バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

5世代の鶏から薬効成分 遺伝子組み換えで英研究所

2007年01月15日 | NEWSクリッピング
 英北部のロスリン研究所のチームが、遺伝子を組み換えたニワトリを5世代にわたって飼育し、がん治療薬などに使える成分を卵に分泌させることに成功した。治療薬を安価に大量生産する道を開く可能性があるという。14日付の英日曜紙サンデー・タイムズが報じた。
 15日付の米科学アカデミー紀要に発表される。ロスリン研究所は、世界初の体細胞クローン羊「ドリー」を誕生させたことでも知られる。
 同紙によると、治療に使えるタンパク質をつくり出すヒトの遺伝子を雄のニワトリのDNAに組み込んだ。この雄と交配した雌のニワトリが産んだ卵の白身から必要なタンパク質を抽出。世代を重ねても、この遺伝子が受け継がれたことが確認されたという。共同通信>>東京新聞 2007年01月14日

アルツハイマー病に関与の遺伝子を特定 千葉大など

2007年01月15日 | NEWSクリッピング
 65歳以上で発症するタイプのアルツハイマー病に関係する遺伝子の一つをカナダ・トロント大、イタリア・トリノ大、千葉大などの国際研究チームが特定し、14日付米医学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。この遺伝子の型によって、発症しやすさに差があるという。治療法の開発などにつながると期待される。 朝日新聞2007-01-15


アルツハイマー病に関与の遺伝子を特定 千葉大など

2007年01月15日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 65歳以上で発症するタイプのアルツハイマー病に関係する遺伝子の一つをカナダ・トロント大、イタリア・トリノ大、千葉大などの国際研究チームが特定し、14日付米医学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。この遺伝子の型によって、発症しやすさに差があるという。治療法の開発などにつながると期待される。 朝日新聞2007-01-15


広島大学、青枯れ病菌の増殖を阻害するバクテリオファージの分離に成功

2007年01月15日 | 菌類 細菌
▼青枯れ病菌の安価かつ有効な検出・防除システムの構築を可能に
 広島大学生命分子情報学研究室(広島県東広島市)は、植物病原菌の一種である青枯れ病菌(Ralstonia solanacearum)に特異的に感染し、防除するバクテリオファージの単離に成功しました。これらのバクテリオファージは青枯れ病菌の増殖を特異的に阻害することで、主にナス科の植物で問題となっている青枯れ病の防除を可能にします。製剤化したファージを圃場等に散布するなど、青枯れ病菌の新しい防除方法の開発に期待がかかる成果です。日経ネットPress Release 2007-01-15
▼広島大学、青枯れ病菌防除のバクテリオファージ分離に成功
 15日、広島大学の生命分子情報学研究室は、植物病原菌の一種である青枯れ病菌(Ralstonia solanacearum)に特異的に感染し、防除するバクテリオファージの単離に成功したと発表した。IB Times 2007-01-15

藻類モノラフィディウム属によるアスタキサンチンの製造方法

2007年01月15日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 特願2006-140511 出願日 2006年5月19日 特許出願中:未公開
発明の名称 アスタキサンチンの製造方法
出願人/権利者 国立大学法人山口大学
技術概要 【目的】アスタキサンチンは赤色を呈するカロチノイドの色素の一種である。例えば、マダイやサケ・マスなどの魚類、あるいは甲殻類などは、その表皮、筋肉又は外殻等にアスタキサンチンを蓄積し、そのために表皮あるいは肉が美しい赤色もしくは桃色を呈する。このアスタキサンチンは食品(抗酸化作用)、医薬(抗炎症、抗がん作用)、水産分野(肉質改善、魚健康維持)での利用が期待されているが、現在流通しているアスタキサンチンは非常に高価で石油成分からの合成品であり、天然物の安価生産が求められている。そこで本発明は、天然物由来であり消費者に不安を与えることの無いアスタキサンチンの製造方法を提供すると共に、従来法よりも安価でかつ手間のかからない方法でアスタキサンチン生産微細藻類を培養する技術を提供する。
【効果】本発明により、藻類モノラフィディウム属(Monoraphidium属)を簡単な方法で培養することが出来、その藻類からアスタキサンチンを抽出することにより、アスタキサンチンを安価に提供することが出来る。また、アスタキサンチンを含有する安価な魚介類、家禽類用飼料を提供することが出来る。
【技術概要】藻類モノラフィディウム属(Monoraphidium属)の微細藻類はアスタキサンチン生産能が高く、生物内に多量のアスタキサンチンを蓄積することを見出した。しかも、その藻類の培養条件をいろいろと検討すると、従来から知られているアスタキサンチン生産微細生物の培養条件よりもはるかに簡単であり、手間とコストのかかる培養条件を要求しないという知見を得た。 
【利用分野】香粧品や医薬品、健康食品、家禽用飼料、魚類用飼料等。
J-Stage >> http://jstore.jst.go.jp/prompt/detail/5325.html

微生物を用いるオンチップバイオアッセイシステムの開発

2007年01月15日 | 菌類 細菌
近年、微小流体チップやマイクロアレイを用いた分析技術が生体分子をターゲットとして実用化されつつあるが、細胞による生物学的応答を利用する毒性試験などのバイオアッセイへの応用には、細胞の安定な保持やハイスループット化などの課題が残されている。この技術は、複数の貫通孔をアレイ状に配置した一枚のチップを、複数の微小流路を平行に配列した二枚の透明チップで挟み込み、その内部に形成される3次元の微小流体ネットワークを利用して、オンチップでのバイオアッセイを可能にし、複数の試験用微生物と複数の試料を掛け合わせた試験を同時に一組のチップ上で行おうというものである。J-Stage >> Technical eye 2005-11-01
◇オンチップバイオアッセイ方法及びキット
  公開番号 特開2005-46121 >>明細書

免疫賦活組成物及び該免疫賦活組成物を含有する乳製品

2007年01月15日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-375799 出願日 : 2004年12月27日
公開番号 : 特許公開2006-182665 公開日 : 2006年7月13日
出願人 : 焼津水産化学工業株式会社 発明者 : 又平 芳春 外2名

発明の名称 : 免疫賦活組成物及び該免疫賦活組成物を含有する乳製品

【課題】 安全性の高い糖質を有効成分とする、安価で新しい免疫賦活組成物、及び該免疫賦活組成物を含有する調整粉乳、乳飲料を提供する。
【解決手段】 免疫賦活組成物の有効成分として、N-アセチルラクトサミン、Galβ1-4Galβ1-4GlcNAc、及びA-Galβ1-4GlcNAc-B(前記式中、Galはガラクトース、GlcNAcはN-アセチルグルコサミンを表す。また、Aは1~6個のガラクトース、N-アセチルグルコサミン、フコース、シアル酸、硫酸基又はリン酸基を表し、Bは1~6個のガラクトース、N-アセチルグルコサミン、グルコース、マンノース、メチル基、エチル基、プロピル基、フェニル基、ニトロフェニル基又はメチルウンベリフェリル基を表す。)から選ばれた少なくとも1種を含有させる。

免疫賦活活性を有するオリゴデオキシヌクレオチド

2007年01月15日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-37488 出願日 : 2005年2月15日
公開番号 : 特許公開2006-223110 公開日 : 2006年8月31日
出願人 : 国立大学法人東北大学 外1名 発明者 : 齋藤 忠夫 外4名

発明の名称 : 免疫賦活剤

【課題】 安全で、かつ、大量に製造することが可能な、免疫賦活活性を有するオリゴデオキシヌクレオチドを提供する。
【解決手段】 ビフィドバクテリウム属細菌のゲノムDNAに由来する、配列番号1に示す塩基配列を有するオリゴデオキシヌクレオチドを、免疫賦活剤の有効成分とする。

乳酸発酵卵白を含む免疫賦活・アレルギー改善材およびその製造方法

2007年01月15日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-94187 出願日 : 2005年3月29日
公開番号 : 特許公開2006-273745 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : キユーピー株式会社 発明者 : 木村 守 外2名

発明の名称 : 免疫賦活・アレルギー改善材およびその製造方法、ならびに免疫賦活・アレルギー改善作用を有する食品組成物および医薬組成物

【課題】 乳酸発酵卵白を含む免疫賦活・アレルギー改善材およびその製造方法、ならびに免疫賦活・アレルギー改善作用を有する食品組成物および医薬組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明の免疫賦活・アレルギー改善材は、乳酸発酵卵白を含む。本発明の免疫賦活・アレルギー改善作用を有する食品組成物は、乳酸発酵卵白を含む。本発明の免疫賦活・アレルギー改善作用を有する医薬組成物は、乳酸発酵卵白を有効成分として含む。本発明の免疫賦活・アレルギー改善材の製造方法は、卵白水溶液に乳酸菌を添加して発酵させる工程を含む。