山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

家見学大好き

2007-07-24 19:19:11 | 未分類過去
家を買おうと思い立ったら不動産を見て歩くわけですが、必要だと思って即買うというのも難しいものです。
だいたい、そんなやり方では目が肥えていないわけで、まだまだ研究が足りないのです。
だから、実際には必要になってからでは遅いということもあるでしょう。そうやって急いで買うと失敗することも多いでしょう。

うちの夫は子どものときから貧乏で、父親が早く死に、母子家庭で、その母親も身体障害者になってしまったために、全くバックボーンというものがありません。もともと自分の家もなし、頭金を貸してくれる実家も当然なし、万が一自分が病気になっても助けを求めるところもなしですから、危険を冒すことはできません。石橋をたたいてたたいてたたいて・・・・でも、大丈夫という保証などないのですから、家なんか買えるわけがない。実際、会社はリストラ退職になったので、ローンを組んで家を買わなくてよかったです。

だから夫は家なんか最初から見て歩こうともしないわけです。実際、一家の主が動き出したら不動産屋さんも本気ですから、引くに引けなくなるかもしれません。そして、見ると無理をしてでもこんな家に住みたいな~と思ってしまうわけです。だから、夫の場合、そういうものには最初から近寄らないのですね。

しかし、私は近所に中古の家が売り出されると、好奇心で不動産屋に電話して見せてもらったりしていました。中古だと3700万円くらいのもあるのです。でも、かなり古くて狭いです。一戸建てとは言っても、一階にダイニングキッチンと風呂トイレ、二階に部屋2つなんていう極小な家があるわけです。この公営住宅と同じくらいの広さのものがふたつのフロアに分かれているとは驚きです。その上、日はあたらない、木造で古い、のですから全く意味がないですね。一戸建てに住んでいるといっても、悲惨な家族もいるんだなあと思います。
都内の一戸建てでは、1階はほとんど日が当たらない家も多いです。中古で4600万円くらいだせば、まあ、4人家族が普通に住めるくらいの広さの家があります。

中古でしかもそんなに築年数がたっていない家ってのもよくあるのですが、そういうのが意外にひどい。新しいといって喜べるものではありません。だいたい悲惨な間取りが多いですね。
ある家は、地下に二間つづきの部屋があったのですが、当然電気をつけないと真っ暗。1階はトイレと風呂と狭いキッチン。そう、なぜかキッチンだけです。冷蔵庫はどこに置くのかと思うほどスペースが無い。そして、2階に部屋が二つ。この家はいったいどこでご飯を食べるんだ????いちいち地下か2階に運んでいかなくちゃならないわけだ。
素人が設計したんでしょうか。こんな家はどんなに安くても、毎日ストレスがたまっていくことだろうと多います。だから空き家になって売りに出されているんでしょう。

一見広いスペースがあって面白いなと思っても、安い家はやはり土地がせまくて使い勝手が悪い。部屋のように見えてもロフトだったりするのです。夏は暑いだろうなあ。
3階にステキな窓があって見晴らし抜群だと思ったら、建築違反でした。見晴らしがいいってのは、普通の家の高さを守っていないわけでした。建築違反はローンの金利も高いそうです。だれも買いませんよこんな違法な家。今だに空家です。

不動産屋さんによっては、すごくいい家とか変な家とかを参考に見せてくれてとてもおもしろかったです。1000万高くなるとこういう感じですってわけです。やっぱりいいものはいいです。この家はお勧めできないというのも見せてくれて、見るからに作りが安っぽくて壁がぱかぱかだったりします。そういうのを比較して見せて、お勧めの家のよさを強調するわけですね。
まだ建っていない家の場合、似たような配置や似たような間取りの家、同じ工務店が手がけている家などを見せてくれました。
こんな感じになりますということで非常に参考になりました。

本当に家見学は面白いです。
でも、基本的には、買うまで案内され続けるということですから、家見学を趣味にすることはできません。それに毎週案内されていると、家見学に明け暮れて自由な時間がなくなってしまいます。これもかなり不便です。いい物件がでましたという電話がかかってくるたびに出かけていては他のことが何もできなくなります。
気の向いたときだけ行くというのも、家を本当に探していないことになってしまいます。

あるとき、ある不動産屋さんに案内されて高い家を参考に見ていたら、以前別の家を熱心に案内してくれた不動産屋さんと鉢合わせになってしまいました。もう家は買えなくなったと言って断わった後だったのでやばかったです。
向こうは他のお客さんを案内していましたが、気がつかないはずは無いのに完全無視でした。よほど気を悪くしたのかなoと思ったのですが、別のときに道端で合ったら愛想良くしていました。敵の不動産屋の前では知らない顔をするのが常識なのかな?

最初は中古住宅ばかり見ていたのですが、ローンを組むのに新築のほうが得なんだそうです。絶対に新築のほうがお勧めだというので、安い新築も見たりしていました。

でも、最近は家を買う可能性がゼロになったので、さすがに見学もできなくなりました。
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