新垣 尚捷(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部)
ミトコンドリアの形態が従来から知られていた枝豆状の構造ではなく、細胞内ではその大部分が融合した網状体として存在することが明らかになり、ミトコンドリアの融合・分裂のメカニズムと生理的役割に関する研究が注目を集めている。我々は、ミトコンドリアの融合と分裂を制御する2種類の新規遺伝子を発見し、それらの遺伝子の生理的役割に関する研究からミトコンドリアの融合を促進すると細胞内の脂肪滴が減少することを見出し、 「ミトコンドリアの融合活性を指標にした新しい抗肥満薬スクリーニング系」を開発した。http://ccr.ccr.tokushima-u.ac.jp/kd/H18kd-pdf/180961.pdf
出願番号 : 特許出願2006-53112 出願日 : 2006年2月28日
公開番号 : 特許公開2007-228855 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 新垣 尚捷 外2名
発明の名称 : 抗肥満剤のスクリーニング方法
【課題】短期間で精度良く抗肥満剤をスクリーニングする方法や、かかるスクリーニング方法により得られる抗肥満剤や、抗肥満用食品・抗肥満用飼料や、脂肪細胞の分化の程度を短期間で精度良く判定する方法を提供すること。
【解決手段】分化した脂肪細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、分化した脂肪細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、前記被検物質が抗肥満剤であると評価することにより抗肥満剤をスクリーニングする。また、高級脂肪酸で処理したHela細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、高級脂肪酸で処理したHela細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、前記被検物質が抗肥満剤であると評価することにより抗肥満剤をスクリーニングする。 明細書Text >> J-tokkyo
ミトコンドリアの形態が従来から知られていた枝豆状の構造ではなく、細胞内ではその大部分が融合した網状体として存在することが明らかになり、ミトコンドリアの融合・分裂のメカニズムと生理的役割に関する研究が注目を集めている。我々は、ミトコンドリアの融合と分裂を制御する2種類の新規遺伝子を発見し、それらの遺伝子の生理的役割に関する研究からミトコンドリアの融合を促進すると細胞内の脂肪滴が減少することを見出し、 「ミトコンドリアの融合活性を指標にした新しい抗肥満薬スクリーニング系」を開発した。http://ccr.ccr.tokushima-u.ac.jp/kd/H18kd-pdf/180961.pdf
出願番号 : 特許出願2006-53112 出願日 : 2006年2月28日
公開番号 : 特許公開2007-228855 公開日 : 2007年9月13日
出願人 : 国立大学法人徳島大学 発明者 : 新垣 尚捷 外2名
発明の名称 : 抗肥満剤のスクリーニング方法
【課題】短期間で精度良く抗肥満剤をスクリーニングする方法や、かかるスクリーニング方法により得られる抗肥満剤や、抗肥満用食品・抗肥満用飼料や、脂肪細胞の分化の程度を短期間で精度良く判定する方法を提供すること。
【解決手段】分化した脂肪細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、分化した脂肪細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、前記被検物質が抗肥満剤であると評価することにより抗肥満剤をスクリーニングする。また、高級脂肪酸で処理したHela細胞を、被検物質の存在下に培養した後、細胞内のミトコンドリアの形態を観察し、高級脂肪酸で処理したHela細胞中の断片化及び/又は凝集したミトコンドリアが、チューブ状のネットワークを形成しているとき、前記被検物質が抗肥満剤であると評価することにより抗肥満剤をスクリーニングする。 明細書Text >> J-tokkyo