バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

体内細菌が肥満の一因~カロリー吸収を促進

2007年01月14日 | NEWSクリッピング
 太った人の消化管内には、カロリー吸収を促進して体重増加の原因となる微生物がやせた人よりも多く存在することが、ワシントン大学医学部(ミズーリ州セントルイス)の調査で明らかになった。その「消化促進菌」は人がやせ始めると減るが、これがあるためにやせるのが難しいと言えそうだ。調査結果は科学誌ネイチャーに掲載された。 U.S>FrontLine 2007-01-12

筋子の膜から健康食品 北日本化学が標津に工場建設 4月生産開始

2007年01月14日 | 加齢 老化制御
 化粧品・原料製造販売のベンチャー企業、北日本化学(札幌)は、産業廃棄物として処理されているサケの筋子の膜(卵巣外皮)から、ペプチド(アミノ酸結合体)を抽出する工場を根室管内標津町に建設、四月中旬から生産を開始する。ペプチドは肌の張りを保ったり、肝臓の機能を保護するなどの効果があるとされ、全国の健康食品メーカーなどに販売する。 北海道新聞 2007/01/13

インターロイキン1β前駆体の転換酵素をコードするDNA

2007年01月14日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願平6-502418 出願日 : 1993年6月14日
公表番号 : 特許公表平8-500242 公表日 : 1996年1月16日
出願人 : メルク エンド カンパニー インコーポレーテッド 発明者 : ハワード,アンドリユー・デイ 外4名

発明の名称 : インターロイキン1β前駆体の転換酵素をコードするDNA

インターロイキン-1β前駆体(プレ-IL-1β)の転換酵素(ICE)をコードする相補的DNA(cDNA)を、cDNAライブラリーから単離する。新生ICEの全長読み取り枠(ORF)をコードするcDNA、ICEの20kDaサブユニット及び10kDaサブユニットを夫々コードする個別cDNAを同定し配列決定する。ICEはプレ-IL-1βから成熟IL-1βへの転換において有用である。個別20kDa及び10kDaサブユニットを含む組換え的に産生されたICEは、炎症性疾患の診断、組換えIL-1βの産生及びICEの活性インヒビターの同定に有用である。

抗レトロウイルス物質プロヒビシンおよびそれを産生する微生物

2007年01月14日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP94/01468 国際出願日 : 1994年9月6日
国際公開番号 : WO95/07288 国際公開日 : 1995年3月16日
出願人 : 塩野義製薬株式会社 発明者 : 板崎 弘 外4名

発明の名称 : 抗レトロウイルス物質プロヒビシンおよびそれを産生する微生物

式:で示されるプロヒビシン、及びそれを産生するシュードモナス エス ピーPB-9015株を提供する。本発明の化合物プロヒビシンはHIV感染抑制作用を有するので、AIDSの治療及び予防に有用である。


オイルパーム幹の食物繊維粉末製造法と機能食品

2007年01月14日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平7-98349 出願日 : 1995年4月24日
公開番号 : 特許公開平8-221 公開日 : 1996年1月9日
出願人 : 渡邉 正中 発明者 : 印南 敏 外1名

発明の名称 : オイルパーム幹の食物繊維粉末製造法と機能食品

【目的】 食物繊維を多量に含有し、食物繊維および機能食品として安価で安定した供給を行うことのできる食物繊維パーム幹粉末とその機能食品をうることを目的とするものである。
【構成】 オイルパーム幹を切断してから粉砕して、維管束と食物繊維とに篩別し、その食物繊維を更に35~400メッシュ程度に選別し、その後室内気温15℃以上好ましくは32℃以下で水分含有量18%以下となるまで風乾燥して、食物繊維を70%以上含有し、ヘミセルロース、セルロース、リグニンを含有するオイルパーム幹の食物繊維粉末製品の製造方法である。

α-アミラーゼ活性阻害物質、その製造法及び糖尿病の予防・治療剤

2007年01月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-144394 出願日 : 1994年6月27日
公開番号 : 特許公開平8-12584 公開日 : 1996年1月16日
出願人 : 株式会社ヤクルト本社 発明者 : 茶谷 貴子 外3名

発明の名称 : α-アミラーゼ活性阻害物質、その製造法及びこれを含有する糖尿病の予防・治療剤

【構成】 次の理化学的性質を有するα-アミラーゼ活性阻害物質及びこれを含有する糖尿病予防・治療剤。
(1)ブタ膵臓由来のα-アミラーゼ及びヒト唾液由来のアミラーゼを阻害し、オオムギ由来のα-アミラーゼ、バチルス属微生物由来のα-アミラーゼ及びアスペルギルス属微生物由来のα-アミラーゼを阻害しない。(2)MW=19,500~21,000(ゲル濾過)。(3)4℃においてpH2~10の範囲で18時間安定である。(4)pH7及び温度100℃において3時間安定である。(5)プロティナーゼにより失活する。(6)水に可溶である。
【効果】 安定、安全かつ有効性に優れる。

総ビタミンB6 計測用バイオセンサ

2007年01月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-146836 出願日 : 1994年6月28日
公開番号 : 特許公開平8-15211 公開日 : 1996年1月19日
出願人 : マルハ株式会社 発明者 : 遠藤 英明 外3名

発明の名称 : 総ビタミンB6 計測用バイオセンサ

【目的】 試料中の総ビタミンB6 量を迅速且つ簡便に計測できる総ビタミンB6 計測用バイオセンサを提供すること。
【構成】 酵母サッカロミセス セレビシア(Sacharomyces cerevisiae) ATCC9080固定化膜と酸素電極とからなる微生物電極2、緩衝液槽3及びビタミンB6定量用基礎培地を含む試料液槽4から構成される、総ビタミンB6 計測用バイオセンサ1。

制癌免疫療法剤

2007年01月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平6-188756 出願日 : 1994年7月19日
公開番号 : 特許公開平8-27010 公開日 : 1996年1月30日
出願人 : ニチニチ製薬株式会社 外1名 発明者 : 山本 哲郎 外3名

発明の名称 : 制癌免疫療法剤

【構成】 エンテロコッカス・フェカリス属に属する微生物の菌体又はその処理物とドコサヘキサエン酸とを有効成分として含む、制癌免疫療法剤【効果】 本発明の制癌免疫療法剤に使用されるエンテロコッカス属菌は、腸内乳酸球菌であり、またドコサヘキサエン酸も、食品中に含有されている成分であるため、毒性及び副作用がなく、乳酸菌単独で用いるよりも増強された制癌活性を有する。従って、本発明の制癌療法剤は、乳癌、大腸癌等の種々の癌の治療薬及び改善薬として期待される。

脳腫瘍治療用発現ベクター

2007年01月14日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-173196 出願日 : 2005年6月14日
公開番号 : 特許公開2006-345726 公開日 : 2006年12月28日
出願人 : 国立大学法人浜松医科大学 発明者 : 難波 宏樹

発明の名称 : 脳腫瘍治療用発現ベクター

【課題】 自殺遺伝子を腫瘍部に運搬する汎用的なベクターを提供する。
【解決手段】 ヘルペスウイルスチミジンキナーゼ(HSVtk)遺伝子などの自殺遺伝子を挿入した間葉系幹細胞由来の発現ベクターである。この自殺遺伝子の発現によって生成する酵素(HSVtkなど)が、目的とする腫瘍細胞を死滅させる又はその増殖を阻害する薬物のプロドラッグ(ガンシクロビル(GCV)など)を薬理活性(細胞毒性)をもつ薬物に変換する。この発現ベクターは採取が格段に容易な間葉系幹細胞を用いているにもかかわらず、神経幹細胞を用いた場合(特許文献1、非特許文献3)よりもバイスタンダー効果が優れている。

バイオ塾情報創庫DB 新着情報2007-01-14

2007年01月14日 | 医薬工学 製剤 DDS
◇ビタミンAの製造方法
   http://blog.drecom.jp/bio21st/archive/142

◇ノロウイルス感染症の過剰報道 WebMaster's impressions 
 はっきり言って、マスコミの“無知さ”がコレ程良く解るエピソードはない。ノロウイルスって、ぶっちゃけて言えば“お腹の風邪”だ。同じ“風邪”でも急性上気道炎の方の患者数が10万人を越えても、“何処吹く風”なのに、ノロウイルスに関しちゃ、それを、まるで“コレラ”のような扱いで報道しまくっている。
患者数が『○○人を越えました~~~』と。OfficeOh! No 2006-12-18

◇宮崎県におけるH5亜型のA型インフルエンザウイルスの分離について(高病原性鳥インフルエンザの発生の確認)
http://www.maff.go.jp/www/press/2007/20070113press_1.html