バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

パルボウイルス抗原の細胞表面発現ベクター及び該ベクターによって形質転換された微生物

2011年04月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2006-552056 出願日 : 2005年2月4日
公表番号 : 特許公表2007-525215 公表日 : 2007年9月6日
出願人 : バイオリーダーズ コーポレーション 外4名 発明者 : サン ムンヒ 外7名

 本発明は、犬パルボウイルス感染症(Canine parvovirus;CPV)及び猫汎白血球減少症(Feline panleukopenia;FLP)を誘発するパルボウイルスのカプシド抗原タンパク質をコードする遺伝子とポリγグルタミン酸の合成酵素複合体をコードする遺伝子pgsB、pgsC、及びpgsAからなる群より選択されるいずれか一つ以上を含むパルボウイルス抗原の表面発現ベクター、前記表面発現ベクターによって形質転換された微生物及び前記微生物を含むパルボウイルスワクチンに関する。本発明によれば、パルボウイルス抗原を表面発現する組換え菌株を用いて犬パルボウイルス感染症及び猫汎白血球減少症の治療用又は予防用ワクチンを経済的に生産することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

肝細胞成長因子のN末端フラグメントを精製するための方法

2011年04月07日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2007-500187 出願日 : 2005年3月2日
公表番号 : 特許公表2007-525219 公表日 : 2007年9月6日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : ヘッセ,フリーデリケ 外3名

肝細胞成長因子のN末端の4つのクリングルを含むフラグメント(NK4)を、微生物宿主細胞におけるNK4をコードする核酸の発現、変性型のNK4を含む封入体の単離、封入体の可溶化及び変性したNK4の再生により産生するための方法であって、pH7~9でリン酸バッファー溶液中において可溶化及び再生を実施することを特徴とする方法は、高純度で且つ高収量のNK4を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

バイオバーコードに基づく標的分析物の検出

2011年04月07日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-517685 出願日 : 2004年6月25日
公表番号 : 特許公表2007-525970 公表日 : 2007年9月13日
出願人 : ナノスフェアー インコーポレイテッド 発明者 : マーキン、チャド エイ. 外2名

本発明は、試料中の1つまたは複数の生体分子などの標的分析物の有無を検出するためのスクリーニング法、組成物およびキットに関する。より詳細には、本発明は、溶液中の複数のタンパク質構造または他の標的分析物を検出するための生化学バーコードとしてリポーター・オリゴヌクレオチドを利用する方法に関する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

肝細胞成長因子のN末端フラグメントを組み換え発現するための方法

2011年04月07日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-501205 出願日 : 2005年3月2日
公表番号 : 特許公表2007-525981 公表日 : 2007年9月13日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : アウアー,ヨハネス 外3名

 肝細胞成長因子のα-鎖又はそのN末端フラグメント(NKポリペプチド)を、微生物宿主細胞におけるNKポリペプチドをコードする核酸の発現、変性型の当該NKポリペプチドを含む封入体の単離、封入体の可溶化、及び変性したNKポリペプチドの再生により産生するための方法であって、当該核酸において、位置33、35及び36のコドンから成る群から選択されるアミノ酸のコドンの少なくとも1つがCGTであることを特徴とする方法は、発現量の向上をもたらす。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

タカラバイオ、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に細胞加工技術支援を開始

2011年04月07日 | 細胞と再生医療
タカラバイオ株式会社と武田病院グループのたけだ診療所(京都市)とは、たけだ診療所が行うがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援を行うための契約を締結しました。本年4月14日よりたけだ診療所にて行われるがん免疫細胞療法に対して、当社が細胞加工技術支援サービスを提供します。

 がん治療の現状は、外科手術、放射線治療、化学療法などが併用されていますが、一般的にはがん患者のQOL(生活の質)が大きく損なわれることが多いと考えられています。この問題を解決するために、副作用の少ない、がん免疫細胞療法が世界的に広まりつつあります。当社は、活性化リンパ球療法のための細胞加工技術やレトロネクチン(R)拡大培養法の技術開発を行ってきました。レトロネクチン(R)拡大培養法では、効率よくリンパ球の拡大培養(細胞を増やす)を行うことができるだけでなく、その増殖した細胞中にはナイーブT細胞が多く含まれているという特長があります。→ 日経プレスリリース

マウスES細胞:網膜組織の作成成功…初の立体構造 理研

2011年04月07日 | 細胞と再生医療
 さまざまな種類の細胞になる能力をもつマウスの胚性幹細胞(ES細胞)を使い、立体的な構造となっている目の網膜組織を作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)が成功した。これまで網膜を構成する個々の細胞組織は作れたが、それらが組み合わさった立体的(三次元的)組織が作成されたのは初めて。まだ治療法のない「網膜色素変性症」など、目が見えなくなる病気の再生治療につながる成果として注目される。毎日新聞(web版)2011-04-07

大正製薬、マレーシアの医薬品メーカーを約104億円で買収

2011年04月07日 | NEWSクリッピング
13:45
 大正製薬は7日、マレーシアの医薬品メーカー「ホウ製薬」を買収すると発表した。買収額は3億7000万マレーシアリンギット(約104億円)。マレーシアではドリンク剤を中心に展開してきたが、ホウ製薬の販路を活用し、OTC医薬品(一般用医薬品)の事業基盤を強化して本格参入を図る。 MSN産経ニュース 2011.4.7

ES細胞から立体網膜作成に成功 視覚再生医療に期待

2011年04月07日 | 細胞と再生医療

 さまざまな組織や細胞になるとされる胚性幹細胞(ES細胞)から、立体的な層構造を持つ目の「神経網膜」を作ることに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)や京都大、大阪大のチームがマウスで成功し、7日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。

 神経網膜は光を感じる網膜の主要部分。神経網膜の細胞が死に視力が低下し、失明することもある難病の「網膜色素変性症」には有効な治療法がなく、理研の笹井芳樹グループディレクターは「ヒトのES細胞から神経網膜を作り、移植して治療する再生医療につなげたい」としている。共同通信47News.,2011-04-07

抗原的に重要な髄膜炎菌抗原の同定

2011年04月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2006-546330 出願日 : 2004年12月23日
公表番号 : 特許公表2007-517505 公表日 : 2007年7月5日
出願人 : インペリアル イノベーションズ リミテッド 発明者 : クリストフ・マーセル・タング 外1名
発明の名称 : 挿入変異体ライブラリーを血清でスクリーニングすることによる、抗原的に重要な髄膜炎菌抗原の同定

その微生物にさらされた動物の免疫応答に関連する微生物のポリペプチドを同定する方法であって、(1)微生物の複数の異なる変異体を提供するステップと、(2)抗体が変異微生物に結合すると変異微生物が殺滅される条件下で、微生物またはその一部に対して免疫応答を惹起した動物の抗体に、複数の変異微生物を接触させるステップと、(3)ステップ(2)からの生残している変異微生物を選択するステップと、(4)生残しているいずれかの変異微生物における突然変異を含有する遺伝子を同定するステップと、(5)遺伝子でコードされたポリペプチドを同定するステップとを含む方法。同定されたポリペプチドまたはその変異体または断片、またはこれらの融合体は、ワクチンに有用である。ポリペプチドは、配列番号2、4、6、8、10、12、14、16、18、25、20、22、24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56のいずれか1つから選択されるアミノ酸配列を含むポリペプチド、またはその断片もしくは変異体、またはそのような断片もしくは変異体の融合体になると考えられ、髄膜炎菌に対するワクチンに有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗原提示細胞およびその使用方法

2011年04月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2006-521287 出願日 : 2004年7月23日
公表番号 : 特許公表2007-523879 公表日 : 2007年8月23日
出願人 : シーラス コーポレイション 発明者 : ドゥベンスキー, トーマス ダブリュー., ジュニア 外5名

 増殖が抑えられるように核酸が改変された遺伝子突然変異を含む自由生活微生物、および/または核酸を修復する能力を低下させる遺伝子突然変異を含む自由生活微生物が提供される。また、抗原提示細胞に与え、抗原提示細胞を活性化および/または成熟化するための、改変された微生物を使用する方法も提供される。改変された微生物および/または抗原提示細胞を含むワクチン組成物、ならびにワクチンを用いる方法も提供される。微生物は、さらに、癌または感染症に対するワクチンとして用いるために、腫瘍抗原または感染症抗原のような異種抗原を含むように改変することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)