バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ペプチド輸送酵素遺伝子による酵母の形質転換法

2011年04月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2005-62919 出願日 : 2005年3月7日
公開番号 : 特許公開2006-238852 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 独立行政法人酒類総合研究所 外1名 発明者 : 福田 央 外3名
発明の名称 : ペプチド輸送酵素遺伝子による酵母の形質転換法と当該遺伝子のプロモーター領域を用いたタンパク質の発現法

【課題】 短期間で簡易な酵母の形質転換系及び高発現ベクターの開発。
【解決手段】 Saccharomyces cerevisiaeのペブチド輸送酵素遺伝子(PTR2)を含むベクターを用いて、ペブチド輸送能が喪失した酵母を宿主とする形質転換系が可能となる。Saccharomyces cerevisiaeのペプチド輸送酵素遺伝子のプロモーターを利用した発現ベクターを用いて、YPD培地、清酒もろみ、麦汁、ブドウ果汁などでプロモーター下流の遺伝子を発現させることができる。その結果、酵母への遺伝子導入のためのマーカーが更に一つ加わることで、酵母の遺伝子操作がより容易となった。醸造環境下でも発現可能なプロモーターの入手により、酒類の研究開発がより容易になった。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

タラ目に属する魚の魚肉タンパク質からのα-グルコシダーゼ阻害剤

2011年04月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2008-212988 出願日 : 2008年8月21日
公開番号 : 特許公開2010-47511 公開日 : 2010年3月4日
出願人 : 日本水産株式会社 発明者 : 畑中 晃昌 外1名
発明の名称 : α-グルコシダーゼ阻害剤

【課題】医薬品、機能性食品、健康食品および特定保健用食品などとして使用することができる、α-グルコシダーゼ阻害剤を提供する。
【解決手段】タラ目に属する魚の魚肉タンパク質を、タンパク質分解酵素で分解し、分解物を得る。「タラ目に属する魚」とは、魚類の分類において硬骨魚綱タラ目に属する魚である。マダラ、スケトウダラ、ミナミダラなどのタラ科の魚やホキ(マクルロヌス科)、メルルーサ(メルルーサ科)などが属する。魚肉タンパク質とは、これらの魚の主に筋肉部分のタンパク質である。e-kouhou 特許公開・明細書

魚卵タンパク質を、タンパク質分解酵素で分解したα-グルコシダーゼ阻害剤

2011年04月18日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2008-213015 出願日 : 2008年8月21日
公開番号 : 特許公開2010-47513 公開日 : 2010年3月4日
出願人 : 日本水産株式会社 発明者 : 畑中 晃昌 外1名
発明の名称 : α-グルコシダーゼ阻害剤

【課題】医薬品、機能性食品、健康食品および特定保健用食品などとして使用することができる、α-グルコシダーゼ阻害剤を提供する。
【解決手段】魚卵タンパク質を、タンパク質分解酵素で分解し、分解物を得る。e-kouhou 特許公開・明細書

オキアミタンパク質を有効成分とする脂質代謝改善剤

2011年04月18日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2008-265472 出願日 : 2008年10月14日
公開番号 : 特許公開2010-95456 公開日 : 2010年4月30日
出願人 : 日本水産株式会社 発明者 : 福永 健治 外2名
発明の名称 : 脂質代謝改善剤

【課題】 脂質代謝改善剤の提供。
【解決手段】 オキアミタンパク質を有効成分とする脂質代謝改善剤。及びそれを含有する医薬あるいは食品。オキアミタンパク質を有効成分として含有する脂質代謝改善用機能性食品、また脂質代謝改善に有効であることを表記したものである、前記脂質代謝改善用機能性食品。本発明の脂質代謝改善剤は、コレステロール吸収阻害あるいは胆汁酸排泄効果を有し、血中コレステロールを低下する医薬、あるいは食品として有用である。e-kouhou 特許公開・明細書

新規イソプレニルアルカロイド、その製造法および用途

2011年04月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 : 特許出願2009-122833 出願日 : 2009年5月21日
公開番号 : 特許公開2010-270058 公開日 : 2010年12月2日
出願人 : 日本水産株式会社 発明者 : 佐藤 誠造 外4名

【課題】 抗腫瘍活性を有する海産海綿動物由来の新規化合物を提供する。
【解決手段】 ヤスピス属に属する海綿動物抽出液から単離した下記式(I)で表される化合物又はその製薬学的に許容される塩。
【化1】


(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6はそれぞれ独立にOH、H、CH3から選択されるいずれか任意のものであるか、R1とR2、R3とR4、R5とR6がそれぞれ結合して形成された二重結合のものであるか、又は、R1、R4はそれぞれ独立にOH、H、CH3から選択されるいずれか任意のものであり、R2とR3、R5とR6はそれぞれ結合して形成された二重結合のもののいずれかを表す。)

遺伝子再構成後の遺伝子型を有する幹細胞からのリンパ球のインビトロ分化誘導

2011年04月18日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2007/068335 国際出願日 : 2007年9月21日
国際公開番号 : WO2008/038579 国際公開日 : 2008年4月3日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 若尾 宏 外6名

本発明は、特定の抗原受容体遺伝子について遺伝子再構成後の遺伝子型を有する幹細胞を培地中で培養して、該幹細胞由来の分化細胞を得ることを含む、該遺伝子型を有する機能的な分化細胞の製造方法を提供する。該遺伝子型を有する幹細胞としては、該遺伝子型を有する細胞の核の移植により樹立された幹細胞(例、ES細胞)が好ましい。分化細胞としてはNKT細胞が好ましい。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

変形性関節症感受性遺伝子

2011年04月18日 | からだと遺伝子

国際出願番号 : PCT/JP2008/063399 国際出願日 : 2008年7月25日
国際公開番号 : WO2009/017052 国際公開日 : 2009年2月5日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 池川 志郎 外1名

本発明の目的は、遺伝子診断又は血液診断による変形性関節症の診断方法及び診断用キットを提供することである。本発明によれば、被験者より採取されたDNA含有試料において、配列番号2に記載のアミノ酸配列又はそれと実質的に相同のアミノ酸配列をコードする遺伝子(Dual Intracellular Von Willebrand factor A 遺伝子;DIVA遺伝子)内に存在する多型であって、一方のアレル頻度が、任意の変形性関節症非罹患集団におけるよりも任意の変形性関節症患者集団において高い多型からなる群より選択される1以上の多型を検出することを特徴とする、該被験者の変形性関節症に対する遺伝的感受性の診断方法が提供される。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

カンゾウ属植物由来トリテルペン酸化酵素、それをコードする遺伝子およびその利用

2011年04月18日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/064496 国際出願日 : 2008年8月6日
国際公開番号 : WO2009/020231 国際公開日 : 2009年2月12日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外2名 発明者 : 村中 俊哉 外5名

本発明は、ダンマラン系列トリテルペンを酸化する活性を有するタンパク質、それをコードする遺伝子、およびそれらの利用を提供する。本発明は、具体的には、カンゾウ属植物から得られる、ダンマラン系列トリテルペンを酸化する活性を有するタンパク質、それをコードする遺伝子およびその使用に関し、タンパク質は配列番号1、2または13に示され、それをコードする遺伝子はそれぞれ配列番号3、4、14に示される。また、該遺伝子を導入した形質転換体が作製され、トリテルペン酸化酵素を得ることができる。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

ヒト樹状細胞の評価方法およびヒト細胞免疫療法剤

2011年04月18日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2008/066210 国際出願日 : 2008年9月9日
国際公開番号 : WO2009/034961 国際公開日 : 2009年3月19日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 藤井 眞一郎 外1名

本発明は、以下の工程を含む、ヒト樹状細胞の抗原提示能の評価方法を提供する。
(1)α-ガラクトシルセラミドをパルスしたヒト樹状細胞を、非ヒト哺乳動物に投与する工程
(2)該非ヒト哺乳動物からNKT細胞含有試料を採取する工程
(3)該試料中に存在するNKT細胞の活性化を検出する工程
また、該方法により、NKT細胞に対して抗原提示能を有すると判定されたヒト樹状細胞を含有してなる、ヒトNKT細胞免疫療法剤も提供される。明細書PDF >>WIPOPatentScorp