バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

血液凝固防止ヘパリン製剤の原料ソース

2008年03月16日 | NEWSクリッピング
 中国では昨年来、ヘパリンで混乱を生じている。
ヘパリンは豚の小腸からつくられるが、全国で豚の病気が蔓延しているため、ヘパリンの製造者は原料収集に駆け回っている状況にある。
この結果、仲買人が、不衛生的な、政府の監視を受けない、小さな村工場からも買い集めており、原料ソースが不明の状態にある。
噂では、羊の狂牛病であるスクレイピーの懸念から欧米では10年以上前から使用を止めている羊の小腸を使っているところとか、コストダウンのため、blue-ear disease という疫病にかかった豚の小腸を使っているところもあるといわれている。化学業界の話題 2008-03-14

◇中国産原料使ったヘパリン製剤で死者21人、自主回収へ
  http://together1.blog.so-net.ne.jp/2008-03-10-2

患者の万能細胞で病気解明 京大、5月にも研究開始

2008年03月16日 | NEWSクリッピング
 筋ジストロフィーなど約10種類の病気の患者の皮膚から、さまざまな組織に成長する万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」をつくり、発症メカニズムの解明や新たな治療法開発に役立てる研究計画を、京都大の中畑龍俊教授(発達小児科学)と山中伸弥教授らが15日までにまとめた。中国新聞 2008-03-15  →バイオ塾riibs情報創庫DB

微生物感染を予防するための治療剤

2008年03月16日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2002-226740 出願日 : 1995年12月11日
公開番号 : 特許公開2003-144180 公開日 : 2003年5月20日
出願人 : インペリアル・カレッジ・イノベイションズ・リミテッド 外1名 発明者 : デイヴィッド・ウィリアム・ホールデン 外2名

発明の名称 : 遺伝子の同定

【課題】 微生物感染を予防するための治療剤を提供する。
【解決手段】 サルモネラゲノムの遺伝子から単離され、ストリンジェントな条件下で図5記載のサルモネラ配列のいずれか一つとハイブリダイズするDNA。特に、(1)特定の配列のいずれかに同定された配列を含むビルレンス遺伝子、または(2)別の特定の配列に含まれるビルレンス遺伝子、または少なくとも50ヌクレオチドであるこれらの一部、または少なくとも85%の配列同一性を有する(1)または(2)の変異体を用いる。

オリゴ糖レセプター模倣物を発現する組換え微生物

2008年03月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-523732 出願日 : 2000年9月9日
公表番号 : 特許公表2003-514512 公表日 : 2003年4月22日
出願人 : ウィメンズ アンド チルドレンズ ホスピタル 外1名 発明者 : ペイトン, アドリーヌ 外2名

発明の名称 : オリゴ糖レセプター模倣物を発現する組換え微生物

外因性グリコシルトランスフェラーゼを保有する組換え微生物によって産生されるキメラ糖質は、合成に必要な外因性酵素またはヌクレオチド合成前駆体と共に作用するか、またはいずれも伴わずに作用する。これらの組換え微生物は、粘膜表面(特に、胃腸表面)のレセプターに対する毒素または付着因子の結合を競合的に阻害するための手段として使用され得る。特に、キメラ糖部分は、オリゴ糖の複数のコピーを提示する組換え微生物における、リポ多糖から作製された。このように提示されるオリゴ糖部分は、毒素および付着因子についてのレセプター模倣物として作用する。多くのものが合成され、そしてインビトロおよびインビボでの病原性生物またはそれらの産物による攻撃に対して保護を付与することが示された。

IgA産生促進剤

2008年03月16日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2001-352360 出願日 : 2001年11月16日
公開番号 : 特許公開2003-155249 公開日 : 2003年5月27日
出願人 : 小林製薬株式会社 外1名 発明者 : 中村 リサ 外1名

発明の名称 : IgA産生促進剤

【課題】 IgA産生能力を高めることにより、種々の病原性微生物に対する感染防御機能を補強し、アレルギー反応を阻害するIgA産生促進剤を提供する。
【解決手段】 本発明は、シイタケ菌糸体抽出物を含む、IgA産生促進剤に関する。本発明のIgA産生促進剤は、医薬組成物の形態、食品の形態、あるいは飲料の形態であって良く、副作用の発生頻度がより少ない安全なものである。

微生物生態系に有用遺伝子を定着させる方法

2008年03月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-346473 出願日 : 2001年11月12日
公開番号 : 特許公開2003-144165 公開日 : 2003年5月20日
出願人 : 株式会社海洋バイオテクノロジー研究所 発明者 : 渡辺 一哉

発明の名称 : 微生物生態系に有用遺伝子を定着させる方法

【課題】 微生物生態系に有用遺伝子を不必要に分散させることなく、定着させる手段を提供する。
【解決手段】 微生物生態系からその生態系内で優占化している菌株を単離し、その菌株に有用遺伝子を導入し、その後、その菌株を微生物生態系に戻すことを特徴とする微生物生態系への有用遺伝子の定着方法。

微生物由来トランスグルタミナーゼの製造法

2008年03月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際公開番号 : WO01/029187 国際公開日 : 2001年4月26日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 田口 精一 外1名

発明の名称 : 微生物由来トランスグルタミナーゼの製造法

本発明は、微生物によるトランスグルタミナーゼの分泌生産方法に関する。本発明は、放線菌由来のトランスグルタミナーゼ遺伝子およびその本来の(天然の)プロモーターを含む発現プラスミドを有するストレプトマイセス属細菌を培養することにより、培養初期から中期にはプロトランスグルタミナーゼを分泌させ、培養後期にはストレプトマイセス属細菌に由来するプロテアーゼ等でプロ構造体を切断除去することにより成熟型(活性型)のトランスグルタミナーゼを取得することを特徴とする、トランスグルタミナーゼの多量製造方法である。

ユビキノン-10の製造法

2008年03月16日 | ファインケミカル 中間体
国際公開番号 : WO01/027286 国際公開日 : 2001年4月19日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 三宅 浩一郎 外2名

発明の名称 : ユビキノン-10の製造法

本発明によれば、ゲラニルゲラニルトランスフェラーゼ活性の低下または欠損した性質、デカプレニル2リン酸合成酵素活性の強化された性質およびP-ヒドロキシ安息香酸-デカプレニルトランスフェラーゼ活性の強化された性質からなる群より選ばれる1つ以上の性質を有する、ユビキノン-10を生成する能力を有する微生物を用いたユビキノン-10の製造法、該製造法に有用なDNAおよびポリペプチド、該製造に有用な微生物、該微生物における遺伝子発現法、および該微生物の育種法を提供することができる

ラビリンチュラ類を宿主とするウイルス、並びにラビリンチュラ類の増殖制御法及び遺伝子操作法

2008年03月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-336409 出願日 : 2001年11月1日
公開番号 : 特許公開2003-135061 公開日 : 2003年5月13日
出願人 : 財団法人新産業創造研究機構 発明者 : 本多 大輔 外2名

発明の名称 : ラビリンチュラ類を宿主とするウイルス、並びにラビリンチュラ類の増殖制御法及び遺伝子操作法

【課題】 ラビリンチュラ類の原生生物の増殖を抑制する作用のあるウイルスを特定し、該ウイルスの利用方法を提供する。
【解決手段】 本ウイルスは、ラビリンチュラ類に付着しているものであり、このウイルスを投与することによって、ラビリンチュラ類を育種し、該ラビリンチュラ類のDHAの生産性の向上や、排水処理の為の増殖性の向上、蛤や蛸等の軟体動物や、海苔等の海藻等の有用生物に対する病原菌としての悪影響軽減等のための増殖抑制制御が可能となる。

鱗翅類の昆虫に由来するBT毒素レセプターおよび使用方法

2008年03月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2001-538518 出願日 : 2000年11月17日
公表番号 : 特許公表2003-514531 公表日 : 2003年4月22日
出願人 : パイオニア ハイ-ブレッド インターナショナル, インコーポレイテッド 発明者 : フラナガン, ロナルド ディー. 外2名

発明の名称 : 鱗翅類の昆虫に由来するBT毒素レセプターおよび使用方法

本発明は、Bt毒素耐性の管理に関する。本発明は特に、新規のBt毒素レセプターについての核酸およびポリペプチドの単離および特徴付けに関する。核酸およびポリペプチドは、新規の昆虫毒素を含む新規のBt毒素レセプターリガンドを同定することおよび設計することにおいて有用である。本発明はまた、Bt毒素レセプターをコードするヌクレオチド配列を有している単離された核酸分子を提供する。本発明はまた、アミノ酸配列を有している単離されたポリペプチドを提供する。