バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新しい抗インフルエンザ薬「laninamivir」の市販が近づいてきた 

2009年08月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
「laninamivir」とは何だ?、という人がほとんどだと思います。
日本では先日、第一三共製薬が新しい抗インフルエンザ薬の臨床試験 (治験)の結果を発表しました。

「開発番号 CS―8958」と呼ばれているこの薬物は「吸入薬」で、専用の 吸入器によって口から吸い込むという方法で投与されます。臨床試験は 今年の冬に日本、台湾、韓国、香港で実施され、大人では有効性が タミフルと変わらない程度でしたが、9才以下の年齢の子どもでは、 回復するまでにかかる時間がより短かった、と発表されています。科学ニュースあらかると 2009年08月11日

杜仲葉配糖体を配合したサプリに皮下脂肪減少効果

2009年08月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
小林製薬、成人男性を対象とした臨床試験で確認
 小林製薬(大阪市)は、杜仲茶に含まれる杜仲葉配糖体を配合した食品の摂取により、内臓脂肪だけでなく、皮下脂肪も減少させる効果があることを、成人男性を対象にした臨床試験で確認した。8月1日の日本杜仲研究会第4回定期大会で発表した。 http://nh.nikkeibp.co.jp/article/nhpro/20090811/103689/

プロラクチン誘導性の神経幹細胞数の増加ならびにその治療用途

2009年08月11日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-43519 出願日 : 2009年2月26日
公開番号 : 特許公開2009-149677 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : ステム セル セラピューティクス インコーポレイテッド 発明者 : サミュエル・ウェイス 外1名
発明の名称 : プロラクチン誘導性の神経幹細胞数の増加ならびにその治療用途

【課題】神経幹細胞の数を増加させる方法および医薬の提供。
【解決手段】ポリペプチドホルモンであるプロラクチンを用いることによって、神経幹細胞の数または神経新生を増加させる方法および医薬。この方法は、インサイチュでより多くの神経幹細胞を得るためにインビボで実行され得、欠損または機能不全の神経細胞を補償するためにより多くのニューロンまたはグリア細胞を、順次産生し得る。この方法はまた、培養において多くの神経幹細胞を産生するためにインビトロで実施され得る。この培養された幹細胞は、例えば、神経変性疾患または神経変性状態に罹患した患者または動物の移植処置のために使用され得る。また、プロラクチンを含有する医薬を投与することによっても神経幹細胞の数を増加させ得る。該神経変性疾患としては、特にアルツハイマー病、多発性硬化症、ハンティングトン病、筋萎縮性側索硬化症、およびパーキンソン病である。明細書Text >> J-tokkyo

抗うつ剤、抗更年期障害剤、抗老人性痴呆症剤、抗アルツハイマー剤

2009年08月11日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2001-384856 出願日 : 2001年12月18日
公開番号 : 特許公開2003-113117 公開日 : 2003年4月18日
出願人 : 有限会社大長企画 発明者 : 落合 明男 外2名

【課題】 この出願発明は、辛味物質、苦味物質又は酸味物質、とくに、辛味物質を投与することによりうつ病、更年期障害、老人性痴呆症、アルツハイマーを治療する抗うつ剤、抗更年期障害剤、抗老人性痴呆症剤、抗アルツハイマー剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 この出願発明は、辛味物質、苦味物質又は酸味物質、とくに、辛味物質を含む抗うつ剤、抗更年期障害剤、抗老人性痴呆症剤、抗アルツハイマー剤に関する。明細書Text >> J-tokkyo

羅布麻抽出物を含有する抗鬱剤

2009年08月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2001-329803 出願日 : 2001年10月26日
公開番号 : 特許公開2002-201139 公開日 : 2002年7月16日
出願人 : 株式会社常磐植物化学研究所 発明者 : 西部 三省 外3名
発明の名称 : 抗鬱剤

【課題】鬱病の治療には種々の医薬品が使われている。また最近、社会的要因からストレスによる軽度の鬱状態に対して、抗鬱作用が期待できる安全な食品・栄養補助食品・医薬組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、(1)フラボノイド化合物を4%以上含む羅布麻抽出物、(2)羅布麻抽出物を含有する抗鬱作用を有する組成物(食品、栄養補助食品または医薬品)、ならびに(3)羅布麻抽出物を用いて鬱病を治療する方法を提供する。明細書Text >> J-tokkyo

糖脂質の製造方法

2009年08月11日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-219166 出願日 : 2006年8月11日
公開番号 : 特許公開2008-43210 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 東洋紡績株式会社 外1名 発明者 : 北川 優 外6名
発明の名称 : 糖脂質の製造方法

【課題】生分解性が高く、低毒性で環境に優しい、糖脂質型バイオサーファクタントのトリアシル体を、食品工業、化粧品工業、医薬品工業、化学工業、環境分野等に広く普及をはかるため、安価で容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】エステル化反応またはエステル交換反応により、糖脂質型バイオサーファクタントに脂肪酸または脂肪酸誘導体を導入する。脂質等が添加され、糖脂質型バイオサーファクタント生産微生物が培養されている培養液の凍結乾燥物を有機溶媒に溶解して反応させることにより、副生成物の少ない糖脂質型バイオサーファクタントのトリアシル体を低コストで製造できる。明細書pdf >> かんたん特許検索

食後インスリン上昇抑制剤

2009年08月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-326358 出願日 : 2007年12月18日
公開番号 : 特許公開2009-149530 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 福岡 大介 外3名

【課題】医薬又は食品として有用な食後インスリン上昇抑制剤の提供。
【解決手段】イノシトールリン酸又はその塩を有効成分とする食後インスリン上昇抑制剤。さらにはイノシトールリン酸又はその塩が、特にフィチン酸又はその塩である食後インスリン上昇抑制剤。これによれば、食後の血中インスリン濃度の上昇を抑制できることから、インスリンの大量分泌に伴なう、膵β細胞の疲弊やインスリン標的臓器のインスリン抵抗性を改善又は防止することができ、糖尿病(高血糖症)やその予備軍の予防や体質改善を行うことができる。明細書Text >> J-tokkyo


出願番号 : 特許出願2007-326357 出願日 : 2007年12月18日
公開番号 : 特許公開2009-149529 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 福岡 大介 外3名
発明の名称 : 食後インスリン上昇抑制剤

【課題】医薬又は食品として有用な食後インスリン上昇抑制剤の提供。
【解決手段】植物系ワックスを有効成分とする食後インスリン上昇抑制剤。 明細書Text >> J-tokkyo

免疫賦活剤とその製造方法

2009年08月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2006-54373 出願日 : 2006年3月1日
公開番号 : 特許公開2009-149523 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : ユーシーシー上島珈琲株式会社 発明者 : 高木 道浩 外4名

【課題】医薬品、食品素材としても利用可能な安全な免疫賦活剤及びその製造方法を提供することを目的とする。また、コーヒー抽出残渣の新規な利用方法をも提供する。
【解決手段】本発明は、コーヒー抽出物を有効成分とする免疫賦活剤を提供する。好ましくは、コーヒー抽出物がアラビノガラクタンを含有する抽出物である免疫賦活剤である。また、この免疫賦活活性が、マクロファージなどの免疫担当細胞の増殖促進に由来することを特徴とする。ここで、免疫担当細胞が、マクロファージ様細胞株RAW264、マウス脾細胞、マウス腹腔マクロファージのいずれかであることが好ましい。また、これらの免疫賦活剤を含有する組成物は、医薬組成物、食品組成物、化粧品組成物の組成物として利用できる。明細書Text >> J-tokkyo

アルツハイマー病の予防・治療剤

2009年08月11日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-73054 出願日 : 2006年3月16日
公開番号 : 特許公開2009-149524 公開日 : 2009年7月9日
出願人 : 国立大学法人九州大学 発明者 : 大八木 保政

【課題】細胞内凝集機構によるアルツハイマー病の発症抑制に有効な薬剤を提供する。
【解決手段】細胞内蓄積アミロイドβおよび/またはp53依存性の細胞死を抑制することによる、塩酸アポモルフィンを有効成分として含むアルツハイマー病の予防・治療剤。本発明のアルツハイマー病の予防・治療剤は、細胞内でのアミロイドβタンパク質の凝集・沈着の抑制、および細胞内プロテアソームの活性化に基づくため、アルツハイマー病の根治的な治療が可能となる。明細書Text >> J-tokkyo

メタボに胆汁酸吸着薬

2009年08月11日 | 抗体 免疫 抗原 
高血糖と内臓脂肪を同時に改善
ガイドラインに載っていない日常診療の裏ワザ(日経メディカル8月号転載) 

 生活習慣病の複数の危険因子が合併するメタボリックシンドローム。胆汁酸吸着薬にそれら危険因子を同時に改善させる効果があることが分かってきた。日経BP NMonline(Webサイト)2009-08-10