メルク、「RNA干渉」治療薬開発の米バイオ企業買収で合意
ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米製薬大手のメルク(NYSE:MRK) は30日、米バイオテクノロジー会社のサーナ・セラピューティックス(Nasdaq:RNAI)を総額約11億ドル、1株当たり13ドルの現金で買収することで合意したと発表した。
>>日経ネット2006-11-08
【参考資料】
出願番号 : 特許出願2006-117199 出願日 : 2006年3月1日
公開番号 : 特許公開2006-271387 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : サーナ・セラピューティクス・インコーポレイテッド 発明者 : マクスウィゲン,ジェームズ 外7名
発明の名称 : 短干渉核酸(siNA)を用いる遺伝子発現のRNA干渉媒介性阻害
【課題】種々の用途,例えば,治療,診断,標的評価およびゲノム発見用途における使用において遺伝子発現を調節するのに有用な試薬を提供する。
【解決手段】標的核酸配列に対するRNA干渉(RNAi)を媒介しうる小核酸分子,例えば,短干渉核酸(siNA),短干渉RNA(siRNA),二本鎖RNA(dsRNA),マイクロRNA(miRNA),および短ヘアピンRNA(shRNA)分子。該小核酸分子は細胞,組織または生物における遺伝子発現の調節に応答する任意の疾病または状態の治療において有用である。
出願番号 : 特許出願2005-249901 出願日 : 2005年8月30日
公開番号 : 特許公開2006-120 公開日 : 2006年1月5日
出願人 : サーナ・セラピューティクス・インコーポレイテッド 発明者 : トンプソン,ジェームズ・ディー 外10名
発明の名称 : 遺伝子発現を調節しうる新規な化学組成を有する核酸分子
【課題】 遺伝子発現の調節に有用な新規な核酸分子を提供すること。
【解決手段】 (a)標的RNAまたはその一部のヌクレオチド配列に相補的な14-24ヌクレオチドを有するヌクレオチド配列;
(b)二本鎖核酸分子の一方の鎖上の5’-キャップ,3’-キャップ,または5’-キャップと3’-キャップとの両方;および
(c)修飾されたヌクレオチドおよび修飾されていないヌクレオチドの混合物,ここで,修飾されたヌクレオチドは2’-フルオロ,2’-O-メチル,2’Hまたはこれらの組み合わせであり,修飾されていないヌクレオチドはリボヌクレオチドである,
を含む化学的に合成された二本鎖核酸分子が開示される。