山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

前記事の修正+α

2013-01-21 19:23:42 | 車・運転・道路2013
前記事で、こんがらがったことを書いていましたので、ちょっと整理(自分のアタマを)したいと思います。

★雪の上の発進法

雪のうえで、クルマを発進するときには、Lではなく、それよりも回転数が高めの2速か3速にする。
それは、タイヤの回転力を弱めるため。

これが普通にLで発進すると、タイヤの回転力が強すぎる。それで、スタックを起こしている時などは、さらに雪を堀って状態を悪化させ、はまってしまう。

(このあたり、タイヤが力強く回ったほうが脱出できるのでは、と思っていたのですが、違うのですね。)

駐車場のオジサンも確かに「2速か3速にすると良い」と言っていました。
それは、脱出して別のところに停めたあとに教えてくれたことで、私は『バックで出るときのRに2速も3速もないよな~~』と不思議に思いつつ聞いていました。
それで、『前進する場合のことだろうな』と解釈したわけですが、同時に『それって、マニュアル車のことだよね。オートマじゃ選択できないし・・・』」と思い、
「マニュアル車じゃないので、できないですね。オートマだから。」と言ったら、オジサンは
「いや、オートマでもあるでしょ?」と言いました。
「ああ、そうですね。」と答え、私は自分の車についている「S」と「B」をアタマに描きました。『エンジンブレーキのことか・・・』(ちなみに私の車はATではなくCVTでした。)

そのあとの、解釈が変だったようです。
エンジンブレーキはエンジンの回転を遅くするもの。回転数が高いところから低い所へ、つまりローにするのだ、と思ってしまったのでした。それで、オジサンが「2速か3速に」と言った部分を「ローに」と入れ換えてしまったわけです。これは4速や5速に比べると低いけど、Lに比べれば高いわけですよね。逆でした。バカですね。

私の車の場合、エンジンブレーキは、上り坂や下り坂でシフトレバー「S」、急な上り坂や下り坂で「B」を使うとなっています。
実際、これがどの程度の段階のギアに相当するのかわからなかったのですが、オートマ車の場合のシフトレバーは、D4(1速~4速を自動的に変速)、3(下り坂)、2(急な下り坂)などとなっているところを見ると、Sが3、Bが2、ということになるようです。
やっぱりLよりは高いわけですよね。
発進は通常Lがあたりまえですから、「雪道でLにする」では意味なしですね。

で、Rはボッケニャンドリさんが教えてくださったように、ローとセカンドの間くらいだとしたら、バックの発進ではギアの調節はできないものの、Lよりは雪から脱出するのによさそう、というわけでしょうか。(これも、最初に思った事と逆でした。)

★空回りしていないほうのタイヤが動かない理由

そして、今回スタックを起こして知ったことですが、
車輪は、左右のどちらかが空回りすると、もう片方は動かない ということです。
片方が空回りしていても、もう片方が空回りしてなければ脱出できるはずでは?などと思うわけですが、動かないようになっているそうで。
それは、通常、カーブなどで右と左のタイヤの回転数は同じではないとのこと。外側のほうがいっぱい回っていることになります。同じだったら曲がれません。
そのために、ディファレンシャルギア(略してデフ)という装置があって、片方のタイヤが回転を止めてしまった場合でも、反対側のタイヤには回転を伝えることができるようになっているそうです。すると、スタックを起こしたときや、片方が脱輪したときには、役にたたないほうが回転し、もう片方は止まったままとなってしまう状況がおきるそうです。
このごろは、そういうときに、残されたほうが動くような「リミテッドスリップデフ」という高性能のデフがあるそうです。
私の車は普通のデフだったらしい。たぶん、左前車輪が空回りして、右が止まってました。

車とは複雑なものですね。