バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

n-3系高度不飽和脂肪酸摂取時の生体における脂質過酸化に関する研究

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康
平成19年度日本栄養・食糧学会賞受賞
齋藤 衛郎 ) .
日本栄養・食糧学会誌 61: 219-231 (2008)

「健常な生体内では,高度不飽和脂肪酸に対する巧妙な過酸化脂質の生成抑制と解毒・排泄機序が存在するために過酸化脂質の蓄積が抑制される」との仮説を立て,最も不飽和度の高いDHAに着目し,ラットをモデル動物として研究を開始した。 JOI JST.JSTAGE/jsnfs/61.219

栄養・健康表示の社会的ニーズの解明と食育実践への活用に関する研究

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康
栄養成分表示・栄養教育検討委員会報告書
池上 幸江, 山田 和彦, 池本 真二, 倉田 澄子, 清水 俊雄, 藤澤 由美子, 由田 克士, 和田 政裕, 坂本 元子 (2008)
日本栄養・食糧学会誌 61: 285-302 .
栄養成分表示,健康強調表示については,特定保健用食品や栄養機能食品,「いわゆる健康食品」について,認知,利用,情報源などについて調査した。
JOI JST.JSTAGE/jsnfs/61.285

現代日本食と現代米国食を給与したラットの肝臓における網羅的遺伝子発現解析

2011年04月25日 | 健康・栄養機能性成分

都築 毅, 武鹿 直樹, 中村 祐美子, 仲川 清隆, 五十嵐 美樹, 宮澤 陽夫
日本栄養・食糧学会誌 Vol. 61 (2008) , No. 6 p.255-264

日本食ラットは米国食ラットと比べてストレス応答遺伝子の発現量が少なく,糖・脂質代謝系の遺伝子発現量が多かった。とくに,日本食では摂取脂質量が少ないにもかかわらずコレステロール異化や排泄に関する遺伝子の発現量が顕著に増加していて,肝臓へのコレステロール蓄積が抑制された。よって日本食は米国食と比べて,代謝が活発でストレス性が低いことから,日本食の健康有益性が推察された。[抄録] [PDF (569K)]

細胞増殖阻害剤及び抗癌剤

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2009-164181 出願日 : 2009年7月10日
公開番号 : 特許公開2011-16780 公開日 : 2011年1月27日
出願人 : 石原産業株式会社 発明者 : 木村 博彦 外3名

【課題】新規化合物若しくはその薬理学的に許容される塩、及びそれらを有効成分として含有する細胞増殖阻害剤及び抗癌剤の提供。
【解決手段】式(I)


[式中、Aは水素原子、アルキル基、水酸基、-COOR8(R8は水素原子又はシクロアルキルで置換されてもよいアルキル基を示す)、-CONR9R10(R9及びR10はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基を示す)又はハロゲンであり、qは1~4の整数であり、R3及びR4はそれぞれ独立に水素原子又はアルキル基であり、R5はアルキル基又はハロゲンであり、R6は特定のベンゾチオフェンを示す]で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

女王蜂への変身タンパク質を解明 ミツバチ大量失踪の安定供給に期待

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康
11:37
 ミツバチの幼虫を女王蜂に成長させるタンパク質を特定したと、富山県立大の鎌倉昌樹講師が24日付英科学誌ネイチャー電子版に発表した。雌の幼虫は大半が働き蜂になり、働き蜂がつくるロイヤルゼリーを摂取した1匹だけが女王蜂になるが、詳しい仕組みは謎だった。働き蜂が急減する「蜂群崩壊症候群」でミツバチの安定供給が課題となる中、卵を産む女王蜂を効率的に増やす技術の開発が期待できるという。MSN産経ニュース 2011.4.25

遺伝子で乳がんリスク検査 高額費用が普及の妨げ 

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康

米企業特許訴訟に注目

 遺伝性の乳がん、卵巣がんを発症するリスクを調べる遺伝子検査がここ数年、日本の医療現場でも利用できるようになってきた。検査を希望する患者や家族は多いが、米企業の特許独占による高い検査費が普及の妨げになっている。米国では患者や研究者が特許取り消しを求めた裁判が係争中で、注目を集めている。共同通信47News.,2011.03.25

遺伝子ビジネス課題山積

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康
 
米名門大の検査計画波紋 
日本でも監視求める声

 「病気のなりやすさを判定します」「子どもの才能が遺伝子で分かる」―。最近、国内でも遺伝子検査ビジネスの広告が目につくようになった。専門家によると、検査方法によっては根拠がはっきりせず、「究極の個人情報」といわれる遺伝子の取り扱いなど多くの課題が山積している。日本と比べてサービスが急速に普及する米国では、名門大学での遺伝子検査が波紋を広げるなどし、政府が規制に着手。日本でも、監視を求める声が専門家らから出始めた。 共同通信47News.,2010.12.14

アミノ酸摂取で早期回復

2011年04月25日 | 医療 医薬 健康
激しい運動後や手術後に

 アミノ酸の一種であるシスチンとテアニンには免疫機能を強めたり炎症を抑制したりする効果があり、摂取すれば激しいスポーツや手術を受けた後の回復が早まるとの研究結果を、味の素 や東京大、仙台オープン病院 のチームが発表した。
 シスチンは肉類に、テアニンは茶葉に多く含まれ、これら二つを配合した「シスチン・テアニン」には、免疫機能の調整で重要な働きをするグルタチオンという抗酸化物質の合成を促進する効果があるという。共同通信47News.,2011-04-05