山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

手放せないもの

2007-01-19 22:46:42 | トラックバック練習・ご意見板
日常無いと困るという意味で手放せないものは、「老眼鏡」。
これがないと、校正の仕事はもちろんできないが、新聞のテレビ欄も見えないし、レストランのメニューも見えないので、生きていけない。
ブログも書けない。

別の意味で手放せないもの、つまり、処分するとか人手に渡すとかして自分のものではないものとすることができないもの、つまり、記念の品、思い入れのある物。

それは何かというと、レッサーパンダのマスコット。
これは、短大1年の時に同級生の男子からもらったものだ。
一緒にドライブに行った時に買ってもらった。
そのとき、本当は黒っぽいモンチッチかゴリラみたいなのをを買ってくれようとしたのだが、私は茶色いレッサーパンダを希望した。
その人は中学2年のときに同じクラスだった人で、以前このブログに書いたこともあるA君である。
短大1年の夏休みに、冬休みに帰省したら連絡してと言われたが、私が連絡しないまま、そっちからも連絡がなかったままの人だ。

A君は今何をしているのか?

それが、今日すごい発見をした。A君は高校のときからあるスポーツのプロになりたいと言っていた。プロになるなんて大変なことだから内心たぶん無理だろうと思っていた。
しかし、以前からネットで、彼が取り組んでいたスポーツと彼の名前を入れて検索すると、あるスポーツクラブのプロコーチとしてヒットすることは知っていた。
しかし、それは同姓同名かもしれないと思っていた。

だが、今日、またやってみると、ある知らない人のブログが出てきて、その人のブログの中に、その人が出入りしているスポーツクラブのプロコーチとしてA君が出ていたのだ。そこには生徒を指導している姿が写真として載っていた。体格好が似ているが顔はよく見えない。
単に似ているだけかもしれないと思って、そのブログをどんどん遡ってみていくと、あまり大きくは載っていないのだが、顔もやはり似ているように思えた。
そして「一番熱意があるコーチで、独身だがなぜか子供の指導は抜群で、子供の信頼を得ている」と絶賛されていた。
A君は確かに明るくて面白い人だったから、子供が懐きそうである。だが、独身なんて信じられなかった。その人のブログは2年くらい遡ってみてしまったので、ものすごい閲覧数になってしまい、きっとそのひとは驚くことだろう。

その後、そのスポーツクラブのホームページを開いてみると、以前はなかった講師の写真入紹介が載っていた。おじさんになっている。しかし、確かにA君に違いなかった。

やっぱり、プロになったんだ! すごい!
自分の決めた道をしっかり進んだんだ!

やっぱり私の目に狂いはなかった。人から信頼され必要とされる立派な人になっている。

今後、A君に再会することがあるかどうかはわからないが、私もA君のがんばりに負けないように生きていきたい。
自分の専門分野で活躍し、ネットで検索したら本名がヒットするような人になりたい。

A君からもらったレッサーパンダはますます手放せず、励みにしていきたい。



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