺伝子とを含有したベクターでトランスフェクトされたヒト株化細胞と、該感作性物質を含有すると予想される被験試料とをインキュベートし、(b)該ヒト株化細胞から発現されたレポーター遺伝子または該レポーター遺伝子がコードするタンパク質もしくはポリペプチドを検出する、ステップを含むことを特徴とする、該感作性物質の in vitro 評価方法またはスクリーニング方法を提供する。

調節可能な核酸治療およびそれらの使用方法

2006年11月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-177396 出願日 : 2006年6月27日
公開番号 : 特許公開2006-311864 公開日 : 2006年11月16日
出願人 : イノーバー ラボラトリーズ,インコーポレイテッド 発明者 : シャージ ティー. ジョージ 外2名

発明の名称 : 調節可能な核酸治療およびそれらの使用方法

【課題】リボザイムを提供することであって、このリボザイムの触媒活性は、リボザイムに結合しそして標的核酸への結合または標的核酸の切断に影響を与えるリガンドの存在により、調節または制御し得る。
【解決手段】別個の標的されるRNA分子を切断するリボザイム配列および合成されそしてリガンドへの結合能力について選択されるRNA配列を含む調節可能なリボザイム分子であって、ここで該リガンドの結合が、該標的されるRNAに対する該リボザイムの活性を変化させる、リボザイム分子。

組換えα-L-イズロニダーゼ、その生成及び精製方法

2006年11月24日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-215076 出願日 : 2006年8月7日
公開番号 : 特許公開2006-312648 公開日 : 2006年11月16日
出願人 : バイオマリン ファーマシューティカル インコーポレイテッド 外1名 発明者 : ヘンストランド,ジョン エム. 外9名

発明の名称 : 組換えα-L-イズロニダーゼ、その生成及び精製方法及びその欠失により引き起こされる疾病の処理方法

【課題】新規な組換えα-L-イズロニターゼ酵素組成物の提供。
【解決手段】配列番号2の組換えα-L-イズロニターゼ酵素、又は配列番号2の配列を有する組換えα-L-イズロニターゼ酵素に対して同じか又は類似する生物学的活性を有する配列番号2の生物学的活性フラグメント又は配列番号2の配列を有する組換えα-L-イズロニターゼ酵素に対して同じか又は類似する生物学的活性を有する配列番号2の生物学的活性変異体を含んで成り、そして99%に等しいか又はそれ以上の純度を有する組換えα-L-イズロニターゼ酵素調製物を含む医薬組成物。

ヒト血清培地を用いるヒト骨髄由来間葉系幹細胞培養法

2006年11月24日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願2004-241741 出願日 : 2004年8月23日
公開番号 : 特許公開2006-55106 公開日 : 2006年3月2日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 大串 始 外2名

発明の名称 : ヒト血清培地を用いるヒト骨髄由来間葉系幹細胞培養法

【課題】ヒトに移植するための間葉系幹細胞を、ヒト骨髄液から安全且つ効率的に培養する方法を提供する。
【解決手段】ヒト骨髄液を採取し、骨髄由来の間葉系幹細胞を培養して、ヒトに移植するためのヒト間葉系幹細胞を調製する方法であって、以下の工程を含むことを特徴とする方法:
(i) 採取した骨髄液の分量に対して、濃度5~15U/mL程度のヘパリン/緩衝液を
80~120%v/v添加する工程、
(ii) 工程(i)で得られたヘパリン/緩衝液を添加した骨髄液を、ヒト血清を10~20
%v/v含むα-MEM培地で培養し、該培養中に少なくとも2回培地交換することにより培養液中に浮遊する血球成分を取り除く工程、および
(iii) 細胞解離剤を用いて間葉系幹細胞を主とする細胞群を培養容器から選択的に剥離
し、剥離された細胞群から間葉系幹細胞以外の接着細胞を分離し、別の容器で選択的に間葉系幹細胞を培養する工程。

日本のウルシDNA 長江流域と差異

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
 日本のウルシが中国・長江流域のウルシとはDNA配列に明確な差異があり、中国東北部および韓国のウルシとは解析範囲において完全に一致することが二十二日、東北大学植物園長・鈴木三男教授らの研究で確定した。日本の漆文化のルーツを考察する上で、植物学の視点からの大きな問題提起となる。詳しい研究成果は、十二月三日に八戸市で開かれる是川遺跡ジャパンロード(漆の道)プロジェクト「アジアシンポジウム」で報告する。東奥日報 2006-11-23

2型糖尿病合併高血圧患者の腎保護に高用量のバルサルタンが有効

2006年11月24日 | NEWSクリッピング
臨床試験「DROP」で明らかに

米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のNorman K. Hollenberg氏
 2型糖尿病合併高血圧患者では、より高用量のARBが腎保護効果に優れることがこれまでの臨床試験でも報告されているが(我が国で未発売のイルベサルタンを用いたIRMA2など)、バルサルタンでも、従来用量よりも高用量の方がより腎保護効果に優れることが臨床試験「DROP」(The Diovan Reduction Of Proteinuria)のデータから分かった。日経BP MedicalOnline 2006-11-15

核酸の診断検出

2006年11月24日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-516906 出願日 : 1997年10月3日
公表番号 : 特許公表2001-507213 公表日 : 2001年6月5日
出願人 : アーノビッツ,ハワード ビー. 発明者 : アーノビッツ,ハワード ビー.

発明の名称 : 核酸の診断検出

本発明は、生物学的サンプル、たとえば細胞流体における標的ヒト核酸の検出のための敏感な核酸ハイブリダイゼーションアッセイ方法を提供する。前記方法は特に、慢性疾患の初期診断において有用である。