バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞の状態を評価する方法

2012年10月03日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2009/006293 国際出願日 : 2009年11月20日
国際公開番号 : WO2010/058605 国際公開日 : 2010年5月27日
出願人 : 国立大学法人北海道大学 発明者 : 西村 紳一郎 外2名

遺伝子やタンパク質に代わる細胞の状態、分化のレベルの新たな指標、この指標を定量的に把握する手段、この指標を用いた特定の細胞の状態、分化レベルを把握する手段を提供する。細胞の状態を評価するために用いる糖鎖のカテゴリーの決定方法。状態変化前の細胞のN-結合型糖鎖について定量的プロファイルを取得し、状態変化後の細胞に含まれるN-結合型糖鎖の定量的プロファイルを取得し、前記2つの定量的プロファイル中の存在量の間に変動がある糖鎖群を抽出し、抽出した糖鎖群に含まれる各糖鎖を糖鎖タイプに基づいて、ハイマンノース型とノンハイマンノース型、(1)バイセクトの有無、(2)フコースの数(0、1または2以上)、(3)シアル酸の有無、及び(4)分岐度(2または3以上)]のカテゴリーに分け、前記5つのカテゴリーの中から、細胞状態評価に適した糖鎖のカテゴリーを決定する。決定された糖鎖カテゴリーを用いる細胞状態、細胞分化の評価方法。明細書 >> かんたん特許検索



神経成長因子(NGF)産生抑制剤及びかゆみ抑制外用剤

2012年10月03日 | 創薬 生化学 薬理学

出願番号 : 特許出願2007-256510 出願日 : 2007年9月28日
公開番号 : 特許公開2009-84222 公開日 : 2009年4月23日
出願人 : 株式会社ナリス化粧品 発明者 : 江川 千佳子 外1名

【課題】皮膚での神経成長因子(NGF)産生主要細胞であるケラチノサイトからのNGF産生を抑制し、知覚神経線維の表皮への伸長を抑制する物質を配合した皮膚外用剤の提供。
【解決手段】フキ抽出物、知母抽出物、シラカバ抽出物、ヨモギ抽出物の1種または2種以上を有効成分として配合するNGF産生抑制剤。該NGF産生抑制剤は、ケラチノサイトからのNGF産生を抑制し、知覚神経線維の表皮への伸長を抑制することが可能であり、かゆみ抑制外用剤、敏感肌用化粧料に使用できる。明細書 >> かんたん特許検索


渦鞭毛藻ならびに新規な抗ガン剤となり得るマクロライド化合物

2012年10月03日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2008-97610 出願日 : 2008年4月3日
公開番号 : 特許公開2009-249319 公開日 : 2009年10月29日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 外1名 発明者 : 津田 正史 外6名
発明の名称 : 新規マクロライド化合物

【課題】 新規な渦鞭毛藻ならびに新規な抗ガン剤となり得るマクロライド化合物を提供する。
【解決手段】 本発明は、渦鞭毛藻アンフィジニウム(Amphidinium sp.)HYA024株で表される渦鞭毛藻が産生するマクロライド化合物に関する。本発明のマクロライド化合物はヒトの腫瘍細胞に対して優れた増殖抑制効果を有しており、新規な抗ガン剤として利用可能である。明細書 >> かんたん特許検索


表皮角化細胞増殖促進剤及びトランスグルタミナーゼ-1産生促進剤

2012年10月03日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-235884 出願日 : 2007年9月11日
公開番号 : 特許公開2009-67701 公開日 : 2009年4月2日
出願人 : 丸善製薬株式会社 発明者 : 三宅 康夫 外3名

【課題】天然抽出物を含有した表皮角化細胞増殖促進剤又はトランスグルタミナーゼ-1産生促進剤を提供する。
【解決手段】表皮角化細胞増殖促進剤又はトランスグルタミナーゼ-1産生促進剤に、ワカメ(Undaria pinnatifida)及び/又はヒジキ(Hizikia fusiformis)からの抽出物を有効成分として含有せしめる。明細書 >> かんたん特許検索


免疫バランスを正常化するラクトバチルス属乳酸菌及びそれを用いた飲食品

2012年10月03日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2006-239623 出願日 : 2006年9月4日
公開番号 : 特許公開2008-61513 公開日 : 2008年3月21日
出願人 : ひまわり乳業株式会社 発明者 : 西村 孝司 外1名

【課題】特定の免疫機能性のある乳酸菌、特に免疫バランスを正常化する方向で作用し、その結果、アレルギー症状又は疾患の予防又は改善効果を与えることのできる能力を有する乳酸菌を提供する。さらに、本発明は、そのような乳酸菌を用いた発酵乳製品等の飲食品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】マウス脾臓細胞に対してIFN‐γ産生を促進し、IL‐4産生を増大させず、マウス腹腔マクロファージに対してIL‐12産生を誘導し、IL‐10産生を増大させない、免疫調節作用を有することを特徴とする乳酸菌Lactobacillus paracasei subsp. caseiBZN.2.12.4A(AHU1839)。明細書 >> かんたん特許検索

カンピロバクター菌を迅速かつ特異的に計数するための遺伝子プローブ

2012年10月03日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2008-191252 出願日 : 2008年7月24日
公開番号 : 特許公開2010-22336 公開日 : 2010年2月4日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 外1名 発明者 : 澤辺 智雄 外3名
発明の名称 : 培養併用insituハイブリダイゼーション法により生きているカンピロバクター菌を迅速かつ特異的に計数するための遺伝子プローブ及びその方法
【課題】カンピロバクター属細菌の中、食中毒原因事例の多いC.jejuni及びC.coliのみを、他のカンピロバクターと区別して検出・計数する迅速な技術の提供。
【解決手段】試料を培養し微小コロニーを形成させ、第1の蛍光標識で標識した特定の塩基配列CP3m又はその相補鎖で表されるプローブ、及び第2の蛍光標識で標識した特定の塩基配列LA71又はその相補鎖で表されるプローブを用いて、インシチューハイブリダイゼーション法により、カンピロバクター・ジェジュニ(Campylobacter jejuni)及びカンピロバクター・コリ(C.coli)に属する細菌を同時に検出及び/又は計数する方法。明細書 >> かんたん特許検索


植物の感光性遺伝子Hd5およびその利用

2012年10月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2003-349338 出願日 : 2003年10月8日
公開番号 : 特許公開2005-110579 公開日 : 2005年4月28日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 外1名 発明者 : 矢野 昌裕 外1名

【課題】 新規な植物の感光性遺伝子の提供、該遺伝子を利用した植物の感光性の改変方法、および植物の出穂期の改変方法の提供を課題とする。
【解決手段】 マップベースクローニングによりイネの感光性遺伝子Hd5を単離することに成功した。該遺伝子の導入や発現制御により植物の感光性を改変し得ることを見出した。さらに、機能的な該遺伝子の有無を検出することにより植物の感光性を評価し得ることを見出した。明細書 >> かんたん特許検索


エロモナス菌と腸内細菌科に属する細菌とを区別して、迅速に同定及び又は検出する方法

2012年10月03日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 : 特許出願2004-336593 出願日 : 2004年11月19日
公開番号 : 特許公開2006-141300 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 外1名 発明者 : 澤辺 智雄 外2名
発明の名称 : 腸内細菌科細菌及びエロモナス属細菌を培養併用インサイチュ-ハイブリダイゼーション法により区別して同定及び/又は計数する方法

【課題】エロモナス属に属する細菌と腸内細菌科に属する細菌が混在する可能性のある試料から、エロモナス菌と腸内細菌科に属する細菌とを区別して、迅速に同定及び又は検出する方法を提供する。
【解決手段】培養併用インサイチューハイブリダイゼーション法を用いて、腸内細菌に属する細菌とエロモナス属に属する菌を同時検出できる方法を開発した。明細書 >> かんたん特許検索


癌治療用人工リンパ節

2012年10月03日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2007-315574 出願日 : 2007年12月6日
公開番号 : 特許公開2008-163015 公開日 : 2008年7月17日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 渡邊 武 外1名

【課題】生体内において癌の治療効果が持続する人工リンパ節を提供する。
【解決手段】以下の工程を包含する、癌抗原特異的な免疫反応を誘導可能な人工リンパ節の製造方法:(a)癌抗原と、細胞性免疫を誘導可能なアジュバントとを用いて非ヒト動物を免疫する工程;および(b)免疫した非ヒト動物に、サイトカイン産生ストローマ細胞および樹状細胞を含む高分子生体材料からなる人工リンパ節材料を移植する工程、前記製造方法により得られた、癌抗原特異的な免疫反応を誘導可能な人工リンパ節、前記人工リンパ節を含む癌の治療剤、ならびに以下を含む、癌の治療用人工リンパ節の製造用キット:(a)癌抗原;(b)細胞性免疫を誘導可能なアジュバント;(c)サイトカイン発現ベクターおよびストローマ細胞、またはサイトカイン産生ストローマ細胞;(d)樹状細胞;および(e)高分子生体材料。明細書 >> かんたん特許検索


殺細胞活性増強材および体外循環カラム

2012年10月03日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2007-169162 出願日 : 2007年6月27日
公開番号 : 特許公開2009-7282 公開日 : 2009年1月15日
出願人 : 関西ティー・エル・オー株式会社 発明者 : 寺本 和雄 外5名

【課題】癌やウイルス疾患などの治療に好適に使用し得る体外循環材料として有用な、抗原特異的細胞傷害活性増強材を提供する。
【解決手段】リンパ球または抗原提示細胞の細胞膜に存在し、リンパ球とリンパ球間もしくはリンパ球と抗原提示細胞間の情報を仲介する機能を有する膜蛋白質の細胞外領域部分が切断されて可溶性となった糖蛋白質分子に対して吸着性のある高分子成型品からなる、異常細胞に対する免疫担当細胞の抗原特異的細胞傷害活性を増強する殺細胞活性増強材。明細書 >> かんたん特許検索