
■ようやくご対面■
今日も昨日に続いて花を見に出かけていました。寄る年波?にかてないのかとっても疲れ瞼の上下が仲良しになっています。なので見たかった花「トラノスズカケ」だけ載せることにします。

これは今年8月6日牧野植物園で撮影。
牧野に通っていて毎年この花を見て、いつかは自生地で見たいと願っていました。そしたら知人宅の畑近くにあるということがひょんなことから昨年判明。今年は是非ということになり案内していただきました。

しかし、残念開花せず。大きい良い株で花のつきは申し分ない状態で茎を長く伸ばしていました。近寄ってよ~く見ると

少し色が見えています。仕方ないこれだけ見られたのだからと帰路につこうと別れ行動を別に散策。途中電話があり「一つだけ開花しているのでお出で~」とのこと。超うれしい~とぶっとばして現地へ行きました。

咲いていました。
トラノオスズカケ(ゴマノハグサ科・クガイソウ属)高知県内では東部に少々、西部にやや稀
林内や林縁で陽の当たらない薄暗い場所に生育する多年草.絶滅危惧種に指定されています。
茎は根元から斜めに立ち上がり、先は地を這うように70~150cmに達する茎を延ばす。途中土に接すれば発根成長。
葉に脇から、短い円錐形の花序 を出し、長さ5ミリ程の小さな紅紫の花を密につけます。
名の由来・・花序の様子が、虎の尾に似ているから。スズカケは同じく花序が山伏の衣装の鈴掛に似ているからトラノオ・スズカケ
みたまんま・・・こういう名の付け方は分かりやすく覚えやすくてありがたいです。でも、「トラ」というより「猫」の短いタイプの尻尾ににている。長く伸びた茎をトラノオとみなしたのかもと思ったりします。
今日お世話になったみなさんありがとうございました。おかげでようやく念願の花にあえました。次はたくさん開花しているのに出会いたいものですが・・・・