山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

たま工業交流展の展示物2(耐震クラッチ))

2011-02-22 22:02:18 | 日記
★住宅内装機能金具



ここでも、色々と丁寧に説明していただきました。遠くから写真を撮ったら人が入ってしまって使えず残念です。とりあえず、上の表示だけでも載せておきます。

が、なんといっても、ここの製品は、知らずに自宅で使っていたというのが、驚きでした。

機能金具 とは、いろいろあると思いますが、その1つに
例えば地震が来て揺れたときに扉が開かなくなるというものです。

うちの家具は安物なので、そんなものはついていないと思っていたのです。だから、地震に備えて、観音開きの扉の左右の取っ手をひもかなんかで縛っておいたほうがいいかな、などと思っていました。

で、ここで、お話を聞くうちに、「ニトリ」の家具には、この会社の金具が付いていると聞きました。「おや?ウチの食器戸棚、田無のニトリで買ったぞ」と思い、帰宅してみてみました。



扉をあけると・・・



黒いのは普通の磁石の着いた金具です。白いのが耐震クラッチというもの。

金具を拡大


おお~っ!!!ついているぞ! ちゃんと、ついている。
地震が来ても開かないんだ。お皿が落ちて割れたりしないんだ。すごいな~

いったい、どういうしくみなっているのかというと、中におもりのようなものが入っていて、水平でなくなると傾き、それによってカギ状の部分が動いて、扉の方の部品と係合し、扉が開かなくなるらしいです。だから、地震の揺れが止まるとまた元通りに解除されるそうです。すごいですね。

それから、キッチンのつり戸棚などにもついていると聞いたので、こちらも安普請の住宅にはついていないだろうと思って見てみると、ちゃんとついているのでした。ほとんど同じ物です。ほほう~

 

自分が知らないところで、安全性がちゃんと気遣われてるって、ちょっと感激ですね。

この会社、ほかにもいろいろと工夫のある金具などが製造されているようです。
ドアがバタンと閉まらず、ゆっくりと静かに閉まる装置などもありました。

もともと、ボルトとナットを作っていたようですが、ドアのレバーやジョイント金具なども各種造られているようです。
カブトムシや蝉の形をしていて、ねじで組み立てる木製のキットなどもありました。

色々工夫があって面白いな~と思って、展示会で配布していたガイドブックを見てみると、特許件55件、実用新案19件、意匠件36件も持っているようです。

従業員は200名と、中小企業にしては結構多いです。

ムラコシ精工




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