バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

医薬品研究のオフショア・アウトソーシング先として中国

2008年03月17日 | 医療 医薬 健康
大和総研 新規産業調査部 浅野信久
バイオテクノロジーの進歩により、医薬品に用いられる技術は、日々、高度化かつ複雑化している。そして、医薬品の安全性と有効性の審査にはより厳格な精査が行われ、それに耐えうる緻密なデータの提出が求められるようになっている。この結果、研究開発費は増える一方であるが、新薬の上市数は減少傾向にある。さらに、これに高騰する医療費に対する対応策が追い討ちを掛けている。R&D、生産、流通・販売、あらゆる面での事業の効率化は、世界の医薬品産業に共通する火急の課題となってきている。 http://www.dir.co.jp/publicity/column/080313.html

高純度アルブミンの製造

2008年03月17日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-197742 出願日 : 2007年7月30日
公開番号 : 特許公開2008-37867 公開日 : 2008年2月21日
出願人 : ノボザイムス、デルタ、リミテッド 発明者 : グッディー,アンドリュー ロバート 外8名

発明の名称 : 高純度アルブミンの製造

【課題】色素、金属イオン、ヒトタンパク質、宿主タンパク質、アルブミンの断片、アルブミンの重合体または凝集物とウイルスを極端に低レベルで含むかまたは本質的に含まず、本質的にグリケート化されていなくて、遊離チオールについて比較的高く、完全なC末端を有した、アルブミンの製造方法を提供する。
【解決手段】ポジティブモード陽イオン交換と、その後でポジティブモード陰イオン交換クロマトグラフィーにアルブミンを通す。他のステップ、例えば限外ロ過、ゲル浸透クロマトグラフィー、アルブミンを結合させるアフィニティクロマトグラフィーと、混入物質を結合させるアフィニティクロマトグラフィーも用いてよい。アルブミンに特異的親和性を有しない材料から、アルブミンに親和性を有する化合物によるアルブミンの溶出も、カウンターイオンの使用によりアンモニウムイオンが除去される。

生物の体内にインスリン様成長因子-1(IGF-1)を生成させる技術

2008年03月17日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-223710 出願日 : 2006年8月19日
公開番号 : 特許公開2008-43906 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 株式会社 ナノプラネット研究所 発明者 : 大成 博音

発明の名称 : 機能性マイクロバブル及び機能性マイクロバブル水

【課題】簡単な手段で生物の血管内、臓器内あるいは皮膚内等の生物の体内にインスリン様成長因子-1(IGF-1)を生成させる技術の提供。
【解決手段】気体と液体との混合液よりなる気液二相流体を、内側形状が円筒形又は円錐形の容器内で毎分20,000~40,000回転(毎秒約330~670回転)させて、同容器の中心部に液体及び気体の2相旋回流を形成させ、その2相旋回流の回転軸に沿って気体の負圧空洞部を形成させて、旋回気体空洞部を形成させ、その旋回によって気体を千切り、かつ粉砕して、発生時に直径が10~40μmで、電位が-40~-100mVの微細気泡を含む機能性マイクロバブル又は機能性マイクロバブル水を、生物へ供与(例えばマイクロバブル水に生物を浸漬)する。

感染症に対抗する代替医薬品としてのプロバイオティクス

2008年03月17日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2007-217628 出願日 : 2007年7月26日
公開番号 : 特許公開2008-44945 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 有限会社ヘルスビジョン 発明者 : ジェ・ジュ リン

【課題】鳥コクシジウム症、またパルボウイルスなどの感染症など、病原性微生物、ウイルス、菌類、寄生虫、原虫などによる感染症にかかった鳥、魚、哺乳動物に対して、液体性免疫と細胞性免疫の両方へ作用する有効な代替療法の提供。
【解決手段】乳酸菌のPediococcus acidilactici、と酵母菌のSaccharomyces cerevisiae boulardii、とを粉末状にした混合プロバイオティクス。

D-アミノ酸オキシダーゼ、およびL-アミノ酸、2-オキソ酸、又は環状イミンの製造方法

2008年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-225647 出願日 : 2006年8月22日
公開番号 : 特許公開2008-48628 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 金丸 博幸 外2名

発明の名称 : D-アミノ酸オキシダーゼ、およびL-アミノ酸、2-オキソ酸、又は環状イミンの製造方法。

【課題】新規のD-アミノ酸オキシダーゼを提供する。また、当該D-アミノ酸オキシダーゼ及びそれらを用いたL-アミノ酸、2-オキソ酸、又は環状イミンの製造方法を提供する。
【解決手段】キャンディダ インターメディアから単離された新規D-アミノ酸オキシダーゼ遺伝子、当該遺伝子を含む組換えプラスミド、および当該D-アミノ酸オキシダーゼ遺伝子を導入された形質転換体。およびキャンディダ インターメディアあるいは上記形質転換体を培養し当該D-アミノ酸オキシダーゼを採取する、D-アミノ酸オキシダーゼの製造方法。さらに、ラセミ体アミノ酸に当該D-アミノ酸オキシダーゼを作用させることによる、L-アミノ酸、2-オキソ酸、又は環状イミンの製造方法。及びラセミ体アミノ酸にアミノ酸脱水素酵素および補酵素再生能を有する酵素と同時に当該D-アミノ酸オキシダーゼを存在させることによる、L-アミノ酸の製造方法。
【選択図】なし


セルラーゼ及びセルラーゼ遺伝子

2008年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-229023 出願日 : 2006年8月25日
公開番号 : 特許公開2008-48675 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 国立大学法人茨城大学 発明者 : 正木 武治 外2名

発明の名称 : セルラーゼ及びセルラーゼ遺伝子

【課題】CMC、キトサンに対して強い分解作用があるセルラーゼ、及びそのセルラーゼをコードするセルラーゼ遺伝子のクローニングを行い、当該酵素のアミノ酸配列、当該酵素をコードする塩基配列を決定し、それらを提供することを目的とする。
【解決手段】特定な配列で表せるアミノ酸からなるタンパク質とし、そのアミノ酸をコードするセルラーゼ遺伝子及びその遺伝子を含む組み換え体DNA、それらを含む組み換え体の構成とした。

血圧降下作用を有するローヤルゼリーの製造方法

2008年03月17日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-191689 出願日 : 2007年7月24日
公開番号 : 特許公開2008-48729 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 森川健康堂株式会社 発明者 : 三浦 雅博 外4名

発明の名称 : 血圧降下作用を有するローヤルゼリーの製造方法

【課題】 血圧降下作用などの有用な特性を発揮するローヤルゼリーを得ることのできる新しい技術を提供する。
【解決手段】 ローヤルゼリーを微生物(例えば、アスペルギルス属、モナスカス属またはリゾプス属の微生物)で発酵させ、好ましくは、発酵工程の後に微生物を殺菌する工程を含む、血圧降下作用を有するローヤルゼリーの製造方法。アンジオテンシン変換酵素阻害作用を有するローヤルゼリーが得られる。

N-アセチル-(R,S)-β-アミノ酸アシラーゼ遺伝子

2008年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-192722 出願日 : 2007年7月25日
公開番号 : 特許公開2008-48731 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 鈴木 俊一 外4名

発明の名称 : N-アセチル-(R,S)-β-アミノ酸アシラーゼ遺伝子

【課題】 N-アセチル-(R,S)-β-アミノ酸アシラーゼの遺伝子を単離同定し、大腸菌のような宿主を用いて、これら遺伝子を高発現する系を構築するために、これらの酵素を菌体から単離精製し、該酵素をコードする遺伝子の塩基配列を決定すること。
【解決手段】Burkholderia sp. AJ 110349が産生するN-アセチル-(R)-β-アミノ酸アシラーゼ、及び、該酵素をコードする遺伝子、;Burkholderia sp. AJ 110349が産生するN-アセチル-(S)-β-アミノ酸アシラーゼ、及び、該酵素をコードする遺伝子;又は、Variovorax sp. AJ 110348が産生するN-アセチル-(R)-β-アミノ酸アシラーゼ、及び、該酵素をコードする遺伝子。

ジピコリン酸又はその塩の製造方法

2008年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-193418 出願日 : 2007年7月25日
公開番号 : 特許公開2008-48732 公開日 : 2008年3月6日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 高橋 史員 外2名

発明の名称 : ジピコリン酸又はその塩の製造方法

【課題】優れた生産性、且つ、低コストを達成し、ジピコリン酸の工業的生産に適用可能なジピコリン酸又はその塩の製造方法を提供する。
【解決手段】胞子形成能を有するか又は胞子形成能を失った微生物であって、胞子形成期におけるスポアコートタンパク沈着期より前において働くプロモーター支配下に転写されるジピコリン酸シンターゼ遺伝子を有する微生物を培養する工程と、上記微生物の培養上清及び/又は反応水溶液からジピコリン酸を回収する工程とを含む。

チアミン高生産変異微生物

2008年03月17日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-232040 出願日 : 2006年8月29日
公開番号 : 特許公開2008-54513 公開日 : 2008年3月13日
出願人 : 白鶴酒造株式会社 発明者 : 徳井 美里 外4名

発明の名称 : チアミン高生産変異微生物

【課題】 真菌を宿主として、チアミンを高生産する変異微生物を得ることを目的とする。



【解決手段】 下記3つの遺伝子を、それぞれチアミンにより発現抑制を受けない発現プロモーターに連結後、形質転換により宿主に導入し、宿主内で同時に発現させることにより、目的とするチアミンを多く生産する変異微生物を得た。
(1)チアゾール核合成酵素遺伝子
(2)ピリミジン核合成酵素遺伝子
(3)チアミンピロホスホキナーゼ遺伝子