バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

合成中間体のシキミ酸を原産植物から効率的に抽出

2006年11月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
海外現地報告、台湾工業技術院がタミフル供給不足に備え

 台湾工業技術研究院は、Tamiflu(タミフル、一般名:リン酸オセルタミビル)の化学合成の重要な中間体であるシキミ酸(shikimic acid)を台湾原産の植物から効率的に抽出する方法を開発した。インフルエンザ流行時のタミフル供給不足に備え、台湾国内企業に対価なしに成果を供与する。日経BP Biotechnology Japan 2006-11-14
関連情報資料>>バイオ塾情報創庫2006-11-14

菌類の識別方法

2006年11月19日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-309293 出願日 : 2001年10月5日
公開番号 : 特許公開2003-116554 公開日 : 2003年4月22日
出願人 : 山口大学長 発明者 : 丸本 卓哉 外3名

発明の名称 : 菌類の識別方法

【課題】 菌糸、菌根レベルでの特定系統の識別を可能とする菌類の識別法を提供することにある。
【解決手段】 本発明の菌類の識別方法は、一の菌類と他の一の菌類について、アイソザイム分析及び核酸分析を行ない両菌類を比較することによって菌類を識別することを特徴とする。

出願番号 : 特許出願2001-293069 出願日 : 2001年9月26日
公開番号 : 特許公開2003-93093 公開日 : 2003年4月2日
出願人 : 山口大学長 発明者 : 丸本 卓哉 外2名

発明の名称 : 菌類の識別方法

【課題】 菌糸、菌根レベルでの特定系統の識別を可能とする菌類の識別法を提供することにある。
【解決手段】 本発明の菌類の検出方法は、既知の菌類と未知の菌類について、アイソザイム分析及び体細胞不和合性試験を行ない両菌類を比較することによって菌類を識別することを特徴とする。

微生物を用いるシキミ酸の製造法

2006年11月19日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-267257 出願日 : 2001年9月4日
公開番号 : 特許公開2003-70493 公開日 : 2003年3月11日
出願人 : 有限会社 山口ティー・エル・オー 外1名 発明者 : 足立 収生 外3名

発明の名称 : 酢酸菌を用いるシキミ酸の製造法およびキナ酸脱水素酵素

【課題】 抗生物質、農薬、除草剤などの原料として有用なシキミ酸を、酢酸菌の酸化発酵により高収率で製造できる製造法の開発、およびシキミ酸の製造に関与している新規酵素の特性付けが、本発明の課題である。
【解決手段】 酸化発酵の研究の過程で、本発明者らは、酢酸菌とくにグルコノバクター属酢酸菌の細胞膜外表層に、補酵素PQQを含む新規なキナ酸脱水素酵素(QDH)を発見した。QDHはキナ酸を酸化して高収率でデヒドロキナ酸(DQA)を生成し、さらにデヒドロキナ酸デヒドラターゼとシキミ酸脱水素酵素の作用によってシキミ酸を生成する。これらの知見により、シキミ酸経路上の代謝中間体を経て製造される抗生物質などの有用物質の生産に必要な、シキミ酸の新規な製造法を確立できた。

出願番号 : 特許出願2000-356706 出願日 : 2000年11月22日
公開番号 : 特許公開2002-153282 公開日 : 2002年5月28日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 前田 具子 外1名

発明の名称 : トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするDNA、それを含む組換えDNA、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法

【課題】微生物を用いる効率的なシキミ酸の製造方法の提供。
【解決手段】 トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、該タンパク質をコードするCitrobacter freundii由来のDNA、それを含む組換えDNA、それによりを形質転換した微生物を用いる。

出願番号 : 特許出願平11-187551 出願日 : 1999年7月1日
公開番号 : 特許公開2000-300249 公開日 : 2000年10月31日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 宮田 令子 外2名

発明の名称 : シキミ酸を菌体外に分泌する微生物およびそれを用いたシキミ酸の製造方法

【課題】微生物を用いて経済的にシキミ酸を生産する。
【解決手段】シキミ酸を菌体外に分泌する性質を有する、シトロバクター属に属する微生物を用いてシキミ酸を製造する。

関連情報>>バイオ塾情報創庫DB2006-11-19

抗変性蛋白質抗体精製キット、抗変性蛋白質抗体の精製方法、蛋白質の検出方法、及び生体分子の検出方法

2006年11月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-330478 出願日 : 2005年11月15日
公開番号 : 特許公開2006-197925 公開日 : 2006年8月3日
出願人 : 株式会社生体分子計測研究所 発明者 : 春田 洋孝 外4名

発明の名称 : 抗変性蛋白質抗体精製キット、抗変性蛋白質抗体の精製方法、蛋白質の検出方法、及び生体分子の検出方法

【課題】食用作物由来の変性蛋白質を高い精度で検出することを可能にする抗変性蛋白質抗体精製キットを提供する。
【解決手段】担体10aと、担体10a上に固定された、食用作物由来の変性蛋白質5a, 5b, 5c, 5dとを備える。

バイオ塾情報創庫DB 更新情報2006-11-19

2006年11月19日 | 医薬工学 製剤 DDS
冷える週末。姪夫妻を案内して奥山方広寺周辺を散策したり。このBlogサイトのアップロード事情が悪く、データー蓄積・公開に支障がでているようです。時々アップする更新情報のコーナーを利用して、補足情報を追加する方法へ切り替える。GooBlogサイトの安定が実感するまで、可能な限り沢山のデータを検索しやすい手段を並行していきます。 バイオ塾 粒子

◇海外現地報告、台湾工業技術院がタミフル供給不足に備え、
  合成中間体のシキミ酸を原産植物から効率的に抽出 Biotechnology Japan 2006-11-14
◇リシン残基特異的酵素活性タンパク質およびその産生遺伝子
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2006/11/blog-post_18.html
◇食品残さ等利用飼料の安全性確保のためのガイドライン
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2006/11/blog-post_15.html
◇九大医とホソカワが未来医療を拓く第三世代型「DDSステント」開発に成功
  http://riibs-iwata.blogspot.com/2006/11/blog-post_13.html

リシン残基特異的酵素活性タンパク質およびその産生遺伝子

2006年11月19日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2000-48368 出願日 : 2000年2月24日
公開番号 : 特許公開2001-231571 公開日 : 2001年8月28日
出願人 : 和光純薬工業株式会社 発明者 : 正木 武治 外4名

発明の名称 : リシン残基特異的酵素活性タンパク質およびその産生遺伝子

【課題】リシン残基特異的酵素を遺伝子組み換えにより効率よく取得する。
【解決手段】リシン残基特異的酵素に係る遺伝子のクローニングを行い、当該酵素のアミノ酸配列、当該酵素を発現する塩基配列を解明し、これを用いて遺伝子組み換え技術によりリシン残基特異的酵素を効率よく製造する。

微生物を用いたペプチドの大量生産法の開発

2006年11月19日 | 創薬 生化学 薬理学
相沢 智康(北海道大学大学院理学研究科)
タンパク質の立体構造に関する解析結果を最大限に利用し、その発現を助ける新規「タグ分子(キャリアタンパク質)」のデザイン・研究開発を進める。末端に付加することで、ターゲットペプチド・タンパク質を分解から保護し、また生産したペプチド・タンパク質が工場としての微生物に悪影響を及ぼさないように不活性化する、新規の「タグ分子」の開発を目標とする。
http://brain.naro.affrc.go.jp/tokyo/marumoto/up/h16kadai/16aizawa.htm

◇生物物理学会より、北大河野教授ら、封入体を作るたんぱく質との共発現により
抗菌ペプチドを大腸菌で高発現

 北海道大学大学院理学院生命理学専攻の河野敬一教授らは、大腸菌を宿主とした遺伝子組み換えたんぱく質の生産において、単独だと発現量が少ないたんぱく質を、封入体の中に高発現できるたんぱく質と共発現することにより、高発現できることを見いだした。>> 日経BP Biotechnology Japan 2006-11-14

テロメア長の調節方法

2006年11月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2000-41929 出願日 : 2000年2月18日
公開番号 : 特許公開2001-231567 公開日 : 2001年8月28日
出願人 : 理化学研究所 外1名 発明者 : 太田 邦史 外1名

発明の名称 : テロメア長の調節方法

【課題】 テロメア長の調節方法の提供。
【解決手段】 Mre11タンパク質をコードするDNA又はMre11タンパク質のC末端ドメインの一部若しくは全部を欠失したタンパク質をコードするDNAを細胞に導入することを特徴とするテロメア長の調節方法。

遺伝子関連RNAiトランスフェクション方法

2006年11月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-265498 出願日 : 2004年9月13日
公開番号 : 特許公開2005-87211 公開日 : 2005年4月7日
出願人 : エッペンドルフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ジョゼ ルマクル 外1名

発明の名称 : 遺伝子関連RNAiトランスフェクション方法

【課題】 細胞内におけるsiRNA種の生物学的効果を明らかにする新規な方法の提供。
【解決手段】 本発明は、細胞内に存在する少なくとも1つの遺伝子に対するsiRNAの生物学的効果を調べる方法であって、所定の位置に少なくとも1つのsiRNA種をその上に含む支持体を用意するステップと;アレイ表面で細胞を、その細胞の増殖と、その細胞内へのsiRNAの侵入が可能な条件下でプレート培養するステップと;必要に応じてその細胞を注目の薬剤に曝露するステップと;細胞に対するsiRNAの生物学的効果を検出するステップを含む方法、を提供する。