バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ツボカビ症に関する解説書

2007年01月12日 | 菌類 細菌
爬虫類と両生類の臨床と病理のための研究会
国内のツボカビ症対策のために、爬虫類と両生類の病理と臨床のための研究会(SCAPARA)発行「両生類テキスト」の内容に、さらに諸外国の情報をとりいれて、作成したものです。国内におけるツボカビ症の拡散防止と根絶のために少しでも役立つことを望みます。 
SCAPARA 2007-01

◇カエル・ツボカビ病に関する専用リンク集
  http://www.asahi-net.or.jp/~zb4h-kskr/alien-s/tsubokabi.htm

世界最大の花「ラフレシア」 特異的に大きく進化 米研究チーム

2007年01月12日 | 植物&農業
 単体の花としては世界最大のラフレシアは、ポインセチアなどの小さな花が多いトウダイグサ科の中で、特異的に大きく進化したことが分かった。米ハーバード大などの研究チームが、細胞内小器官のミトコンドリアや細胞核のDNAを分析し、系統分類を解明した成果を米科学誌サイエンスの電子版に12日発表する。FujiSankei Business i. 2007/1/12

新たなHGF(肝実質細胞増殖因子)医薬特許が成立(日本)

2007年01月12日 | 医療 医薬 健康
-心筋症が対象-
本発明は、HGF遺伝子を心筋に投与し、HGFの血管新生作用に加え、繊維化減少作用に基づき心筋症を治療するものです。
さらにエコー(超音波画像診断装置)で観察しながらカテーテル等を用いてHGF遺伝子を心筋に投与することも可能であり、開胸手術を伴わない心筋症の新たな治療方法をも提供するものです。

【特許番号】特許第3865632号(P3865632)
【登録日】平成18年10月13日(2006.10.13)
肝実質細胞増殖因子(HGF)遺伝子を有効成分として含有する、心筋症治療剤。

【参考資料】
国際出願番号 : PCT/JP00/06947 国際出願日 : 2000年10月5日
国際公開番号 : WO01/026694 国際公開日 : 2001年4月19日
出願人 : アンジェス エムジー株式会社 発明者 : 森下 竜一 外2名

発明の名称 : 心筋症遺伝子治療

損傷を受けた心筋内に、センダイ・ウイルス(HVJ)-リポソームの形態にあるHGF遺伝子を、エコー使用下、非侵襲的に投与することにより、心筋層の血管新生の促進と線維化抑制を図り、心機能を回復させることができる。

インスリン反応性糖輸送担体の膜移行活性が測定可能な培養筋細胞

2007年01月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-167884 出願日 : 2005年6月8日
公開番号 : 特許公開2006-340637 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 国立大学法人東北大学 発明者 : 神崎 展 外1名

発明の名称 : インスリン反応性糖輸送担体の膜移行活性が測定可能な培養筋細胞

【課題】 インスリン等の外来刺激に依存的なGLUT4の膜移行活性測定に極めて適している培養筋細胞を提供し、更に、その細胞を用いるGLUT4の膜移行活性の測定方法を提供すること。
【解決手段】 野生型筋芽細胞と、細胞外部位に標識物質を有する組換え型GLUT4を構成的に発現する組換え型筋芽細胞を混合培養することによって得られる、該組換え型GLUT4を構成的に発現する分化型培養筋管細胞、及び、該細胞用いる組換え型GLUT4の膜移行活性の測定方法、特に外来刺激依存的な糖取り込み活性の測定方法。

抗腫瘍活性剤、及びこれを用いた健康食品、及び抗腫瘍活性作用の増強方法

2007年01月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-174091 出願日 : 2005年6月14日
公開番号 : 特許公開2006-347921 公開日 : 2006年12月28日
出願人 : 秋山 幸仁 外1名 発明者 : 中村 友幸 外2名

発明の名称 : 抗腫瘍活性剤、及びこれを用いた健康食品、及び抗腫瘍活性作用の増強方法

【課題】 アガリクス(Agaricsu blazeiMurill)菌糸体の液体培養物由来成分の抗腫瘍活性を増強させた抗腫瘍活性剤を提供することを目的とする。
【解決手段】
(1)アガリクス(Agaricus blazei Murill)菌糸体の液体培養物由来成分を、ビタミンCと併用する抗腫瘍活性剤。
(2)アガリクス菌糸体の液体培養物由来成分が、アガリクス菌糸体の培養液である前記(1)の抗腫瘍活性剤。
(3)アガリクス菌糸体の液体培養物由来成分が、アガリクス菌糸体の熱水抽出物である前記(2)の抗腫瘍活性剤。
(4)アガリクス(Agaricus blazeiMurill)菌糸体の液体培養物由来成分とビタミンCを添加した健康食品。

冷凍耐性パン酵母の分子育種

2007年01月12日 | 菌類 細菌
 冷凍生地製パン法に利用価値の高い冷凍耐性パン酵母の育種を遺伝子組換え手法により行った。実用パン酵母において、冷凍耐性に関与するトレハロースの分解酵素の遺伝子破壊を行ったところ、細胞内トレハロース蓄積量が増加し、冷凍耐性能が向上した。 食総研 応用微生物部>>研究成果

フロレチンのがん細胞へのアポトーシス誘導作用

2007年01月12日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
がん細胞にアポトーシスと呼ばれる生理的な細胞死を誘導することによって、がんが抑制されることが明らかになっている。本研究では、リンゴやナシ等に含まれるフロレチンが、がん細胞のアポトーシスを誘導することを明らかにした。食品総合研究所・食品機能部>> 研究成果

遺伝子組み換え密閉型工場が完成 産総研北海道センター

2007年01月12日 | NEWSクリッピング
 産業技術総合研究所北海道センター(札幌市豊平区)で、医薬品原料用の遺伝子組み換え植物を栽培する工場がほぼ完成し十日、関係者に公開された。完全密閉の環境で照明と水耕による植物栽培と、原料の抽出・精製までを一貫し行う世界初の施設で二月中にも栽培を始める。 北海道新聞2007-01-11


カビ毒を解毒する世界初のトウモロコシを作出

2007年01月12日 | NEWSクリッピング
- 家畜の飼料穀類の汚染問題などの解決に糸口 -
 すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、トンカツなどのおいしい肉が食卓に並ぶのは、安全で栄養のある飼料が動物に供給されるかどうかが、カギを握っています。ところが最近、飼料穀物に感染するカビが生産するカビ毒の被害が、欧米や東南アジアなど世界的な課題として問題視されています。
 ムギやトウモロコシに感染するアカカビ(フザリウム グラミネアルム)がつくるカビ毒(ゼアラレノン)は環境ホルモンとして働き、死産や流産を引き起こし家畜の生産性に打撃を与えています。カビ毒検査キットなどカビ毒に対処する対応が行われていますが、カビ毒を無くしたいという期待は高まる一方です。理研プレスリリース2007-01-10