山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

幼稚園の記憶

2017-04-27 00:03:55 | 日記2017
孫が幼稚園に入った。短い動画が送られてきて、幼稚園の先生がピアノで伴奏をしながら歌を歌っている。手の振りなどもついているみたいだ。
孫の様子はというと、それが、それほど楽しくもなさそうなのである。
まだ慣れていないからなのかもしれないが、乗り乗りとは到底言えない。
なんとなく合わせていると言う感じか。

そんな姿を見て思うが、子供にとって幼稚園というのは、何から何まで楽しいというわけではなく、つまらないことも結構あるものかもしれないなあということだ。

それで、自分も遥か50年以上も前のことを思い出したのだが、「むすんでひらいて」が実は嫌いだったのである。
あの歌は、どこも面白くないと思っていた。平坦というか、単純というか、それでいて毎日のようにやらされて、ちょっとうんざりだった。
先生は、子供たちをまとめようとするときに、「はい、お席について、結んで開いてですよ~~」なんていって、あれを一斉にやらせるわけだ。

あれは、子供を楽しませるのではなく、単なる先生の手段だった。
そういうのを、4歳の自分が心で感じていたのであって、もしかしたら、それは私1人ではなかったのかもしれない。

「ああいやだな」というあの場面が今でも記憶に残っている。

それでも、操り人形のようにそれをするうちに、むか~っとした気持ちが次第におさまって、その後はまんざらでもなく、普通に手を動かして歌ってたものだ。

自分にもそんなところがあったから、孫も同じような要素があるのかな?

それでも、幼稚園は、確かに楽しいことが多いとは思うのだけど、
孫もこれから老後に至るまで、どこかに通い続ける人生がすでに始まってるってことなんだな。


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