バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

イオン輸送タンパク質内部で“ぶらぶら”した水分子の動きを赤外線で解明

2012年10月09日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
自然科学研究機構分子科学研究所

[概要]自然科学研究機構分子科学研究所の古谷祐詞准教授、北海道大学大学院先端生命科学研究院の出村誠教授、菊川峰志助教、名古屋工業大学大学院工学研究科の神取秀樹教授らの研究グループは、光を化学エネルギーに変換する光駆動イオン輸送タンパク質が塩化物イオンを輸送する過程において、水素結合を形成していない“ぶらぶら”した水分子が関わっていることを明らかにしました。
http://www.ims.ac.jp/topics/2012/121009.html


クロストリジウム・サーモセラム由来のタンパク質複合体を構築するためのタンパク質

2012年10月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2010-88952 出願日 : 2010年4月7日
公開番号 : 特許公開2011-219399 公開日 : 2011年11月4日
出願人 : 株式会社豊田中央研究所 発明者 : 鈴木 宏昭 外2名
発明の名称 : クロストリジウム・サーモセラム由来のタンパク質複合体を構築するためのタンパク質及びその利用

【課題】酵母などの糖鎖修飾が予想される真核微生物で生産させるのに適しており、しかも、コヘシン-ドッケリン結合の結合能力に優れる、ドッケリンを有するタンパク質及びその利用の提供。
【解決手段】クロストリジウム・サーモセラム由来のタイプIコヘシンを有する骨格タンパク質を利用したタンパク質複合体を構築するためのタンパク質として、クロストリジウム・サーモセラム由来のタイプIドッケリン中のコヘシン結合能に関連した配列において、糖鎖修飾予測部位に相当する部位に相当する部位のアミノ酸がアスパラギン酸である、少なくとも一つのドッケリン特異的配列を含むドッケリンを有する、タンパク質を用いる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法

2012年10月09日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2011-60300 出願日 : 2011年3月18日
公開番号 : 特許公開2011-217737 公開日 : 2011年11月4日
出願人 : 住友化学株式会社 発明者 : 朝子 弘之
発明の名称 :
【課題】合成中間体として有用な5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法等を提供すること。
【解決手段】式(2)


で表わされるN-カルバモイルアミノ化合物に、当該N-カルバモイルアミノ化合物を対応する5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールに変換する能力を有する酵素又は該酵素の産生能を有する微生物の培養物若しくはその処理物を作用させる反応工程を含むことを特徴とする、5-(アミノメチル)-2-クロロチアゾールの製造方法等。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


ペプチドの製造方法

2012年10月09日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2010-94407 出願日 : 2010年4月15日
公開番号 : 特許公開2011-223896 公開日 : 2011年11月10日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 阿部 巧 外4名

【課題】効率の良いペプチドの製造方法を提供する。
【解決手段】Sphingobacterium multivorum由来アミノ酸エステルトランスペプチダーゼ(AET)のN末端シグナルペプチドをErwinia carotovora由来のものへと置換したAET発現株、およびN末端のシグナルペプチドを様々な箇所で欠損させたAET発現株を構築し、サイトゾルに局在し、酵素活性に優れるAET培養物を得た、該培養物とカルボキシ成分と、アミン成分とを混合し、ペプチドを生成した。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


NHKクローズアップ現代「ノーベル賞受賞 山中伸弥さんに聞く」

2012年10月09日 | NEWSクリッピング
10月10日(水)【総合テレビ】19:30~19:56
「ノーベル賞受賞 山中伸弥さんに聞く」
 http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/

 今年のノーベル医学・生理学賞の受賞者に、身体の様々な組織や臓器になるとされる「iPS細胞」を作り出すことに成功した京都大学教授の山中伸弥さんが選ばれた。
山中さんは、特定の遺伝子を皮膚の細胞に組み込むと、体のあらゆる組織や臓器に変わる「初期化」が起きることを世界で初めて示した。
この「iPS細胞」を使えば、病気やけがで失った組織でも、自分の他の部分の細胞から新たに作って移植することができるため、再生医療や薬の開発を飛躍的に進めると期待されている。
番組では、山中さんが生中継で出演。

パーキンソン病発症リスクマーカー

2012年10月09日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2010-112507 出願日 : 2010年5月14日
公開番号 : 特許公開2011-239697 公開日 : 2011年12月1日
出願人 : エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 発明者 : 戸田 達史 外1名

【課題】 パーキンソン病、特に孤発性パーキンソン病の発症に関連する発症リスクマーカーおよび発症リスクの判定方法ならびに判定試薬の提供を目的とする。
【解決手段】 ヒト染色体1q32において下記(A1)および(A2)の少なくとも一つのSNPを含む8塩基以上の連続する塩基配列からなるポリヌクレオチドを、パーキンソン病の発症リスクマーカーとして検出する。
(A1)ヒト染色体1q32において、NCBIのSNPデータベースのリファレンス番号rs16856139、rs823128、rs823122、rs947211、rs823156、rs708730およびrs11240572の少なくとも一つで特定されるSNP
(A2)ヒト染色体1q32において、前記(A1)のいずれかのSNPと連鎖不平衡にあるSNP
明細書 >> かんたん特許検索

GRK5パーキンソン病関連遺伝子、およびその利用

2012年10月09日 | からだと遺伝子

国際出願番号 : PCT/JP2006/308118 国際出願日 : 2006年4月18日
国際公開番号 : WO2006/112456 国際公開日 : 2006年10月26日
出願人 : ヒュ―ビット ジェノミクス株式会社 外1名 発明者 : 加藤 丈夫 外2名

パーキンソン病患者群と正常コントロール群を対象に、大規模なSNP解析を行い、パーキンソン病と関連する遺伝子(GRK5)を同定することに成功した。また、このGRK5遺伝子の発現が亢進することにより、αシヌクレインのリン酸化が促進され、その結果、可溶性αシヌクレインオリゴマーの形成が促進され、パーキンソン病へ至ることが新たに見出された。GRK5遺伝子の発現を指標とすることにより、パーキンソン病の検査、並びに、パーキンソン病の治療薬のスクリーニングを行うことが可能である。明細書 >> かんたん特許検索


パーキンソン病治療薬のスクリーニング方法及び評価方法

2012年10月09日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2009-69122 出願日 : 2009年3月19日
公開番号 : 特許公開2010-220503 公開日 : 2010年10月7日
出願人 : 国立大学法人大阪大学 外1名 発明者 : 岩井 一宏 外2名
発明の名称 : パーキンソン病モデルマウス及びその作製方法並びに該マウスを用いたパーキンソン病治療薬のスクリーニング方法及び評価方法

【課題】 パーキンソン病の症状を確実且つ早期に示すパーキンソン病モデルマウス及びその作製方法並びに該マウスを用いたパーキンソン病治療薬のスクリーニング方法及び評価方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 パーキンをコードする遺伝子が不活化し、且つIRP2が神経細胞で特異的に発現していることを特徴とするパーキンソン病モデルマウスを提供する。明細書 >> かんたん特許検索

アトピー性皮膚炎発症のゲノム領域発見- 病態解明や治療法確立に期待

2012年10月09日 | 医療 医薬 健康
 理化学研究所(埼玉県和光市)は、アトピー性皮膚炎の発症に関連する8個のゲノム領域を発見した。これらの領域に含まれる遺伝子機能を調べることで、発症や進展の仕組みがよく分かっていないアトピー性皮膚炎の病態解明につながることが期待できるという。 CB News.,2012
http://9oo.jp/BJS14

利根川進さん“自由な発想で研究を”

2012年10月09日 | NEWSクリッピング
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に山中伸弥さんが選ばれたことについて、25年前、日本人で初めて医学・生理学賞を受賞したアメリカ・マサチューセッツ工科大学教授の利根川進さんが、日本時間で、9日、NHKのインタビューに応え、「今後はいろいろなプレッシャーがかかると思うが、決して気にせずに自由な発想で研究をし続けてほしい」とエールを送りました。NHK News.,10月9日