バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

β-グルコシダーゼ及びその製造方法並びにそれを利用したβ型配糖体の製造方法

2009年08月12日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2007-200296 出願日 : 2007年8月1日
公開番号 : 特許公開2009-34028 公開日 : 2009年2月19日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 発明者 : 大倉 隆則 外3名

【課題】 受容体特異性が広く、フェノール性の水酸基への転移反応を優先的に触媒し、且つ、配糖化活性の高い新規な糖転移酵素と、これを用いたβ型配糖体の製造方法を提供することを課題とする。
【解決方法】 新規なβ-グルコシダーゼとその製造方法、並びにこれを用いたβ型配糖体の製造方法であって、アリールβ-グルコシドを供与体として使用し、一段階で且つ選択的に、工業的に利用可能な製造方法を提供することにより上記課題を解決する。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

リン酸オセルタミビル含有医薬組成物

2009年08月12日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2007/053081 国際出願日 : 2007年2月20日
国際公開番号 : WO2007/097325 国際公開日 : 2007年8月30日
出願人 : 中外製薬株式会社 外1名 発明者 : 窪田 隆二 外5名

本発明は、25℃で相対湿度70%における平衡水分含量が1重量%以下である糖および糖アルコールから選択される1種以上の賦形剤、ならびにリン酸オセルタミビルを含有する医薬組成物であって、当該糖および糖アルコール中に不純物として含まれるグルコースおよびマンノースの含有量が当該糖または糖アルコールに対して各々0.01重量%以下である医薬組成物を提供する。明細書 >> PatentScorp

chenodeoxycholic acidとursodeoxycholic acidの互換性

2009年08月12日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
腸内細菌の嫌気培養によるchenodeoxycholic acidとursodeoxycholic acidの互換性,および7-ketolithocholic acidの両胆汁酸への還元
東 秀史, 瀬戸口 敏明, 香月 武人(宮崎医科大学医学部1外科)
肝臓 Vol.19 , No.8(1978)pp.803-803
[ 全文PDF (60K) ]

嫌気培養下の腸内微生物によるursodeoxycholic acidからchenodeoxycholic acidへのdirect conversion
東 秀史,瀬戸口 敏明, 香月 武人
日本消化器病学会雑誌, Vol. 77 (1980) No. 1 pp.113-113
[ 全文PDF(119K) ]

ケミカルバイオロジー概論

2009年08月12日 | 生命科学 生物誌
萩原 正敏(東京医科歯科大学 大学院)
日本薬理学雑誌 Vol. 132 (2008) , No. 1 4-6
ケミカルバイオロジーという化学と生命科学の融合した新しい学問領域が勃興しつつある.ケミカルバイオロジーでは,ケミカルライブラリーからハイスループットスクリーニングなどによって有用な化合物を発見し,それらを用いてケミカルジェネティクスなどの手法で生命現象を担う仕組みの解明を目指す. [PDF (660K)]

生体機能解析および創薬への微小重力環境の利用

2009年08月12日 | 創薬 生化学 薬理学
太田 尚(万有製薬株式会社)
日本薬理学雑誌 Vol. 134 (2009) , No. 2 73-77

 重力が生体に及ぼしている影響を調べるには1G下での生体機能と微小重力下での生体機能との比較が一つの手段と考えられるが,微小重力という環境は非常に限られた方法でしか得ることが出来ない.今回,航空機によるパラボリック(放物線)飛行により得られる微小重力環境においてマウスを用いた実験を行うことが出来た.微小重力負荷により,血中コルチコステロンの上昇が認められたことから微小重力負荷は少なくともマウスにストレス応答を引き起こしていることが明らかとなった.また,下肢骨格筋や視床下部での遺伝子発現解析結果は遺伝子発現レベルが短時間の微小重力負荷後,時間単位で変化することを示しており,パラボリック飛行による短時間の微小重力負荷であっても,生体機能変化を分子レベルで追跡できる可能性を示している. [PDF (1412K)]

アルツハイマー病に対するワクチン療法研究の進展

2009年08月12日 | 医療 医薬 健康
松本 信英, 田平 武 (順天堂大学大学院)
日本薬理学雑誌 Vol. 134 (2009) , No. 2 59-63

アルツハイマー病(AD)は認知機能が次第に低下していく神経変性疾患である.これまでの研究から,アミロイドβ(Aβ)と呼ばれる凝集性の強いペプチドが病因として関与していることが実証され,現在ではこの脳内Aβの増加・凝集・蓄積がAD発症の引き金を引くという「アミロイド仮説」を基盤として,様々な治療法の開発が行われている. [PDF (1164K)]

自己免疫性腎炎:防ぐたんぱく質を確認…大阪大グループ

2009年08月12日 | NEWSクリッピング
 自らの体の組織を異物と判断するなどして、間違って免疫反応が働くために起きる自己免疫性腎炎について、発症を防ぐ役割を持つたんぱく質を大阪大学免疫学フロンティア研究センターの審良(あきら)静男教授のグループが確認した。毎日新聞(Web版)2009-08-12