山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

出世、そんなの関係ねぇ

2007-10-17 00:48:48 | 未分類過去
母に電話をしたときに、電話をくれたおさな馴染みの話になったのですが、その人のご主人が、今や地元で「○○支店長」のような地位についているのだそうです。
それで、「○○ちゃんのご主人は偉くなって~~」のような話が母からでてきました。
それはそれでいいのですが、その言葉の端には「それにくらべるとあんたの夫は転落の道を歩み・・・」のようなにおいがぷんぷんとしているのです。

先日実家に帰ったときに、「最近夫が朝早く起きて、早朝にテレビをつけたり、ものをがさごそ動かしたりして、うるさくて寝られない」と私が母に話したところ、「そうでしょう、あんたの家は狭いから。この家は広いからよく眠れたでしょう」などという。
「狭い家だから寝られない、広い家なら寝られる。狭い家に住んでるから不都合がある」話がそっちに行きますか?
私は、「寝ている人間に対して思いやりがあるかないか、もっと思いやりをもってもらいたい」といいたいだけで、狭い家だからいけないというのが趣旨ではないのです。
単に、夫が「早起きの年寄り」タイプのようになっちゃったんだ、と言っているだけです。
狭い家でも寝られるんですよ。

広い家に住んでいるかいないか、役職についているかいないか。
どうして、そういうことで人間の価値をきめるのでしょうか。
たまたま、出世した、たまたま転落した。
おなじように努力したって、結果が違うことはあります。

一方、実家の町に住んでいる別の同級生の子どもは高校を中退してしまったのだと母が言いました。
そこにいくとうちの孫たちはみんなまともに育っているなどというわけです。
それだって、中退したのはその子なりの理由や事情があるのであって、だからろくなもんじゃないとか親の育て方が悪いとか、そんなふうに決め付けられるものではないでしょう。

そういう表面的なことで、人を評価するのはおかしいです。