山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

引越しは4回

2017-10-30 00:14:19 | お題
50代後半にして、引越し経験4回というのは、どちらかというと少ないほうだろう。

1度目は、小学校に入る少し前に、借家から新築一戸建てに引越したとき。
親ががんばって借金して家を建てたのだ。これは嬉しかったけど、なぜか引越し当日のことは何も覚えていない。
環境が変わったからか、引越し後に風邪をこじらせ、幼稚園の卒園式にも出なかったらしい。
母親も働き始めて、1人で留守番をすることもあり、西風の吹きつける家で、最初は風の音が怖かった記憶がある。
そこで、高校まで過ごす。

2度目は、短大に進学するため、東京のアパートに引越してきた。
この時は、布団と衣類と文房具を送ったくらいで、あとは最低限のカラーボックス・小さな食器戸棚・電化製品等を現地で買った。
東向き1階、4畳半の和室で、トイレは隣の部屋の人と共同。
隣が大家さんの家で、同じ敷地内のアパートは1階2部屋・2階2部屋の女性ばかりだった。
すぐそばに銭湯があった。洗濯はコインランドりー。暖房はなく、炬燵だけで冬を過ごした。
短大を卒業し、就職して、結婚する前まで住んでいた。

3度目は結婚で公営住宅に転居。その時点でかなり古かった。
窓はアルミサッシではなかった。4畳半・3畳・6畳とキッチン・風呂・トイレ。南向き日当たり風通しの環境よし。
小さな部屋がちまちまとある間取りだ。住んでる途中でコンクリートをぶっ壊してアルミサッシに改装された。家じゅう粉だらけ。
最初は夫婦だけで十分だったけど、子どもが2人育ってくると狭くて限界だった。
転居や家を買うことも考えたが、実行できず、子どもが高校から進学した時点で、1人ずつ1人暮らしをさせた。
地方から出てくる学生が1人暮らしをしているからである。
それに、自分が親元を離れて1人暮らしをした経験は、人生の中で貴重な経験だったと思ったので、娘たちにもそうした。
結果として、家族がバラバラにすごすのはちょっと寂しいものだがしょうがない。
また、家賃をそれぞれに払うというのも不経済ではあった。

4度目の引越しは、公営住宅の老朽化により建て直しになったからである。
そのため、別の場所にある新築住宅に引越すことができた。ただし、夫婦2人になったので、人数に相当する間取りの家にしか住めないので、2DKである。物はかなり捨てたが、4人で生活していたものを運びこむのは大変だった。
未だに引っ越しの段ボールが収納できず積み上がったまま。子どもが来ても寝るところもないのが不便だ。
家賃も上がってしまったが、不服は言えない。南向きで静かな住宅地。環境よし。

今後は、ここで一生を過ごすか、あるいは私の実家に帰るかのどちらかだろう。

そのほかに「引越し」と言えば、住まいではなく、通っていた高校の引越しがあった。
校舎が、1kmくらい離れた場所に建てられたので途中でそっちに移ったのだけど、机と椅子を生徒が運んだりしたのだった。あれは珍しい体験だろう。その日は制服ではなく私服で登校した。
母校っていうと、古い校舎を思い出す事が多いかな?でも、在学中に引越せたので、新しい校舎も使えてよかった。
そうでないと、母校が存在しないことになってしまうもの。
その新校舎ももう築40年にもなるんだな~と思うと、びっくりしちゃう。






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