バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物の乾燥ストレス耐性が向上する新しい技術を開発 

2011年04月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 理化学研究所(小林俊一理事長)は、オリゴ糖※1の合成を制御する遺伝子を過剰発現させることにより、植物に乾燥ストレス耐性を付与させることに成功しました。理研植物分子生物学研究室の篠崎一雄主任研究員、太治輝昭氏(ジュニア・リサーチ・アソシエイト)による成果です。
 研究グループは、種子が乾燥する過程で蓄積する「ラフィノース属オリゴ糖」が、植物体においても乾燥耐性の獲得に重要であることを発見。このオリゴ糖の合成を制御する遺伝子を人為的に過剰発現させたシロイヌナズナは、乾燥耐性を持つことが分かりました。用いた遺伝子は、多くの高等植物で共通して存在しているため、農作物などへ応用することによって、半乾燥地での農耕地の拡大や砂漠地帯の緑化など食糧問題・環境問題の解決に本技術が広く貢献すると期待されます。また、カロリーオフ甘味料や整腸剤としての、ラフィノースの生産効率を上げる方法として産業応用にもつながると考えられます。理研・プレスリリース 平成14年2月26日

IFNAR2を標的とするための方法と組成物

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2008-518315 出願日 : 2006年6月21日
公表番号 : 特許公表2008-543335 公表日 : 2008年12月4日
出願人 : ジェネンテック・インコーポレーテッド 発明者 : チュンタラパイ, アナン 外1名

抗IFNAR2モノクローナル抗体、及び当該抗体を用いるための方法が提供される。
ekouhou 特許公開・明細書(全文)

FcγRIIB特異的抗体とその利用法

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2007-508555 出願日 : 2005年4月15日
公表番号 : 特許公表2007-532139 公表日 : 2007年11月15日
出願人 : マクロジェニクス,インコーポレーテッド 発明者 : コーニグ,スコット 外5名

本発明は、FcγRIIA、特にヒトFcγRIIAと結合するよりも高い親和性でFcγRIIB、特にヒトFcγRIIBと特異的に結合する抗体またはそのフラグメントに関する。本発明はまた、癌、好ましくはB細胞悪性腫瘍、特にB細胞慢性リンパ性白血病もしくは非ホジキンリンパ腫、自己免疫疾患、炎症性疾患、IgE依存性アレルギー疾患、またはそれらの1以上の症状を治療、予防、管理、または改善するための単剤療法としての、抗FcγRIIB抗体またはその抗原結合フラグメントの使用も提供する。本発明は、本発明の抗体を投与して治療用抗体のエフェクター機能を高めることにより、治療用抗体の治療効果を増大させる方法を提供する。本発明はまた、本発明の抗体を投与することにより、ワクチン組成物の効力を増大させる方法も提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

インターフェロンα抗体及びその使用

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-544092 出願日 : 2004年12月10日
公表番号 : 特許公表2007-513633 公表日 : 2007年5月31日
出願人 : メダレックス インコーポレイテッド 発明者 : ウィッテ アリソン 外4名

本発明は、複数のインターフェロン(IFN)αサブタイプの生物活性を阻害し、IFNα21の生物活性又はIFNβ又はIFNωの生物活性を実質的に阻害せず、抗インターフェロンαモノクローナル抗体、特にヒトモノクローナル抗体を提供する。また、免疫複合体、二重特異性分子及び本発明の抗体を含む医薬組成物を提供される。本発明の抗体を用いたIFNαの生物活性を阻害する方法、及び本発明の抗体を投与することによって、自己免疫疾病、移植片拒絶及び移植片対宿主病などのIFNαが仲介する疾病又は疾患の治療する方法を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

癌診断のための方法およびキット

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2003/010676 国際出願日 : 2003年8月22日
国際公開番号 : WO2004/018679 国際公開日 : 2004年3月4日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 島田 英昭 外4名

本発明は、癌の診断に有効な複数の新規抗原ペプチドと、この抗原ペプチドに対する抗体、これらを用いた癌(例えば、直腸癌または結腸癌)診断方法を提供する。より詳細には、配列番号2または4などのアミノ酸配列を有するヒト癌抗原ペプチドと、被験体の血清中に、前記の抗原ペプチドと結合する抗体が存在するか否かを試験する癌診断方法。前記の抗原ペプチドと結合する抗体と、被験体の生体試料中に、その抗体と結合する抗原ペプチドが存在するか否か試験する癌診断方法ならびに関連方法が提供される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

抗体または好中球を介するオゾン生成

2011年04月11日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2004-551020 出願日 : 2003年11月13日
公表番号 : 特許公表2006-506613 公表日 : 2006年2月23日
出願人 : ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 外1名 発明者 : ポール・ウェントワース 外1名

本発明は、活性酸素種を生じ得る抗体および好中球の検出方法を提供する。
ekouhou 特許公開・明細書(全文)

微生物感染症の抗菌剤開発に有用なモデル

2011年04月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2007-185802 出願日 : 2007年7月17日
公開番号 : 特許公開2007-327964 公開日 : 2007年12月20日
出願人 : 株式会社ゲノム創薬研究所 発明者 : 関水 和久
発明の名称 : 獲得免疫機構を有する生物に感染する病原微生物に対し抗菌活性を有する化合物を自然免疫機構のみを有する生物を利用してスクリーニングする方法、および該抗菌活性を自然免疫機構のみを有する生物を利用して評価する方法
【課題】自然免疫機構のみを有する生物を利用した微生物感染のモデルであって、獲得免疫機構を有する生物における微生物感染症の抗菌剤開発に有用なモデルを提供すること。
【解決手段】抗菌剤評価系として、自然免疫機構のみを有するカイコ幼虫が有用であるかについて検討した。カイコ幼虫への黄色ブドウ球菌あるいは緑膿菌の注射により、カイコ幼虫が感染死することを見出した。カイコ幼虫における抗菌剤の効果は、驚くべきことに、獲得免疫機構を有する生物であるヒトの臨床におけるこれら薬剤の有効性と一致していた。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

二重特異性抗体の多価キャリヤー

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-518729 出願日 : 2004年7月1日
公表番号 : 特許公表2007-527391 公表日 : 2007年9月27日
出願人 : イミューノメディクス、インコーポレイテッド 発明者 : ハンス、ジェイ.ハンセン 外2名

本明細書では、二重特異性抗体の多価キャリヤーであるターゲッティング可能な構築物、すなわち、ターゲッティング可能な構築物のそれぞれの分子が2個以上の二重特異性抗体のキャリヤーとして働くことができるものを提供する。ターゲッティング可能な構築物と2種類以上の二重特異性抗体との会合によって形成されたターゲッティング可能な複合体もまた提供する。本発明のターゲッティング可能な構築物とターゲッティング可能な複合体はバイオセンサー、キット、および医薬組成物に組込まれ、様々な治療および他の方法に用いられる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

細胞結合性CA125/O772Pに結合する抗体およびその使用方法

2011年04月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-501455 出願日 : 2003年10月15日
公表番号 : 特許公表2006-508181 公表日 : 2006年3月9日
出願人 : ユーロ-セルティーク エス.エイ. 発明者 : アルボーン,アール,エフ. 外1名

 本発明は、脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA 125/O772Pポリペプチドに優先的に結合する、抗体、および抗体の抗原結合断片、融合ポリペプチドならびに類似物質を提供する。本発明はさらにCA 125/O772P関連障害に関連する1又はそれ以上の症状を防止、管理、治療または改善する方法を提供する。特に本発明は、細胞増殖性障害、例えば癌、例えば卵巣癌に関連する1又はそれ以上の症状を防止、管理、治療または改善する方法を提供する。本発明はなおさらに、CA 125/O772P関連障害またはそのような障害を発現する素因を診断する方法はもちろんのこと、脱落CA 125/O772Pポリペプチドと比較して細胞結合性CA 125/O772Pポリペプチドに優先的に結合する抗体、および抗体の抗原結合断片を同定する方法も提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

黄色ブドウ球菌感染を治療する方法

2011年04月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2007-550356 出願日 : 2005年10月7日
公表番号 : 特許公表2008-526848 公表日 : 2008年7月24日
出願人 : ナビ バイオファーマシューティカルズ 発明者 : ホーウィズ,ギャリー 外1名

この発明は、黄色ブドウ球菌によって引き起こされる菌血症を予防または治療する方法であって、1種類以上の黄色ブドウ球菌抗原に特異的な抗体を含むモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体組成物を投与することを含む方法を提供する。1つの特定の実施形態では、その組成物は、過免疫特異的IGIV組成物である。もう1つの特定の実施形態では、その組成物は、莢膜多糖黄色ブドウ球菌抗原(5型および/または8型抗原など)に対する抗体を含む。もう1つの実施形態では、その組成物は莢膜多糖黄色ブドウ球菌抗原に対するモノクローナル抗体を含む。この方法は、黄色ブドウ球菌菌血症を予防または治療するのに有効な手段を提供し、単独または他の療法と組み合わせて使用することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)