山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

イメージを伝える難しさ

2012-11-25 19:01:48 | 日記
先日、フラワーアレンジメントを人に差し上げたのだが、花屋さんで作ってもらったものが、どうも自分が思ったイメージと違うものになってしまい、数日経った今でも腑に落ちない気分である。

そのときには、既にできあがったアレンジメントが2種類売られていて、黄・オレンジ色系とピンク・赤系だったので、ピンク赤系のもので別のものを作ってもらうように注文した。
そのとき、差し上げる人は年輩の方だが地味になりすぎないように、華やかさがあるようにしてほしいと頼んだ。入れたい花はあるかと聞かれたが、花の事はよくわからないし、全体の値段に対して使える花の折り合いもあるだろうから、特に指定はしなかった。

それで、楽しみに受け取りに行ったところ、包装されたアレンジメントを見て、「えっ???」と思ってしまった。
それは、最初に既に作られていたアレンジメントと全く同じ位置に同じ花が使われており、すべてが同じにしか見えなかったし、もともと既成の品が置かれていたところからは、その商品がなくなっていたのだ。最初に見た既製の売り物が、地味すぎると感じていたからこそ、それを買わないでいちいち別の物を作るように注文したのに、同じなのだから全くがっかりだ。

「これ、飾ってあったのと同じですよね」と聞くと、「いいえ、新しいものを作り直しましたよ」とはっきり言う。でも、全く記憶と同じものである。新しく作り直したと言っても、全く同じ花を使って同じ配置で作ったということなのか・・・。

「これでは、なんかぱっとしないな」と思い、追加料金を払って、ちょっと濃いピンクの花を1輪加えてもらった。しかし、最初から配置を考えて作ってあるはずなので、なんとなくおかしなバランスとなってしまう。また、すでに紙やセロハンで包装をしてリボンなどもつけているので、本来の容器との全体像を確認することができなかった。
さらに、紫やくすんだ赤・淡いピンクの中に濃いピンクが加わり、全体としては多少華やかな色合いを持つものとはなったものの、本来メインであるはずの花が沈んでしまい、脇役に添えた花がめだって、なんかまとまりのない変なものとなってしまったような気がするのだ。

家に帰って眺めても、「どうも、美しくない、調和もない、納得できない。こんなのもらってもきれいだと思わないんじゃないかな」とすっきりしない気分だったが、もうこうなっては、これを差し上げるしかないわけで、「もらった人がなんと思おうと、もうどうでもいいや、さしあげないよりはマシだろう」ということで、見切りをつけた。

今まで、3~4回くらいアレンジメントや花束を注文したことがあるが、「わあ、きれい」 「思ったとおりのもの」 「ステキ」などと満足出来たためしがない。
「あれっ、あげる人のイメージにどうも合わないなあ・・・」というのが、残念でならない。

そして、そんな花をあげる自分のセンスがおかしいと思われそうだし、これって全く自分の感性や趣味と一致しないのだ、と割りきれない思いに取りつかれている。
でも、私が気に入らないからって、もらった人は気に入るということもあるのかもしれない。

作ってもらったアレンジメントが地味すぎると感じ、華やかな花を加えてもらったらよけいに変になった、という話を人に話したら、「店の人はプロで、調和やバランスをよくわかっていて作っているのだから、あなたのような素人が別の花を加えてなんて頼むのは余計なことで、そんなことはしないほうがいい。地味に見えてもかえってそのほうがステキなんじゃない。よけいなものをいれてめちゃくちゃにしただけ。店の人が作ったままにするべきだった」と否定されてしまった。

ますます落ち込む。
店で注文する時に、見本が数種類載っているような写真か何かないかと聞いてみたが、そういうものはなかった。
結局、私の注文の仕方が悪かったんだろうけど、自分のイメージを人に伝えるのは本当に難しいと思う。

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