バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アレルギーとフラボノイド

2006年11月12日 | 医療 医薬 健康
田中 敏郎ほか:日本補完代替医療学会誌 Vol. 3 (2006) , No. 1 pp.1-8

この数十年間でアレルギー疾患の有病率が増加しているが,種々の環境変化の中で食習慣の変化も有病率の増加に関与しているものと推測されている.果物,野菜やお茶に含まれるフラボノイドは,好塩基球や肥満細胞からのヒスタミンや IL-4, IL-13 などのサイトカインまた CD40 リガンドの発現を抑制する活性を有する.ルテオリン,アピゲニンとフィセチンに強い活性 (IC50=2–5 μM) が認められ,また日常摂取の多いケルセチン,ケンフェロールにも中等度の抑制活性 (IC50=15–18 μM) が観察された. J-Stage>>JOI JST.JSTAGE/jcam/3.1

新規体質診断方法およびそれを用いたカウンセリング方法

2006年11月12日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-113972 出願日 : 2005年4月11日
公開番号 : 特許公開2006-290802 公開日 : 2006年10月26日
出願人 : 株式会社カネボウ化粧品 外1名 発明者 : 丹野 修 外6名

発明の名称 : 新規体質診断方法およびそれを用いたカウンセリング方法

【課題】 本発明の目的は、個人の体質バランスを容易に判定し、その体質バランスを補完するための体質バランス改善用組成物に関し、さらに詳しくは、(a)先天体質補完成分、及び(b)後天体質補完分子種からなることを特徴とする、体質バランス改善用組成物、及びそれを用いた体質バランス改善カウンセリング方法を提供することにある。
【解決手段】(a)外体質補完成分又は内体質補完成分からなる先天体質補完成分、及び(b)熱湿体質補完成分、熱燥体質補完成分、冷湿体質補完成分及び冷燥体質補完成分からなる群から選ばれる1種の後天体質補完成分を含有することを特徴とする体質バランス改善用組成物。

癌に対するワクチンの調製方法

2006年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2000-524407 出願日 : 1998年12月11日
公表番号 : 特許公表2001-526025 公表日 : 2001年12月18日
出願人 : フォーダム ユニバーシティー 発明者 : スリヴァスタヴァ、プラモッド、ケー.

発明の名称 : 癌に対するワクチンの調製方法

本発明は、免疫原性があり、予防的および治療的に有効な、癌細胞の抗原性ペプチドに非共有結合で結合された熱ショックタンパク質の複合体を調製する方法に関する。本発明の方法は、癌細胞または前新生物細胞のRNAからcDNAライブラリーを構築し、適当な宿主細胞内で該cDNAライブラリーを発現させ、該細胞から免疫原性複合体を回収することを含む。該cDNAライブラリーを含む宿主細胞の大規模培養を行うことにより、該免疫原性複合体を多量に得ることができる。該複合体は、癌または前新生物細胞に対する特異的免疫応答を引き出すために、あるいは、癌を治療または予防するためにワクチンとして使用することができる。

糖鎖転移方法および糖鎖転移酵素

2006年11月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-272770 出願日 : 2005年9月20日
公開番号 : 特許公開2006-296412 公開日 : 2006年11月2日
出願人 : 味の素株式会社 外1名 発明者 : 大浦 房子 外8名

発明の名称 : 糖鎖転移方法および糖鎖転移酵素

【課題】糖鎖は生体内などで極めて重要な役割を果たしており、また糖鎖の研究、所望の糖鎖の製造、および糖タンパク質の製造などには様々な種類の糖鎖転移酵素が求められる。本発明は、新規な糖鎖転移酵素および糖鎖転移方法を提供することを課題とするものである。
【解決手段】エンド-α-N-アセチルガラクトサミニダーゼ活性および糖鎖転移活性を有するタンパク質の存在下で、ガラクトシルβ1→3N-アセチルガラクトサミニルα-基を含有する糖鎖供与体から、糖鎖受容体にガラクトシルβ1→3N-アセチルガラクトサミニルα-基を転移する反応を行う。

核酸複合体及びそれを用いる細胞内への核酸導入方法

2006年11月12日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-129375 出願日 : 2005年4月27日
公開番号 : 特許公開2006-304644 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : チッソ株式会社 外1名 発明者 : 長崎 健 外3名

発明の名称 : 核酸複合体及びそれを用いる細胞内への核酸導入方法

【課題】細胞内への核酸導入効率が高く、かつ細胞毒性が低い上に、簡便、安価に調製が可能な核酸複合体、及びそれを用いた安全でかつトランスフェクション効率の高い細胞内への核酸導入方法を提供する。
【解決手段】ε-ポリ-L-リジンの高分子量化誘導体と、核酸とからなる核酸複合体及び該核酸複合体を細胞に投与することを特徴とする細胞内への核酸導入方法。

改良されたプロモーターアッセイ方法

2006年11月12日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-74796 出願日 : 2006年3月17日
公開番号 : 特許公開2006-304776 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : ダイキン工業株式会社 発明者 : ▲高▼橋 淳子 外1名

発明の名称 : 改良されたプロモーターアッセイ方法

【課題】被検試料中に化学物質が存在するか否かを検定するための微生物の提供。
【解決手段】1種以上の組換え微生物を用いるプロモーターアッセイ方法であって、1種以上の組換え微生物のうち少なくとも1つが、化学物質の不存在下においてもプロモーター活性を一定レベルで発現する形質転換した微生物。この微生物は酵母由来の特定のプロモーターを含むベクターで形質転換することにより得られる。

ヘキソサミン高生産植物

2006年11月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-82633 出願日 : 2006年3月24日
公開番号 : 特許公開2006-304779 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 北澤 宏明 外2名

発明の名称 : ヘキソサミン高生産植物

【課題】物質生産の場としての植物は、ヒトへの感染性物質を含まない安全性の高い生産系であり、動物および微生物を用いた場合に比較して、低コストの生産系である。光合成エネルギーを利用して植物から有用な糖質を製造できることが可能になれば、安全、コスト、環境等の面から産業上意義は大きい。従って、本発明の課題は、植物細胞または植物体を材料として、安価かつ安全なヘキソサミンの製造法を提供することにある。
【解決手段】植物に内在するGFAT(グルタミン:フルクトース-6-リン酸 アミドトランスフェラーゼ)遺伝子とは由来の異なるGFAT遺伝子、例えばクロレラウイルス由来GFATが導入されていることを特徴とするヘキソサミン高生産形質転換植物細胞又は形質転換植物又はそれと同じ性質を有する子孫又はそれらの器官又はそれらの組織を提供する。

出願番号 : 特許出願2006-82632 出願日 : 2006年3月24日
公開番号 : 特許公開2006-304778 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 北澤 宏明 外2名

発明の名称 : UDP-GlcNAc高生産植物

【課題】物質生産の場としての植物は、ヒトへの感染性物質を含まない安全性の高い生産系であり、動物および微生物を用いた場合に比較して、低コストの生産系である。従って、本発明の課題は、安全なUDP-GlcNAc高生産植物と、安価かつ安全なUDP-GlcNAc高生産植物からのUDP-GlcNAc製造法を提供することにある。
【解決手段】外因性GFAT(グルタミン:フルクトース-6-リン酸アミドトランスフェラーゼ)遺伝子が導入されていることを特徴とするウリジン二リン酸-N-アセチルグルコサミン(UDP-GlcNAc)高生産形質転換植物細胞又は形質転換植物又はその子孫又はそれらの器官又はそれらの組織を提供する。

ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含む好酸球浸潤抑制剤

2006年11月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-133264 出願日 : 2005年4月28日
公開番号 : 特許公開2006-306812 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 立石 法史 外1名

発明の名称 : 好酸球浸潤抑制剤

【課題】 好酸球の浸潤またはその細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な新規な組成物の提供。
【解決手段】 ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含んで成る、好酸球の浸潤またはその細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な組成物。

遺伝子:数ではウニ≒ヒトでした 欧米チームが解明

2006年11月12日 | NEWSクリッピング
 ウニのゲノム(全遺伝情報)の解読を、欧米の研究チームが完了した。遺伝子数はヒトとほぼ同じ2万3000個で、遺伝子の70%がヒトと共通していた。研究チームは「遺伝子レベルでは、ハエや線虫に比べヒトに近い。このデータは進化の解明につながる」と驚く。10日付の米科学誌「サイエンス」に発表する。毎日新聞 2006年11月10日 東京朝刊